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第六巻 ゼロから立ち上がる力

力なき力は、どうやって生まれると思う?

「明日は時速1700kmでやって来る。地球の自転速度でやって来る。誰も逃げられやしない。みんな明日によって吹き飛ばされちゃうんだ。だから大事なのは、その場に立ち続ける強さじゃない。どこでも立っていられるバランス感覚なのさ」旅する案山子は、そう言っていたよ。 #twnovel




栗の木に住んでた眼鏡のネズミ君を覚えてるかい?彼は今じゃ、あのフクロウ博士の一番弟子だよ。そんな彼だけれど、初めは「明日までに『謙虚に学ぶ』とは何か答えられなければ二度と来るな」って追い返されたらしい。次の日、彼はどうしたか。かけてた眼鏡を踏み潰してみせたのさ。 #twnovel




私は時間泥棒だった。誰かの時間を頂戴して時間が足りない人に配ることが、使命だと思っていた。でも気が付くと、私は最愛の人の死を延ばしていた。なのに、あの人は今朝も私に微笑んでくれた。その温かい笑顔で、私は決心した。私とあの人の残りの人生よ、世界の全ての人々へ届け。 #twnovel




まだ火星の酸素濃度が薄いという事実を、地球の連中は過小評価している。早くデスクワークに戻りたい。だが一次入植者が残した基地の解体作業は、明日までかかりそうだ。「隊長、爆破した方が早いですよ」「ダメダメ。この資材は新たな基地建設に再利用するんだ。作るように壊せよ」 #twnovel




「今この瞬間から、諸君は名誉ある火星第一次入植民となった。諸君の最初の仕事は居住基地の設営である。祝杯をあげるのはいいが、くれぐれも震える手で金槌を打つんじゃないぞ。それともう一つ。この基地は今後の入植民の基地の資材に再利用される予定だ。壊すように作ってくれ」 #twnovel

作るように壊せ。壊すように作れ。


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第二章 第一巻 グローブは時を掴む

第二章 第二巻 時間泥棒に才能を

第二章 第七巻 時間解放戦線

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