表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一緒に背負いたいすべてを…  作者: 364日のサンタ
8/18

八話 新たな友情とホラー後編

「うわー助けてくれ〜」

「叫ぶなのよ余計に呼ぶかもだろう」

「そう言ったって〜どうしろってんだよ〜」

そう絶賛いま追われている。後ろからかなりの速度で追いかけてきている。しかも女の声もする更に周りの物も倒れてくるし、逃げるのが大変だ。さらにもうそろそろ体力の限界が近くなってきた。

「どっか隠れる場所はない?」 

「あるわけねーだーろう!」

「あっ謎の入口あそこに駆け込もう」

「オッケー」

扉を開け中に入りドアを締めて鍵も閉める。それから机の下に潜って、息を潜める。気づいてないかなでもまだ足音がする。どうしようバレたらお陀仏になってしまう冷や汗もとまらない。やっぱり来るべきじゃなかったんじゃないか、もしかしたら死ぬかもしれない。どうする希望さん達も心配だ。なにも起きてないといいけど。やっと足音も寒気も無くなったので安否の確認をする。

「大丈夫?」

「あぁ大丈夫だけど流石に危なかったな」

「そうだねやばかった」

「なんか喉乾いたな」

「でも何も持ってきてないよ」

「あれあそこにあるの飲み物じゃないかな」

そうやって指さした所を見ると、机の上に飲み物とお茶菓子が置いてあった。多分クッキーそれも手作りだだけど、こんなところにある飲み物を飲んでもいいのかな、でも確かに喉は乾いてる。どうするかここでのむべきか飲まないのが正解かどっちなんだ〜

「あれ美味しなこれ」

「おいー!何飲んでるだよ!」

「いや悩んだってしょうがないかなと思って」

「だとしてもだろうこんな所にあるの飲んだら腹壊すぞ」

「でもこれ変な匂いとかしないぞ」

「そうなのか?」

まぁそう言うなら飲もう。そう思い飲んでみると美味しかった。特殊な茶葉だったのか独特な味はしたがかなり美味しかった。それに喉も潤った。よしこれならもう一回ぐらいなら逃げれる。ついでに横にあったお菓子も食べてみた。お腹が空いていたのもあって何も気にせず食べてしまった。

「美味しかったかしら」

「あぁとても美味しいですよ〜」

「お茶は気に入ってくれたかしら」

「めっちゃ美味しいですよ!」

「ありがとうふふふ」

「って誰」

「えっ今さっきまで鬼ごっこしてたわよね」

「てことは…俺達死んだのか」

「あぁそうみたい加村生贄になってくれないか」

「はぁなんでだよ死ぬなら一緒だろう!」

「嫌だよこんなところで死にたくない」

「いや俺だって死にたくないよー!」

「大丈夫殺さないわよ私にそんな趣味ないし」

「そうなんですか」

「えぇ」

その後に話を聞いた所ここに住んでいる幽霊の一人とのこと。よくトンネルから出て買い物に出たり自分でお菓子を作くったりするとか比較的安全なことがわかった。最初に追いかけたのも実はただ来客が来たからだったらしい。つまり出迎えてくれようとした人から逃げたってことか。いや幽霊かそれよりも優しいなら良かった。でもどう話そうかやっぱりここは普段なトークとかでもどんなのが幽霊の普段トークなのかわからないどうすればいいんだそうだ。

「このトンネルの事聞いてもいいかな」

「あははそれは面白いですね今はそんなこともあるんですか」

「そうなんだよあんなことやこんなことがさ」

「……」

まじか一瞬の内に打ち解けてやがる流石コミュ力化け物ここは任せよう。そう思い新たな一枚のクッキー噛んでいると

「そういえばさ〜今友達がトンネルの方に入ったんだけどあっちも君みたいな感じなのかな」

「えっあっちはやばいよ早く帰らせないと殺されちゃう」

「えっ……マジー!!」

「どうしようどうするってオマエー!」

「何食ってんだよ」

「いや楽しそうだな〜と思いいつつ悲しみを紛らわすために」

「それより3人が危ないそうだ」

「えっ…」

その後加村から話を聞いたら、真ん中のトンネルに入る幽霊は強力でしかも女好きだとのこと。これは大変だと思い向かおうとすると止められた

「いかなきゃ」

「もう無理よ今から行ったら貴方達も死んじゃうわよ」

「だとしても助けないと」

「だったら外で待つ事よ絶対にはいっちゃ行けないからね」

そう言われて急いで外に出て皆を待つことにした。それからは時間がゆっくり進むように感じた。あまりの緊張にか声が出なかった。それは加村も同じだったのかいつも以上にいやまったくの無口だった。その後約一時間ぐらい待って出できた。そしたら開口一番

「速く逃げないと」

「わかった急ごう」

そうして皆で急いでバスに乗り。最初に集まった場所で話をしてある程度時間が経つまでは、みんなで過ごすことを決めた。近くのお店でご飯を食べることにした。でも希望さんはなにか嬉しそうだった。何かいいことがあったのだろうかそれともあまりの恐怖でおかしくなっているのかな。どっちなのかは聞いてみるべきかな聞かないほうがいいかもしれないでも聞いてみたい

「希望さんなんか嬉しそうだね」

「えっいやその実は二人と仲良くなって初めての友達で嬉しくこんな状況なのにごめんなさい」

「あぁ~女の子に謝らせたそんな悪い人からは守ってあげるね〜」

「別にそういうつもりじゃないんだ…」

「にしてもさ〜よく大丈夫だだったね」

「実はあることがあって」


どうしよう初めての人だから緊張するなでも仲良くなりたいなダメダメ私は周りを不幸にするからでも友達ぐらいならでもやっぱだめだよねそういえばかなり薄暗い本当に大丈夫かな

「ねぇ~怖くないこの場所ジメジメしてしてるしさ〜」

「確かに少し怖く感じます」 

「ねぇ~貴方はどう思う」

「私!えっと怖い…かな」

「そうなんだ~私は全然!怖くない!」

「何なら叫んじゃおうか!」

「わー!!」

「あまり大声を出すと大変なことになるかもしれないよわよ」

なんかとても楽しそうでももうそろそろ私は先に出たほうがいい気がするだってこのままここに居て何かあったら私のせいだから

「私先に戻ってるね」

「えぇ~なんでー」

「いや私がいると皆に迷惑かけるかもしれないから」

「どういうことですか」

その後私は自分が不幸体質であることを説明したそうすると二人は

「えぇ~全然いいけどね!ハプニングがあればそれそれはで楽しいし ねぇ!」

「確かに楽しい気がしますし皆の中を深められますよ」

「逆に不幸なんてどんと来いだよだから安心して大丈〜夫」

「本当にいいの?」

「いいよそうだ名前教えてよ」

「私は希望」

「私は翔っていうだよ名前通りでしょ」

「私は穂波よろしく」

それからはみんなで楽しく話しながら先に進んだある程度歩いていると開けた場所に出たただここで嫌な予感がしたので立ち止まると

「どうしたの」

「どした〜」

「なんかいる」

「えっ…」

そう眼の前には少し太気味な体系の男の人とその後ろには沢山の男の人達がいたそうするといきなり喋りだした。

「久しぶりの女だ美味しそうだな」

私は一瞬の内に寒気にさらされた更に体が動かない。なんとかして逃げないと行けないのに声も出なかった相手続けていった

「頭から吸うのがいいかいや胸からどっちにするかな〜」

聞くだけでも恐ろしい声に言葉が聞こえる。このままだと殺さる。やっぱり私のせいだ私のせいでみんなが

「あんたのせいじゃないよ」

聞き覚えのある声が聞こえたこの声は

「おはぽよ〜縁結び参上助けに来たよ〜」

「私がここはどうにかするから先逃げなさ〜い」

「ありがとう」

そう言われた瞬間すぐに動けるようになったそして急いで出口に向かって走り出した。


後ろに消えていく三人を見届けた縁結びは

「うんやっぱ可愛い〜さてここからどうしようか」

「小娘一人で何ができよ」

「これでも神だよ〜」


「それから全力で私達は後ろ振り向くことなく外に出て今に至るの」

「そんなことがあったのかそれは大変だったんだね」

そう考えると今も二人は戦っているのかな

「それそれでやばくねぇ〜か」

「なんで~」

「だってもし負けたらさ」

「無いとは思う」

それから話し合っていると急に大きな揺れがおきた何がおきたのかわからなかったが急いで机の下に隠れてやり過ごした

「かなり揺れたな〜」

「地震だって」

地震か不穏なことが起きるなと思いつつその日は解散した。それからそれぞれの安否確認をするために家に帰ってからも安否確認のために各々電話を通話状態にして常に誰かと話しながらその日を過ごした。初めてのお泊り会をした気分だった。それに希望さんに友人ができたのはよかったな楽しそうに話してた。他の友達と遊ぶ内に自分は必要無くなると思ったんだがそうでもなかった。そう感じたのは次の日だった。なんと希望さんからの呼び出しだった。何事かと思い走っていくとそこには私服の希望さんがいた。

「どうしたの」

「いや少し怖くなって一緒に散歩…しない」

そう言いながらもかなり怯えている様子だった。昨日の今日だからしょうがないか、因みになんで僕かというと友達になった。あの子達は住んでいるところが遠くなのでやめたとのこと。ただ歩くだけでもかなり心は落ち着く。ものだし。昔はよく僕もやっていた気がする。その後二人で公園に行ったり、もう一つの公園に行ったり行ったことない道を歩いてみたりしながら約一時間ぐらい過ごした。かなり歩いて疲れてきた。

「飲み物のまない?」

「いいよ」

「自販機で買おう」

近くの駄菓子屋さんによって飲み物とお菓子を買った

「あれ?1つ多いよおばあちゃん」

「あぁ~おまけだよ、最近の子はあまり来ないからねぇ〜」

「そうなんですか」

「うふ久しぶりに元気になったよありがとう」

「いえいえ」

そう言って出てから思ったいつかなくなってしまうのだろうかと

「なくならない内にもう一回行きたいね」

「うん」

そう話してそれから更に歩いてその日は解散した。にしても足が疲れた。まさしく足が棒だ。今日はご飯は作る気が起きないのでデリバリーにする。今日は久しぶりにブックの新作の本バーガーを食べようかな、本のような形したハンバーガーでパンの色は青で中に入ってる肉が三種類の肉のパティらしいとても気になるので食べることにした。そして届くとより一層おかしさを感じた。理由はもちろんパンの色が青という色はここまで食欲をそそらないものだろうか。そして思ったより食べていて気付いたがかなりのボリュームのためかなかなか食べきらない。まだ半分も食べ切れていないそういえば宿題終わらせなきゃ先輩達はどうしてるかな、いまはとても忙しいだろう。それからは特に何事もなく夏休みを過ごし遂に二学期のスタートだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ