三話 希望さんの苦手なもの
あの神社での出来事から数ヶ月が経ち。ついに梅雨を迎えた。希望さんからは何故か、無視されるようになった。例えば前までは廊下で会えば挨拶ぐらいはしてくたのだけどこの頃は無視されるようになった更にこの頃は昼食も一緒に食べていないまぁ元々あまり関わらないようにと言われているので、気にしないようにしている。それから何日経ってもやっぱり無視されるな何かあったのかな。話しかけたいけど約束している以上これ以上は何もできないなと諦めていた。そんな自分に好機が訪れるなんと今日の授業は、他クラスと合同である調べ物をするのだ。そして今は絶賛作業中だ。ここで解説する、この合同授業はパソコン室でやっているるもので内容は、最近あったニュースで気になることを調べるというもので、俺は食中毒の事件について調べている。でもわからない所があるので希望さんに、助言を頂こうという作戦だうまくいけば話すことができるだろ。そして話しかけた
「えっとここどうやってすればいいんだっけ」
そう言うとなんと全員に無視された。なんと全員である班の一人や二人は答えてくれるだろうと思ったのに、オール無視本当に自分は嫌われていのだろうか、外を眺めると雨がいきよいよく降っていた。雷も、降っている。はぁどうすればいいんだろうかそんな事を考えている内に授業が終わり次の授業の準備をしていたが始まらなかったなんと雨の影響で、今日は今から帰宅らしい確かに雷があり得ないほど降っている。けれどそこまでかなまぁ速く帰れるならいいか。その後は慌ただしく皆が帰っていた。さてある程度やること終わったしかえるとしよう。そして校門に向かうと困っている希望さんがいた。なんと雷がなるたびに震えていた怖いのかな雷が、ここは自分がなんとかできないかなでもまた無視されるのではないかでもやっぱり放っておけない
「大丈夫」
「私は大丈夫」
そう言う希望さんの足を見るとかなり震えていたなんか別の話をして気を紛らせよう
「あぁそういえば聞いてもいいかな」
「何を」
「何で無視してたのかなって」
そう言うとうつむき気味ぼそっと喋った
「いや私のせいで雷に打たれるかもと思って」
なんと話を聞くと、梅雨は特に嫌なことが起きるので嫌いでなおかつ人に迷惑をかけたくないので話さなかったらしい。そんなに気にしなくても雷ぐらいなら生存できかもしれないしいいのにでもなぜか自分のことを考えてくれたことが、すごくうれしく感じてしまう
「自分は大丈夫だよ逆に守ってあげる」
ヤベ勢い余って変なことを言ってしまった速く訂正しないと
「いや守りたいっていうのは別に深い意味はなくてね元気づけるために言ったんだよ」
「そうなのありがとうとっても嬉しい」
そう言うとなぜか希望さん楽しそうに近づいて来て横に来たとってもいい匂いがする。嫌そうじゃないんだけどなんで近づいたか聞かないと
「えっと~何で近づいたの」
「えっだって助けてくれるって言ってくれたから」
「だめ?」
そう目をうるませながら見上げられるヤバいその顔で見られたら断れないその後色々考えた結果。梅雨のせいで性格が可愛い系になっているだとおもう。いつもならえっちょっとキモイみたいな目で見てくる事が多いのに、いやでも前から素直な所は素直なのにまぁ場合によるのだろう。じゃあ梅雨時期はできるだけ気にかけながら助けてあげよう自分で言ったん事だからな
「だめじゃないよじゃあ帰ろうか」
「うんそうしましょう」
その日はなんとか終わった。でも終わりじゃなかったそれから梅雨の時期はとにかく助けた。例えば雷がなりまくっていた日は、前のように帰ることになって帰ろうとすると、なんと希望さんが行方をくらましたという。探しに行かなくてはそうして色々な部屋をかたっぱしに見て回っていると何かの物音が聞こえた。図書館の下からだ。因みに図書館のしたは視聴覚室と危険物保管部屋がある場所だ。中々近寄ることはないので行ってみることにした。だがそこには何もなかった。そう信じることにした何故なら誰もいないのに笑い声と泣き声がしたからだ
そしてまた上に戻り図書館に入ると希望さんを見つけた。絵本コーナーのソファで寝ていた。こう見るとさらに可愛く見える長い紫の髪をだらんと伸ばしている姿は言い表すなら眠り姫だ。いやそんな事を考える前に起こさなくちゃ学校から帰らなければならないこと伝えなければ
「起きてもう学校から変える時間だよ」
「うんまだちょっと〜」
と言いながらねえがえりをするとその後も何かを喋っていたが聞き取れなかった。その中で唯一気にになったのは全く起きないということ。今さっきから何度も起こそうと声かけるが起きないのだ。ここまで起きないとすごいと思う。仕方ないので別の手段に変えることにした。自分はそこでスマホを取り出したもちろん周りを気にしながらだ。この学校では持ってくるのは良いが使うのはだめなんだ。だからこそっと使い雷の音をだしたそうすると飛び上がりながらおきた。そして少しムスッとしだ顔をしていたやはり怒らせたか謝らなきゃな
「ごめん中々起きなかったから」
「いい私が起きなかったのが悪いから」
「あぁーそういえば学校今から下校だって」
「また~」
そう言いながらのそのそ起き上がりながら髪を整えていた。少しドキドキしたのはナイショだ。その後はバス停まで送って終わりだ。後何回こんな事があるかわからないから明日からも注意しておこう。そう思った矢先次の日はなんと弁当を忘れたらしいので買ってきてあげた。食堂に余っていたものだが喜んでくれた
「ごめんそれしかなかった」
「別にいいよ買ってくれただけありがたいから」
そう言って笑いかけてくれたやっぱり優しいんだなとおもったその後は食べ終わり図書館に向かう途中で先輩にあった
「あっひっさしぶり~」
と声かけてくるのは三年の先輩だ
「前の時はありがとうございました」
「別にいいよ後輩ちゃんのためだしね」
「友人?」
なんと気づかなかったがその後ろにうっすらと立つ女の人がいた
「ああ〜前あった後輩だ」
「すすみませんああいごごと申します」
やっぱりだめだ初対面の時あんなに話しかけやすかった。先輩というより受け答え強制してきた?先輩と違って自分から挨拶するのはやはり難易度が高い、そんな事考えてると相手から挨拶があった。
「どうもはじめまして2年の名坂です」
そんな挨拶がかわされたあと何気なく先輩が言った。
「実はさこの子人見知りなんだそこんとこは理解してくれるよね〜」
なんと人見知りらしいだから先輩の後ろに隠れていたのか、じゃあ挨拶するのはハードル高かったかないや大丈夫そうかな
「あっ一つ聞こうと思っててね〜」
「応援団やる?」
「えっ!なんでですか」
「イヤ~やっぱり知ってる人がいいかな~と思って」
「うんまぁ考えときますよ」
「いい返事待ってるよ〜」
そう言いながら廊下を去っていくの見た。そうかもうそろそろ体育祭の時期か応援団やってみようかな。あっとそんな事考える前に希望さんはどこかな教室にはいなかったし、そう思いながら歩いているとぶつかってしまった咄嗟に謝ろうとするとなんと相手は希望さんだった
「ゴメン当たった」
「うんいいよ」
「希望さん今日は一緒に帰る」
そう誘うと希望さんはうんと頷いて教室に入っていった。たぶん準備しに行ったのかなそれから少しして荷物を持った希望さんが出てきた
「荷物多いねどうしたの」
「いや持って帰り忘れてて」
そうなのかたぶん女性というものはこうなのだろうと思いその日は帰った
その次の日は家でゆっくり休もうと思ってテレビを見ているとなんと来週は、ついに梅雨があけるとのこと。これで性格は戻るのかなでもあの希望さんもいいな、でも次あったらキモいとか言われるかもしれないなだって梅雨で性格が変わってるときに話しかけたもんんな。まぁその時は、謝ろうと考えてると別のニュースが流れていた高校生が自殺と書かれたニュースで親は知らなかったと言っている映像が流れている自分はそっとテレビを消し、昼のご飯準備をしようと、冷蔵庫を開けると、何も入ってなかった。今日は、買いに行かなきゃだめかなそう思って支度をした。スーパーについたが今日は何を作ろうかなたまには袋のラーメンでもいいかなと考えていたら人にぶつかってしまった
「ごめんなさい」
と咄嗟に謝ったすると相手は
「彼方くんどうしたの」
「えっ希望さん」
なんとそこには私服姿の希望さんだった。ワンピース姿は神々しく美しいと話すのが苦手な自分にいわしてしまいそうな雰囲気をしていた。後話し方が前に戻ってる本当に梅雨時期は、ああなってしまうのか
「前の時はありがとう」
「どうしても梅雨の時期は性格が少し変わるの」
「そうなんだでも可愛かったよ」
「えっ」
やっば勢いで言っちゃたどうしようキモいとか言われるかな
「ありが…とう」
「顔が赤いよ大丈夫?」
「なんでもない!」
そう言って怒りながら走り去ってしまった。僕何かやっちゃったかなまぁ大丈夫そうだったしさて自分はご飯でも探すかな、そしてその日は結局弁当とおかずとラーメン買って夜は一人でタコパしただがもちろん一人なので寂しさ前回である。だがそれでいい
やばいどうしよう梅雨時期だからこそ気をつけてたのに優しさが眩しすぎて頼みすぎちゃった。来週から梅雨が切れるから普通に振る舞えるといいけど、そう私は梅雨が苦手でいつもようなクールな感じが出しづらくなる。だからこそ梅雨時期は人とは関わらないって決めてたのに〜でも普通はできないから以外にありかもしれない。いやだめ、他の人を不幸にはしたくないでも愛護くんだったら何も言わないかも?いや何考えてるのよしょうがない。外にでも出ようそう思ってテレビ消そうとした。でもその手を止めた高校生が自殺をしたとのことだ世の中いいことだけじゃないのかなそう思いテレビを消して
「いってきま~す」
「いってらしゃっい」
どこに行こうかなそうだ新作スイーツの発売日だっただったらあのスーパーに行こうかな。そうそうここスモールだ因みに店の意味はいいものぎゅっと詰まってるお店らしい
さてどこにあるかなと探していると、ぶつかってしまった謝ろうとするも先に向こうから謝ってきた。顔を見るとなんと愛護くんだったやばいと思いながら話を終えてすぐにその場を離れる
「ふ〜危なかったあれでも」
なんとなく普通に話せたやった!調子が戻ってきたみたいそのまま新作スイーツを買って、家に帰ったそうすると母が
「どうしたのやけに嬉しそうじゃない」
「いや新作スイーツを買えて」
「それは良かったねスプーン出そうか」
「ありがとう」
そういえばもうそろそろ体育祭の時期かな愛護くん応援団やったらかっこいいだろうな
その頃同じこと考えてる不純な青年がいた
希望さんはチアかなきっとかわいいんだろうなでもやらないかな周り迷惑かかるからて言って
二人考えていることは叶うのかそれ又次の話であっ?こんなナレーションなかったっていやいいじゃんたまにはさ