二十一話 二回目の体育祭前編
月曜日になったが加村の言っていた。特訓とはなんのことなのか疑問に思い加村に話しかけた。
「加村前電話で言ってた特訓ってなんのこと?」
「あぁ~それなら勿論体育祭の特訓のことだ」
詳しい説明は今日の放課後に話とのことだったので放課後まで待つことにした。そんなこんなで帰りのホームルームが終わって少し待っていると加村が少し申し訳無さそうに話し掛けてきた。
「実は特訓のことなんだがな」
「どうしたんだ」
「よくよく考えたらさ体育館とかって部活が使ってるよなだからさ特訓はごめんできない申し訳ない」
と平謝りしてくる。まぁ別に無理に受けたかったわけじゃないし問題ないかな。次の日の朝の会で今回はランダムでチーム分けがされるらしく、今日の放課後にチーム分けが行われるので覚悟するようにと先生から言われた。周りの同級生はもしかしたら敵チームだったかもしれない友人と同じチームに、なれるのではないかとガヤガヤしていた。そんな中加村が話しかけてきた。
「この前特訓無しになった代わりだ受け取ってくれ」
そう言って渡してくれたのは紙束だった
「何これ?」
「それは今回の特訓でやろうと思ってた内容だ暇があれば家でもできるようにと書いて持ってきたんだ」
そう言って自分の机の上にそれを置いて笑顔で避っていた。最近加村が変な行動を起こすようになったけど僕は何かやってしまったのだろうか、その後希望さんに加村が渡してくれた特訓冊子を見せた。
「何それ」
「実はさ…」
今日の朝になっていたあった事を話した
「そんな事が、少し読んでいい?」
と聞かれたので読んでいいよと言って渡すと、冊子を開いて読み出した。こいうのにも少し興味があるのかなと思いながら僕は時々飛んでくるボールを弾き返しながら昼休みを過ごした。終礼になり黒板にチーム分けの紙が張り出された。確認しに席を立って黒板の前まで行こうと思ったが、人が多くて全く前が見えない。なんとか自分の番号を見つけた。そしてチームは緑だったので緑の教室に移動する。その移動途中に希望さんに会った。
「希望さんはどこのチームだった?」
「私は緑」
「僕も緑」
「そうなんだ」
そこで話は途切れて、跡は特に話すこともなく教室に着いた。そこには同じ緑チームが集っていた。因みに今年からチームの色が少し変わっていて前までは、赤、白、青だったのがショッキングピンク、エメラルドグリーン、白二百色に変更され、更にはテントの色もこれに変わるのだとか。てか白二百色って何?まぁ取り敢えず僕は緑ってことでいいかな。そして眼の前に緑の団長が立って、皆の心が一つになるような宣言をして、今日は終わった。明日は競技の選手決めとのこと。その後家に帰って、集まった時に渡された競技の一覧を見てみる事にした。その中でしたいものを考えた結果とくにしたいものは見つからなかった。なので余ったものをやろうと考えて、今日の見たかったテレビを見てその日は寝た。次の日の昼休み弁当を持っていつも場所に行く。
「希望さんおはよう」
そう言うと希望さんは今日も少し眠たげに目をこすりながら。
「おはよう」
「今日の競技決めどうする?」
と聞いてみると少し首をかしげながら答えてくれた
「私は特にないかも」
そうか特にないのか昼ごはんを食べて、別れた後も何をするか迷いながら残りの授業を受けた。そして放課後昨日集まった教室に向かい競技決めが始まった。
「まず最初に黒板に書いてる中でしたいものの下に名前を書いて下さい」
そう言われて直ぐに席を立たず黒板の前から人がいなくなるまで少し待つ事にした。少し人が減ってきた所で黒板の前に行った。何が余っているか確認すると残っているのは二人三脚障害物競走、借り物競走、畳運びの三つまず最初に畳運びはやりたくないので、残り二つかどっちかって言ったら…二人三脚障害物競走かなそうして名前を全員書き終えるのを確認した。団長と副団長が人数的に大丈夫な所に丸をつけていた。丸をつけ終わると、多すぎる所のじゃんけん大会がスタートした。そんなこんなして競技が決まった。因みにパートーナーを確認するためにもう一度黒板を見ると、一緒に走る相手は…希望さん?!驚きと嬉しさが混じりながらその日は家に帰った。不安と嬉しさで、あまり眠ることができなかった次の日放課後加村がなんの競技になったのか聞いてきた。
「なぁ今回の競技何したんだ〜」
「僕は二人三脚障害物競走」
「へぇ~俺は借り物競走…因みに相手は誰なんだ?」
と最後の部分を少しヒソヒソ声で聞いてくる僕も少し小さな声返した。
「希望さん」
「まじか良かったじゃん」
嬉しいんだけどなそう思いながら家に帰った。家で、加村が渡してくれた冊子を見るとそこには大量の特訓が書かれていた。例えば基礎的な筋トレから競技に合わせた特訓方法等これを全部しようとしていたと思うと行われなくてよかったと思う。そんな事を考えながらも少しは練習とかして置いた方がいいとも思ってたので、冊子に書いてある筋トレを夜ご飯が届くまでやった。ご飯が届いたので筋トレを辞めた。はぁ〜来週からは本格的な体育祭の練習が始まる。授業がないのはいいんだけどな、そう思いながらその日は眠りについた。土曜日は特訓冊子に書いてある事を色々やってみようと思った。まずは家の中でやれる筋トレと柔軟をやってみることに筋トレに関しては、そこまでキツさは感じないが柔軟はかなり痛くて、途中でギブアップして、昼ごはんを注文した。少し経って昼ごはんを受け取りに行こうとしたが、かなり体痛く少しふらつき気味にご飯を受け取りに行った。今日の昼ご飯は冷やし中華した。さて午後は外で頑張ろう。そう意気込んだが、結局行かずに家で昼寝してしまった。目が覚めると既に時間は夜になっていた。やってしまった〜と落ち込みながらも明日頑張ろう。そう思って夜ご飯を頼んで食べて寝た。そして次の日になり昨日寝てしまった分も特訓冊子をやろうと思って、やったその結果次の日の学校が筋肉痛が凄すぎてまともにグラウンドの石拾いすらできずにいた。どうするかなと思いながら立ってその辺をうろうろする。皆は誰かと話したりしながら石を拾ってはいるが、僕はまず屈みたくない何故ならかなり痛いからだ。人と話して無いのは去年のように先輩達と話すこともあまりなくなったからだ。そんな事を考えながら歩いていると後ろから
「よぉっ久しぶり」
と声かけられ後ろ振り向くとそこには前村先輩がいたすると前村先輩は続けて聞いてきた。
「どうした〜」
「いや実は…」
昨日やっていたことを伝えると少し呆れたような声で喋った。
「そりゃしょうがねぇななら俺と一緒に石あつめっか」
「はい」
そう言って二人で石集めながら話しながら過ごした。そこで知ったが、今前村先輩は花野先輩と同居してるらしい。それに同居は楽しいとのこと。ただ楽しい事についてはもし花野先輩に会っても言わないで欲しいとお願いされた。なのでもし会っても言わないと約束をした。その後時間になり解散して、その後はラジオ体操の練習を少しやって終わりになった。それから校門を出て家に向かって帰りながら途中でスーパーに寄って食材を買って帰った。今日と明日は手料理を作って食べようと考えていたのでそれでだ。そしてご飯は久しぶりに作ったからか、少し焦がしてしまった。だからなのかはわからないが、少し苦かった。その後は洗濯と風呂に入って寝た。次の日学校に行くのにドキドキしていただって、希望さんと一緒に二人三脚障害物競走競技名協力をすることになってしまったからだ。そして朝の授業が終わり着替えて競技練習が始まった。まず最初の練習は結んで走るところからだった
「希望さん結ぶね」
そう言って結んで走り出した瞬間コケたその後何度か試したが上手く走れなかった。更に続くたがやはりコケてしまうそこで希望さんが
「ごめん渡しのせいで」
「いやいや僕の方こそ合せるの下手でごめん」
と言いながら結果的にはその日練習で一二歩程歩ける程度できるようになったので次は走れるように頑張ろうと言って、この日の練習は終わった。そして次の日の練習では障害物の紹介があったまず最初にボールを背中で挟んで持つ次にぐるぐるバットその次に片方はネット潜りもう一人は袋に入ってジャンプ最後は二人三脚という感じだった。かなり多いんだなと思いながら先生の説明を聞き終えた後希望さんに話しかけた
「ネットと袋どっちやりたい?」
「私は袋」
「わかったじゃあ僕はネットやるね」
そして話終わった後は昨日と同じで二人三脚の練習を主にやった結果は昨日よりも良くなった
「今回は上手くいったね」
「う…ん」
少し息切れしながらも答えてくれる。その後少し休憩をとって再開した。それからしばらく経って練習は終わった。にしても今日はかなり合わせられたぞ、明日は障害物の練習をするか相談するかなそんな事を考えながら帰り道を歩いていた。家に着いてテレビの前のソファにどかっと倒れる。疲れた体を柔らかく包んでくれるソファを堪能しながらテレビをつけて、番組表を見るがあんまり見たいものはなかった。適当な軽食を食べて寝ようと思ったら、まぶたが重くなってきた朝起きるとソファの上におり、昨日食べようと思って寝てしまったのだと思った。時間を見ると既に昼を越そうという時間だった。おもっいきり寝坊してしまった。急いで着替えて学校に向かった走ったせいかかなり息切れしながら重たい体で階段を登る。何とか二階に着いて遅刻の紙を書いて職員室にいた先生に提出して、着替えて練習に急いで向かった。ギリギリまだラジオ体操をやっていたので少し待って終わってから担任の先生に遅刻の紙を出して、練習に参加するが今日は別の競技が練習の為石拾いとなった外側を石を拾っていると。
「今日は遅かったな」
そう言いながら加村が木の隙間から現れた
「寝坊した」
「そうかあんまり無理するなよ」
「ありがとう」
「そうだ今日の帰りアイス奢ってやるよ」
「いいのか」
「もちろん友達だろう」
その後も加村とずっと話をしていたら石を拾うことなく今日の練習は終わった。その日の帰りに加村に抹茶のソフトクリームを買ってもらって食べながら家まで歩いた今日は流石にベッドで寝ようそう決めてソファには座らずにその日を終えた




