二十話 デレデレと雷大量発生
今とてもとてもとても非常にまずい状況でございます。何故こうもいつも以上に丁寧かといいますと、現在私希望さんによっかかれているんです。そう今動けません起こしたいだけど寝顔が可愛すぎて起こせない。それに誰かに助けを求めても必ず誤解されてしまう。だから起きるまで待ち続けるんだ。そしてその日はなんとか起きてくれた希望さんを送って、家に帰り着いた。早く終わってくれ…梅雨このままだと僕が死ぬ。確かにあの希望さんすごく可愛いけど、すごく心臓に悪いんだ。少し前から始まった梅雨この時期は去年同様希望さんの梅雨モード発動であり。今年は希望さんは友人がいるから大丈夫なんて安心していたが、そんな事はなかった。何故なら友人にこんな姿を見せたくないんだとか。僕はいいの?と聞いたらもうバレてるからいいって言ってた。もちろん梅雨時期に弁当を一緒に食べようとすればいつもの落ち着いた感じは消え。この時だけは落ち着きなしの小動物とかする。少しの音でビビリ直ぐに抱きついてくる。もちろん僕の心は持つわけがない。明日もきっと大変なんだろうなそう思い眠りについた。次の日昼休みを弁当を持って集合場所に来たが希望さんは全く現れなかった。どうしたんだろうなそう思いながらご飯を食べて、昼休みが終わった。その日の放課後、梅雨時期の日課である。希望さん探しを始めた。因みに説明すると希望さん探しとは雨の日何処かに消える希望さんを、探して一緒に帰るというもの。いつも人気のない場所に、隠れているため人がいない所を探す。まず最初に図書館に向かうが今日はかなり人がいるみたいだから違う。次に食堂の裏手ここもいないか…後はあそこかそう思って家庭経営室に向かった。やっぱりそこにはちょこんと座った希望さんを見つけた。
「ごめん遅くなった」
「大丈夫」
そう言いながらも少し怯えた様子だった
「そういえばさ昼休みどうしたの?」
そう聞いてみると
「先生から呼ばれてたからごめんなさい」
「いいよさて帰ろうか」
「うん!」
声を弾ませながら答える。その姿は本当に同じ人なのかと疑いそうな程だ。そしてその日も送って僕は家に帰った。そして次の日は雨が酷いため休校になった。今日はゆっくり心臓を休めようそう思った瞬間電話が鳴った。誰だろなと思ってスマホを見ると希望さんからだった
「もしもしどうしたの」
そう言うと向こうから少し震えた声で
「いや実は…お父さんとお母さん仕事でいないから少し怖くてそのお父さんとお母さん帰ってくるまで電話して欲しいなって思って」
「そうなんだないいよ」
「ありがとう」
そう言って希望さんの両親が帰ってくるまで話した電話を切った
「ふぅ〜大変だったな〜」
と独り言を喋る。なんせ数時間もの間話し続ける話題が難しかった。それに途中からテレビ通話だったから希望さんの私服に見とれてしまい。会話どころではなかったのもある。心臓を休めるはずが余計に疲れた気がする。でも明日からも頑張ろう。そう決意して頼んだ。スタミナ丼をかけ込む。今日は、学校にきたが希望さんは休みとのこと。どうしたのかなと思いながらも次の授業の準備をしていると先生から話しかけられた。
「すまんわ次の授業の道具おいてきてしまったちょっと取ってきてくれないか」
そう言って準備室の鍵を持たされて、いざ出発渡されたメモを確認しながら速歩きで準備室に向かった中に入ってみると中はかなりホコリぽかった。
「すごいホコリが」
そう言いながらメモに書いてあるものを探した。少し時間がかかりながらも探し物を見つけて、帰ろうとするとふとある紙が目に入った。内容は預言者の残した言葉だったそれを少し読んで教室に戻った
「ありがとな助かったは」
そう僕に言ってから授業が始まった。久しぶりの一人弁当を食べながら外を眺めていた。外には雨がポツポツと降り続けていていた。これだったら帰りは晴れるかなそう思いながらコンビニのサンドイッチを食べる。放課後帰ろうとするとなんと傘が無くなっていた。どこにいったのか探したが見つからなかった。ただ唯一の救いは雨がそこまで酷くは降っていなかったことだろう。この程度の雨なら傘がなくても帰れると思ったがだめだった。学校を出て直ぐに雨が土砂降りになっていた。轟音と共に体に打ち付ける雨の粒、前を向けばその先は見えづらくなっていた。とにかく歩い家に帰った。はぁビチョビチョになった制服を脱いで洗濯機に入れて、風呂を沸かすとにかく寒かったので部屋の暖房をつけて風呂が沸くまで少し待つ。
「へっくしょん!!」
と大きなくしゃみして身震いする。早く沸いてくれそう願いながら時間を過ごして、風呂に入り上がって直ぐに布団に入って眠りについた。幸いにも次の日は土日だったので風邪を引いたとしても多分大丈夫。そう思いながら眠りについた。朝目が覚めても特に気分が悪いこともなかったので良かったと安堵した。昨日夜ご飯を食べずに寝ていたせいか、かなりお腹が空いていた。取り敢えず歯を磨きながら朝ごはんを何にするかを考えて、今日は唐揚げを食べることにした。食べ終わって洗濯をして、その後は特に何事もなくその日を終えた。日曜日も特に何も起きなかった希望さんからの連絡も特になかった。月曜日になって弁当食べるいつもの場所に行く希望さんがいた今日もやはり梅雨モード
「今日はね弁当作ってきたの」
「あっありがとう」
そして昼休みが終わり。帰る時間になった。今日も希望さんを見つけて校門を出て少し歩いていると、体が少ししびれるような感覚がした瞬間、眼の前で雷がたぶん三発ぐらい落ちた。その瞬間希望さんは僕に抱きついてきた。僕はこけないように踏みとどまるのに集中したおかげかそこまで驚かなかった。にしても三発って多くない?そう思った矢先続けて更に5発の雷が周囲に降り注いだ。かなり近くに落ちたからなのか体が痺れて少しだけ動けなくなる。これは急がないと死ぬかもしれないそう思った僕は希望さんに話しかける。
「希望さん走るよ」
「うっうん!」
そう言って二人で走っただが眼の前に雷が落ちてきた咄嗟に地面に手をついてやり過ごし遠回りをしながら雷を避けられそうな場所まで走った
「はぁはぁ死ぬかと思った」
息切れしながら屋根のあるところに座った。そうだ希望さん大丈夫かなそう思って希望さんの方を向くと希望さんがいなかった。えっ!まさか置いてきたそう思って立ち上がったら下の方から声がした
「イテッ」
そして声の方を見ると多分立った時に膝が当たって痛かったのかそれとも怯えているのか希望さんがうずくまっていた。僕に引っ付いて来てたのか良かった〜。さてどうしようかな外を見る限り雷は止まる気配は全く無い。どうしようかなそういえば希望さんは親が迎えにこれるんじゃないかな。
「ねぇ希望さん親に連絡取れない?」
「スマホを家に…」
「家に…?」
「置いてきた」
しょぼくれながらそうつぶやいた。ヤバいかも本当に終わったかも…いやここは取り敢えず最短距離で僕の家に行こう。その方が安全だしなそして雷が落ち着いてから希望さんを送ろうそうしようそのためにはまず話さないとな。
「希望さん取り敢えず僕の家に行く?」
「いいの!」
とめちゃくちゃ喜びながら聞いてくる。やっぱりいつもの反応と少し違うなぁ。まぁでも可愛いからいっかさて地図を見ながら一応道のりを確認する。ここから最短距離で行くなら、ここをこう行ってこう行けば行けそうだ。そして息が整ったの確認して希望さんと一緒に走り出した。雷が落ちまくる体が少し痺れて少し動きづらく成りながらとにかく走り続けていたら
「痛っ!」
そう声が聞こえて振り向くと希望さんがコケてしまっていたしかもその瞬間体にいつも雷が降る前兆が起きた急いでコケた希望さんの手を引っ張って雷を避ける
「ごめん」
「いいよ〜」
そうして走り出そうとすると希望さんが
「いた…」
と言ってうまく歩けないようだったなので
「ごめん」
と一言謝ってからお姫様抱っこをして走り出した後ろからは雷が迫ってくる間に合えー!そう思いながら走ってなんとか家にたどり着いた。希望さんをソファに降ろして、薬箱を探す。どっかここにあったよなそう思って探し出した薬箱から傷薬などを取り出して、台所から水を汲んでソファに戻る。今さっき集めたもので傷の処置をした
「ありがとう」
と笑顔を向けられたやべぇ死にそうだと思いながらも取り敢えず時間的にもご飯を何にするか聞いてみることにした
「何たべ」
その瞬間雷が落ちた轟音が鳴り響いた
「えっと…もう一回いいかな?」
と言われたのもう一度言ってみる
「何食べ」
ドゴーンともう一度雷の轟音がなる。その後何度やっても雷の音に邪魔をされたので、スマホで描いたメモ書きを見せて会話することにした。しかしその直後停電した
「きゃっ!」
と驚いた声とともにひっつかれる。今さっきと違い別の事に集中していないためか暗いためか、体に柔らかいものが当たってるのより感じる。いやダメダメ考えちゃだめだ無心無心だ。
「怖いよ〜」
と泣きそうな声で希望さんが喋る。ヤバーイこの状況でその声はダメー僕死んじゃうかもしれない。そう思いながら希望さんを落ち着かせて僕は灯りを探しに旅に出る。確か自分の部屋に懐中電灯があったはずと思い探して、見つけることに成功した。急いで希望さんのもとに戻って明かりをつける
「希望さんこれで大丈夫?」
と聞くと
「うんありがとう」
と涙が出た後なのか目が赤くなっていた。そしてやっと聞きたいことを聞くことに成功した。食べたい物はカレーとのことなので注文して、待つことにその間は少し話しながら待つことにした。話しながら待っているとインターホンが鳴ったので受取に行って、テーブルに並べた。懐中電灯をテーブルの真ん中に置いてご飯を食べる。食べ終わった後希望さんが聞いてきた
「今日泊まってもいいかな?」
と聞いてくる確かに電話もできないしなでも女の子を泊めるのはなぁ〜まぁ仕方ないかそれに余ってる部屋を使えばいいか。
「いいよ」
「いいの?」
「うん部屋余ってるし」
「ありがとう」
その後部屋を案内して布団や枕を押し入れから出して準備をした
「今日は本当にありがとう」
そう言ってすぐに寝てしまった。自分と眠いので眠ることに次の日希望さんを家まで送っていった。送り終わって家に帰ってきた。ただ休みだしやることはないなそう思ってると、電話が鳴り始めた。誰かと思って見てみると相手は加村だったので電話に出ると
「おう彼方今度体育祭だなだから特訓するぞ内容は学校で説明する以上」
そう言い終わって切られたいきなりなんだろう特訓?まぁ月曜日になればわかるか。取り敢えず今日はゆっくりしようこうして最も大変な梅雨は終わったと…思う




