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一緒に背負いたいすべてを…  作者: 364日のサンタ
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十六話 新年初めてだらけ

初詣が終わり、みんなで初ショッピングと初ゲーセンに行きたいと加村が言い出したので行くことになった。行くメンバーはぼくとなえそして加村と希望さん更に翔さんの五名で栄奈さんは二つ目の神社にも行くらしいのでここで解散。そして今は何処に行くか話し合っている。

「なぁ加村何処に行くんだ?」

「う~んそうだなこの変だったらウオンモールに行くとするか」

「そうねそうしようかな」

「やった〜じゃあ決まったしいこいこ」

「よ〜しじゃあウオンモール目指して出発だ!」

それからスマホで近くのウオンモールを検索していざ出発したはずなんだけどなここはどこだ。本当に何処かわからない場所についてしまった。初遭難達成って言ってる場合じゃないな皆どこに行ったんだろう。

「皆〜何処だ〜」

「俺はここだよ〜」

そう声が聞こえるのは真下だったまさかと思って近くにあったシャベルで掘ると埋まっている加村を見つけた。

「なぁおれ初生き埋めってやつか?」

「いや言葉は喋れてたし生き埋めではないじゃないか」

そう言いながら更に掘り加村を掘り出して外に出す。

「そういえばさここどこ?」

「たぶんなえと一緒に歩いていたから変な所に来たんだと思う」

「なえちゃんってそんな力があんのか」

「あぁ~毎回こうなるんだよな」

スマホで位置を確認しようとするが県外だった、らその後加村と一緒に下に向かって降りて行くとそこに希望さんとなえがいた。

「あっ彼方くん生きてたんだ良かった」

「彼方〜良かった〜生きてて」

「俺は?!」

完璧に二人に忘れて加村はかなり落ち込んでいた。

「てかここどこ」

「え〜っとねぇ〜たぶん山」

「それはわかってるんだけどさ」

「さてウオンモール探そうかな」

そう言い出した希望さんは歩き出してしまった。なので落ち込んでいた加村を引きずりながら連れていく。

「俺歩くからさ手ぇ話していいよ」

「大丈夫か」

「俺きっと強くなるから」

「あれそういえばさ誰か忘れてないか?」

「う〜ん誰だっけな」

「私を忘れんじゃねぇ〜」 

そう言いながら後ろからものすごい勢いで走ってくる。翔さんの姿が段々と見えてきた

「あっ、すっかり忘れてたごめん」

と希望さんは謝っていた。

「いいよにしてもホントここどこだよ」

と言いながら周りを見渡しながら喋っていた。その後はひたすらに歩いて、なんとかウオンモールに辿り着く事ができた。

「まずご飯食べようぜお腹空いてきた」

「どこで食べようか翔ほどこがいい?」

「私はハンバーガーが食べたいかな」

「それならモクドナルドで食べようか」

「なえもそれがいい」

「じゃそうするか彼方もそれでいいか?」

「いいよ」

それからウオンモールの中でモクドナルド探して見つけることができた。その後各々注文して席に座った

「良かったね四人がけの席が空いてて」

「確かにね〜空いてなかったらなえお外で食べてたかも〜」

「まぁ取り敢えず食べれるんだし食べようぜ」

そう言って一番最初に食べだした加村を横目に自分も食べだす。久しぶりに食べたがやっぱりここのチキンのバーガーはうまいな〜そう思いながら食べすすめていると

「一口くれないか」

「まぁいいけど」

「ありがと俺のも一口食っていいよ」

「ありがとう」

そう言って渡された結構でかいハンバーガーを口に入れようとしたが全然口に入れられずにいるとなえが

「ふふ食べれないの〜」

「食べれるさ」

そう言ってかぶりついて食べてしまった。そのせいで一口と言いながらかなりの量を食べてしまった。

「ごめん」

「いいよ別に友達だろ」

「本当にごめん」

そう言いながら食べ終わり。次に女子達が服を見に行きたいと言ったので僕と加村だけで近くの百均見ていた。

「なぁこれ面白そうじゃないか」

そう言って持ってきたのは色を揃えて遊ぶキューブだった。

「確かに面白そう」

「そうだろでお前は何みてるんだ」

「あぁ~僕はこの立体パズルかな」

「へぇ~お前これすきなのか」

「うん昔からよく遊んでて作ったのは家に飾ってあるんだよ」

「へぇ~今度家行ったら見せてくれよ」

「別にいいよ」

そんな事を話しながらいろんな商品を見ながら女子が戻って来るまでを過ごした。そしてソフトクリームを食べていると

「やった〜可愛い服がいっぱいあったよ」

「そうなんだてかやっぱりお前子供っぽいな」

「今さっきの仕返しなら聞かないよ〜だ」

「仲いいな私もそんな感じの憧れるわ〜」

「そうなの」

「うん希望前行ったやろ私弟がおるって」

「ゆってたわね」

「あんまり仲良くないんよ」

「頑張れ」

「何話してるんだろ」

遠くの方で二人で話しているの遠目に見ながら次の場所に向かう。そこはもちろんゲームセンターでなく先にATNだ。少し使いすぎてあまりお金がないため先にATNに行くことにした。行ってみるとかなり並んでいた。

「おろせた〜」

「もう少し」

そんなやり取りを何回もしながら少しづつ進んでやっと自分の番になった。お金をおろして今度こそゲームセンターに到着した。先に来ているだろう加村たちを探していると翔さんが必死に人形を取ろうとしているのが見えた。

「なえ見つけたぞあれ?なえ?」

後ろに振り向くとなえの姿はなかった。たぶん自分でどっかに遊びに行ったのだろうと思い。翔さんのそばに言って声をかけた

「取れないの?」

「うん全然取れなくてってワァー!」

話しかけた瞬間後ろに仰け反るように驚いた。そこまで驚くことかなと思いながら話を聞くと全然取れなくて困っているとのこと。

「あれがどうしても欲しくてねぇ〜」

そう言いながら財布と景品を交互に見ていた。どうするかなそう思いながら翔さんが取ろうとしている景品を見ると何回かやればタグに入りそうと思ったので翔さんにしていいか聞いて百円入れてやってみる。二三回ぐらいでなんとか取ることができた。

「ふぅ〜取れてよかった」

「いいの?」

「いいよどうぞ」

「やっったーうれしい」

そう言いながらはしゃいだ後こっちみながら笑顔で

「本当にありがとう」

そうお礼言われてすごく嬉しい気持ちに浸っていると

「えっ浮気?」

「なわけあるかー!!僕には彼女いないって言っただろうがー!!」

「うわ〜にっげろー」

そう言いながらすごい勢いで何処かにさっていった。その後翔さんと別れて加村を探していると希望さんが何か景品を見ながらその辺をウロウロしているのを見つけて話しかけた。

「どうしたの」

「えっいや何でもない」

そう言って何処かに去ってしまった。僕はなにか悪いことしたかなと思ってその景品を見ると何百色も入った色鉛筆でしかもたぶん相当お金を使わないと取れないような台だった。取り敢えず加村探そうと思い探しているとメダルゲームで遊んでいる加村見つけた。

「加村〜何してるんだ」

「いやこのメダルのタワーを崩したいなと思って」

そう言われてそのメダルゲームの中には三つぐらいとても高いメダルのタワーがあった

「そうだこれを倒すの手伝ってくれないか?」

「う~んといいよ」

「ありがと」

そう言って一旦メダルの両替をして加村の横に座った

そうすると加村がどの角度から入れればいいかやタイミングなどを教えてくれた。

「こんな風にすれば動きやすいから二人で頑張ろうな」

「うん」

それからどのくらいたったかはわからないけど割りとすぐにメダルタワーは崩れたけど方向が悪くてあまり落ちなかったから加村は別の台をでもう一回やろうといった。メダルタワーをある台をもう一個やってみることにした。その台はうまくいって大量のメダルを獲得したけど前に消費しきれなかった事があったから今回はすべてなえに渡した。その後は加村が得意だから見てほしいと言ってきたタイミングよく押してタワーを崩すUFOキャッチャーの台にきた。

「これはなこのタイミングで押すと成功するんだよ」

そう言って押すと勢いよく倒れてたくさんの味噌汁をやお菓子を手に入れたその後加村がやりたいといったので太鼓のリズムゲームを遊ぶことにした

「僕あんまり得意じゃないんだけどな」

「まぁそう言わず頑張ろうぜ」

「わかったよ」

そう言って取り敢えず一曲やってみたが加村な惨敗その後の二回も同じ結果に終わった 

「やっぱ勝てないな〜」

「なぁもうそろそろ帰るか?」

「う~んと今の時間は」

時間を確認してみるともう時間は5時を回っていたいまから帰るなら何処かに食べに行っても大丈夫かな加村に聞いてみるか。

「帰りにどっか食べに行かない」

「う~んとそうだないいぜどこ食べに行く?」

「それなら回転寿司食べにいかない?」

「よしそうしよう取り敢えず皆探してくるな」

そう言ってまたゲームセンターの奥に姿を消していったその間ある物を取りに自分ももう一度ゲームセンターの中に入った。そして戻ってきて結構たつが一向に戻って来る気配がしない何かあったのかと思ったがそれから少しして全員戻ってきた。中々戻れなかったのはメダルの消費がまだだったかららしい

「なえは頑張って減らそうとしたけど増えるばっかりで」

「希望さんはなにかしてたの?」

「私は特に」

その後二人にもしっかりと許可をとって回転寿司に向かったそこであるアニメのコラボしているという看板を見たなえが

「ねぇ皆で頑張ってこれ手に入れようよ」

「よっしゃー頑張ってみるぜ」

「僕はそんなに」

「私もかな」

自分はあんまり食べられるほうじゃないからなそして食べ終わって外に出る。なえはお目当ての物が手に入り大喜び。自分は食べたい量食べて満足。加村は食べ過ぎで気分が悪くなっていて、今はなえによっかかりながら歩いている。希望さんが後ろの方で歩いてるので近づいて話しかけた。

「希望さん実はこれ取ったからあげる」

「えっいいの?!これ」

そう言って希望さんに差し出したのは希望さんが見ていた景品の色鉛筆

「うん上げる」

「ありがとう」

やっぱり希望さんの笑顔が一番好きだな、そして希望さんの初笑顔も見ることができた。最高の一年になる気がする。

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