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一緒に背負いたいすべてを…  作者: 364日のサンタ
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十話 文化祭後編

文化祭まで残す所後数日となり現在家庭クラブに来ている。前村先輩と花野先輩と自分の三人しか揃わなかった。なぜかというと今は他の準備に行っていて来ていないんだと

「さてまずはもの探しからですね」

「あぁ~そうだな」

「でもどこから探すんですか」

そう行って色んな所を見て回りもの飾りを探していたが飾りのほとんどは見つからなかった。

「全然ねぇじゃん」

「そうだね〜」

「確かに今のところ看板が一枚ぐらいですね」

そう看板一枚以外は見つからなかった。なので花野先輩に買い物に行ってもらうことにした。その間に残った自分と前村先輩はいま準備のできることをしていくその中で飾りは何が望ましいかなどを先生に聞きながら作り続けていた。そうすると前村先輩はうまくできないのかずっと同じ状態で止まっていた。

「大丈夫ですか」

「あぁ~細かいのは苦手でね」

「そうなんですか教えましょうか」

「いいのかありがとうな」

その後もいくつか教えながら花野先輩が帰って来るのをまった。帰ってきてからは三人で時間ギリギリまで作業して帰ることにした。その帰りに希望さんにあったがかなり落ち込んでいる様子がいたので話しかけることにした

「どうしたの?」

「あっ愛護くんえっとその実は」

その後話を聞くとなんとミスをしすぎたらしくこの頃は不幸がよりひどくなっており今日も手を怪我したらしい。それに準備の手伝いをしようとすると失敗ばかりで何も役に立てなかったらしい。

「手は大丈夫なの」

「うん大丈夫」

「それなら良かった」

「うん」

「でも無理にしなくてはいいと思うよはそいうときは休んだほうがいいよ」

「そうかな」

「うんできることをやればいいと思うよ」

「ありがとう話した楽になった」

その後途中で分かれて家に着くとなんと母親がいたので相談してみることに

「へぇ~そんなことが」

「うんどうするべきかな」

「でもしょうがないじゃん時にはそんなときもあるってとしか言いいようない気がするかな」

「そうなのかな」

「ただ時々相談に乗ってあげなさいよそうすれば少し楽になると思うし」

「そうかな」

「そうよ」

そんなふうに母さんはああいったけど本当に大丈夫かなかなり心配していたが次の日に朝あったときは元気だった

「昨日はありがとう少し楽になったから」

「それは良かったね」

「あっ私行ってくる」

そう言って友人のもとに走っていく姿を見る限り元気そうで良かった。その日の午後は焼き場の確認をして欲しいと言われたので花野先輩にひと言遅れると声をかけてからこの日は焼き場をどんなふうにしてほしいか話あった。その後に先生と安全確認しつつこれは大丈夫かなとの確認と実際に焼いてみることになった

「あんまり火力あげんなよ」

「大丈夫だよ」

そう言ってその日は焼き鳥班のみんなで焼き鳥パーティをした。後二日になり次はテント建の作業に出た。家庭クラブのテントを立てることを他の人に伝えてから前村先輩と一緒に立てろうとしたが

「はぁ~やっぱり力入んねぇな」

「大丈夫ですか?」

前村先輩は力があまりないらしく花野先輩が戻ってくるのを待った

「どうしたの〜」

「いや全然たたなくてさ〜手伝ってくんね」

「いいけどあんまり力ないよ〜」

そういって軽々と今さっきまで持ち上がらなかったテントを立てている姿を見て凄いなと思った

「力持なんですね」

「う~んとどうなのかなよくわかってないんだよね〜」

「そうこいつ無自覚なんだよ」

まさかの無自覚でこの力かやばくない普通に考えたらこんなにおっとりとしていてパワーはすごいなんか色んな意味で不思議だな

「後輩いい話してやるからこっちきな」

「あっはい」

そう言って近くに行くとある話をされた。それは昔花野先輩が男子にぶつかった時の話でその男の子は吹っ飛んで怪我したとかそれ以来同級生はあまり近づかなくなったという話を聞いていると。

「あぁ~また私の悪口言ってるよね〜」

「いや〜チゲーよあのときのことを話してたんだよ」

「もうやめてね」

そんなふうに盛り上がりテント建てと飾り付けの準備が終わり。その後は先生達による点検がありオッケーを貰った。その後は特にやることもなく気づくと文化祭は明日に控えていた。そして遂に文化祭スタートだ朝は学校にいつもより速く行き。文化祭の学年ごとの服に着替える。それが終わり次第に開店準備をして始まるのを待つ。因みに自分達が買いに行く場合はローテションの休み時に買いに行って控室になっている教室で食べる事になっている。さてもうそろそろ炭に火を点けようと思い着火剤に火を点け、焼き始めるようとおもい串にさしてあるお肉を焼きはじめた。焼き終える間に、遂に始まりの合図が聞こえた。今からは一般の人や保護者来る。因みに僕の親は来るらしい。それからしばらくして休憩時間がやってきた。何を食べようかなと考えながら歩いているとお化け屋敷をやっている教室を見つけた。こんな感じで二階までの教室ではこのように展示や催しやカフェをやっている教室もある。因みに三階より上にそれぞれ一年から三年の控室があって基本的に生徒以外は立ち入れない。それにしてもお化け屋敷か気になる。でも後にしようと思い。控え室がある三階に上がった。因みに四階が女子で三階が男子だ。そして指定された教室に行き荷物を確認して財布を持って下に降りた。にしてもたくさんあるなクレープやクロワッサン、おにぎりやカレーもあるな何にしようか考えた。結果おにぎりと焼き鳥とカレー食べることにした。こういう時ぐらいたくさん食べようと思った。買い終わったあとは父親と母親を探していたが全然見つからないので取り敢えず漫研がやっている展示に行くことにした。その展示があるのは家庭クラブで作業していた家庭経営室などがある芸術棟の一階でやっている。行つた人限定で栞などのプレゼントがあるらしいので気になっていってみることにした。中に入るとたくさん絵があって奥の方に抽選箱があった。その中からでた番号によってもらえるのが変わるらしい。引いて見た結果知らないアニメの栞だった。なんだろうこれはそれから控室に戻ってご飯を食べていると外がガヤガヤしていた。その方向を見るとステージをやっていたいろんな生徒が参加しているなと思ったらなんと歌っているのは名坂先輩だった。えっ!と思っていると横には沢田先輩がいたので一緒にやってるっぽい。その後は食べ終わって下に行き希望さんがやっているのは何かなと思って探してみるとそこでは射的だった

「あっどうしたの」

「いや少し気になって」

「やってみる?」

「うんやってみようかな」

実際にやってみるとかなり難しかった。中々玉が当たらず一つも手に入らなかった。そんな事をやっていると横でほぼ全ての景品に当てている男女がいたよく見ると母さんと父さんだった

「探したよ」

「あれ彼方いたんだ」

「いたんだじゃないよ」

「にしてもやりすぎじゃない」

「そうかな」

「うん確実にやりすぎてる」

そんな会話していると

「えっと誰?」

「あぁ~僕の両親」

「どうも〜父です」

「母です」

「友達の希望さん」

「よろしく…です」

「うんよろしく」

「こんな可愛い子が友達だなんて頑張りなさいよ」

「なにをだよ」

とそんな会話しながら休みの時間が終わり。両親と別れて家庭クラブのテントにやってくるとこちらもかなり並んでいた。

「すみません少し遅れました」

「別にいいよ〜」

「はぁ~これでなんとなるか?」

その後は沢山の人をさばきまくり。焼き鳥屋に戻って最後の仕事を終えた。この行事は最後に後夜祭があるのだ。生徒のみで最後に残った食べ物を売ったり、展示を見るというもので時間の制限としては6時までとなっている。片付け等は後日やることになっていて、因みにまだ食材がの残っているのある程度ゆっくり焼きつつ生徒が来たら対応しすることにした。焼くにしてもほとんどが売り切れている。因みに他の人は各々買い物に行っていないので今一人だ一人焼いていると

「鶏皮1つください」

「あいよ鶏皮1つね百円だよ」

「うまくいってるね」

「あれ希望さんか」

「うん景品がなくなったから来たの」

「そうなんだ」

少し雑談をしつつすべてを焼き終えたので座って客がきしだい焼くことにした

「今年は彼方くんのおかげで楽しかった仲間はずれにされるかもだったから」

「そうなのもしもの時は助けてあげるから遠慮しなくていいよ」

「ありがとう」

これで来年も困ってたら助けであげようそうだせっかくだから後回しにしてたお化け屋敷にいこう

「ねぇお化け屋敷行かないかな」

「えぇ~っといいよ」

「大丈夫?震えてる気がするけど」

「大丈夫だから行こ」

中に入づて見るとかなりできがいい気がした中の作りもかなりすごいこれは本当に高校生が作ったのかってほどのクォリティだそれにしても今さっきから希望さんひっつきすぎなきがする

「ねぇだめなら戻ろうか?」

「大丈夫だから」

「バァ〜」

「キャー」

「うわっ」

いきなり希望さんに抱きつかれてコケた

「あっごめんなさい」

「別にいいよ」

「ねぇ手を繋いでほしい」

「えっいいよ」

やばい初めてかも女子と手を繋いだのどうしよう、にしても怖がってる希望さんはかなり可愛いな。そう考えてるとお化け屋敷は終わったていた。さて最後に体育館に行き今日やった演奏を聞いて初めての文化祭は終わった


ある所校舎の闇に隠れた場所に複数人の人話し合っていた

「今回はかなりのミスがあったらしいな」

「このままいけば確実に仲間外れにできるぞ」

「でもあいつたぶん立ち直ってますよそれに男とも一緒にいましたよ」

「ふっ男もなんとかすればいいだろう」

「とにかく次の文化祭までに確実に潰すそれまでは情報を集めながら策を練るぞ」

「あいつが私達の作戦でどんな顔するか楽しみだな」

何かを想像して不気味に笑い合うその後ろで縁結びはこれを見ながら何かを考えていたこれがわかるのはもう少し先のお話


文化祭も終わり次の行事は何があるのかと思っていると次は検定期間で居残りだ。全員この検定は受けなきゃいけないのだとかかなり厳しい授業の後にだいだい四十五分間の授業があるだけだかこんなにしんどいものなのかそう思いながら教室でぐたーとしていると希望さんが来た。

「ねぇ今度でかけない?」

なんとお出かけのお誘いだった。にしてもこの頃の希望さんは前とは少し違うような気がする。だって前ならこんなことも言わなかったと思う、まぁでも誘われたなら行こうかな。

「いいよいつ出かける?」

「来週の土曜日」

「来週の土曜日いいよ」

「友達呼んでもいいよ多いほうが楽になるかもしれないから」

「そうなんだわかった誘っとく」

「うんじゃあ」

そう言って希望さんは嬉しそうに教室に戻っていったでもそういえばどこに出かけるか聞いてないなまぁ後で聞けばいいかその日の帰りにレインにメッセージがきてた。因みにレインの交換は体育祭のときにした。集合場所と日付と時間が書かれていたよし家かえって準備だけしよう。

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