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一緒に背負いたいすべてを…  作者: 364日のサンタ
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一話 運命の相手はトラック!?

僕は彼方高校生だ。今日は高校生活初めての授業がある日、高校こそ自分から話しかけて友達を作ってみせる何せ入学式はまともに会話できなかったからなあと高校ならではの楽しみもあると思うからそれも楽しみかな。そういえばいまは、急いでるんだった、入学そうそうに遅れてしまうのはかなりまずい気がする。今何故遅れそうになっているか説明すると、朝起きたら目覚まし時計が壊れていたのだ。周りを気にせず急いで走っていると、曲がり角を飛び出した瞬間横からもうスピードで飛び出してきたトラックに轢かれたと思ったらその刹那後ろから飛び出した少女から押されて助けらた。助かった嬉しさ以上に自分の不注意で人を死なせてしまったという後悔はとても大きかった。ただもしかしたらまだ助かるかもしれないそう考えて後ろを振り返るとその女の子は何事もなかったようにすっと立ち上がっていた。怪我をしているかもしれないと思い咄嗟に声をかけた。

「大丈夫怪我してない」

「いや大丈夫だから」

「なんで」

「なんでって私不死身なの」

「えっ?!」

と自分はかなり驚いた、なぜなら不死身というとのは絵空事だとばっかり思っていたからである。よく見ると女の子の制服は僕の通っている高校と同じ物だた。校章の色が見えないから同級生もしくは先輩ということだろうそんなことを考えていると女の子は。

「私急ぐからそれじゃ」

といって去ってしまった。髪が長く特徴的な紫の髪色のなびかせながら走る後姿を、見つめたまま立ち止まってしまった。そんな事をしていたら学校に遅れてしまった。この学校は、遅刻すると入室許可書と呼ばれるものを書いて先生に渡さないと教室に途中から入れないんだ。とりあえず急がないと最初の授業でいきなりいないなんて状況にははしたくない。とりあえず後は、職員室でサイン貰えばいいはずだ。この学校は棟ごとに別れている。職員室があるのは管理棟と言われる棟で、二階の渡り廊下を通り職員室の前まで来て気づいた。先生が誰もいないのだ仕方ないと待つしかないかと思って待っていると、足音聞こえきた先生が来たのかと見てみると後ろに髪をまとめた長身女の人だった。制服を着ているから生徒だと思う。そして胸元の校章を見ると自分のとは違う色だ。つまり先輩だまずは、挨拶をしなきゃと思うと向こうから

「どうしたの困った事あった」

と聞かれて自分はいきよいよく

「いや職員室に先生がいなくてどうすればいいのわからなくて」

「それなら私についておいでよ先生がいる所知ってるからさ」

「ありがとうございます」

「別にいいよ気にしなくて」

この先輩はいい人そうな気がした。そして先輩について行きながら理科棟に向かった。理科棟は図書館と体育館に通じる道がある棟で、階段おりて廊下歩くと食堂もあるらしい。

「ここに先生がいるはずだよ」

と教えて連れてこられたのは理科室だった。

「ここに先生がいるんですか」

「うん きっとまた実験してるから」

そう言って、先輩は勢いよく扉を開けた。中見るとたくさんの薬品や標本がありカーテンが閉められている。そのためか朝なのにとても暗い更にはその中には髪を短くまとめた背の低い白衣の女の人が座っていた。その女の人はすぐに反応して先輩に向かって喋りだした

「また遅刻したのあれほど元生徒会長として自覚を持ったらといったのにあれそっちの子は新入生かな」

と少し怒り気味に言った。その言葉の中で一番自分が驚いたのは横にいる先輩が生徒会長であるということである。

「先輩って元生徒会長だったんですか」

「うんそうだけどなんかおかしい?」

「いやおかしいことはないですけど」

でも偏見なんだろうけど、普通に考えたら知的なイメージがあるけどな。こんな超人懐っこい感じとスポーツバリバリ系が合わさったような見た目は驚く。後眼の前の先生は格好は普通の白衣で声は優しい感じだった。

そうすると先生が

「サインするから紙を渡してね」

「あ!ハイお願いします」

「今後は遅れないようにして」

「わかりました」

「私にはなんか言わないの」

「言った所であなたは聞かないでしょ」

「あ!そうか」

「すみませんでは先に僕は教室に行きますので失礼します」

「あぁ言ってきなさい」

「またね〜」

そう言って自分は教室棟の3階に上った。

因みに自分は、2組で階段を上ったすぐの右の前から2番目が教室だ。やっぱり間に合わなかった授業をしている様子だった今の授業は、なんだろうか大きなガタイのいい先生が授業していた。

普通に入ったほうが良いのかそれとも後ろからそろっと入ったほうがいいか考えているとこちらに気づいた先生が寄ってきて

「お前 遅れたのか」

と先生に言われたここは素直に謝るか

「あっはい遅れましたすみません」

「まぁ一年生だし大目に見てやろう早く席につけ」

「わかりましたあとこれお願いします」

そう言って書いてもらった書類を渡して席につく。ふうなんとか難を逃れたぞ。その後授業が終わり残りの授業もなんの問題もなく終わり。昼休みになった。さてどこで食べようかな。食堂もしくは、教室それ以外かどうしようと思いながら外の道を歩いているとあまり人気のないところから話声が聞こえてきた

「あんた不死身って聞いたわよだからこんなことしても問題ないでしょ」

そう言って殴っている多分二年生と思われる人に暴力を振られている。話を聞く感じ多分ストレスの発散でやっているんだと思う。けどどうしようここで助けるべきかでも学校生活でいきなり敵に回してはいけなさそうな人物なきがしてならない。でもだからといってこんなこと放っておけない。

「何してるんだ」

「誰 なんか文句あるの」

「やめてやれよ」

「はぁ私はイライラしてるからやってるだけ別に死なないんだからいいでしょ」

「だからといってやっていい分けないだろう」

「でもあなた一人で何ができるの」

「たしかにそうだだとしても俺は見過ごすことはできないやるなら俺にやれ」

そう言ったらいきよいよく殴られた更に追い打ちをかけられだんだん意識がとおのいてく…。目が覚めると保健室にいた。そこには、朝に助けてくれた女の子がいた。目が覚めたのに気付いたのか話しかけてきた

「あなた私を助けて何をやるつもりなの」

「別に何もやらないよただ助けたかったら」

「私は死なないから助ける必要はないのに」

「だからといって暴力を受ける必要ははないと思うんだけど」

そう言った時、眼の前で彼女は何故か泣き出しそうだった。本当に何故かは分からなかった。どうしようと考えて、何か話をして場を和ませよう。でも話をいきなりすれば嫌がられるかなそうだ何故泣きそうなのかを聞いてみよう。

「何で泣いてるの」

「助けられることなんて無くてそれで嬉しくくて」

そういう彼女を見てそうなのかと思った

「そうなんだ」

「でもこれからあまりかかわらないで欲しいのあなたには不幸なってほしくないから」

彼女そういった俺が不幸になるとはどういうことだろうわからないけど今考えるのはやめておこうそうだ友だちにはなれないかだけでも聞いてみよう。

「ねぇ友だちになってくれない」

「なんで?」

「いやその友だちが欲しいなと思ってそれに友達って言ってもあんまり関わらない事もできるしさ」

「わかったでもなんでそんなに必死なの」

「え〜っとなんていうのかなこういう機会がないと話すのが苦手で」

「そうなんだ」

「僕は彼方」

「私は希望よろしく」

友達になるのはめっちゃ仕方なそうだった。けど初めての友達ができたからオッケーだ。

「でも本当にあんまり関わらないでね彼方くんがいやなわけじゃないから」

「それなら弁当一緒に食べるのはいいかなほら昼だけ関わるだけだしだめかな」

「それぐらいだったらいいよ」

「じゃあ約束ね」

「わかった約束ね」

そう言って少し笑みをこぼしたその姿はとても可愛く少し胸がドキッとした。取り敢えず弁当を一緒に食べる約束はできたし、これから仲良くなっていけるよう頑張ろう。そう思って手を上に上げると激痛が走った。

「いったぁー」

「まだケガ治ってないのになにしてるの」

と少し引き気味言われてたかなりショックを受けたでも彼女がまた笑顔になっていたから良しとしよう。そしてその日は、残り授業に出ることもなく帰ることになった明日からも頑張ろう。

一方その頃彼女はというと

今日は不思議だったな私は昔から死なない体質だった。だからこそ、サンドバックにされたりイジメはよくあった。さらに自分と仲良くなった人はみんな不幸になって自分のことを恨んだり、今回もそうなりたくないなでもそのためにはやっぱり関わらないようにしたほうがいいのかも。でも約束した以上守らなきゃだしどうしようかなでも助けてくれたのは初めてだったし嬉しかったし。おばあちゃんが言ってたことは、本当かな本当だとしたらいつか昔のこと話せる人ができるのかな。

そう思いながら帰るその後ろ姿は美しもあり哀しそうでもあったいつの日か自分が幸せと思えるようになると信じて

今日は初めての弁当を一緒に食べる日だ。かなり緊張してきた。そのためか授業が、全く頭に入ってこないクソどうすればいいのだと頭をうずめていると横から

「大丈夫か」

と隣のたぶん女子とよく話をしているやつに話しかけられた名前は何だっけ。

とりあえず話してきたし自分も返さなきゃ

「いやちょっと頭が痛くてさ」

「大丈夫かそういえばおれ加村っていうんだよろしくな」

急に話しかけてきていきなり自己紹介ってすごいな自分は相手から話しかけられないと話すことが難しいのに。昨日は、例外だ普通は相手から話しかけられないと誰とも仲良くできない。だからこそ今自分はクラスで一人ぼっちだ。

「うん よろしく僕は彼方」

「おうそういえば教科書忘れたから見せてくんね」

「うんいいよ」

「おっサンキュー」

とても話しやすいと感じた。だから周りからも注目されてんだろな、そしてなんだかんだと時間は過ぎついに昼休みの時間になった。さて希望さんどこにいるかなそう考えながら歩いていると廊下の向こう側から、職員室に続く廊下の手前で、弁当箱を持っている。紫の長い髪をなびかせてる希望さんの姿が見えた。かわいいなそう考えていると向こうから気づいてこっちに向かってきた

「あっいたいつになったら来るのかと思った」

「ごめん先生に引き止められてさ」

「それならしょうがないか」

「どこで食べる?」

「屋上ならいいんじゃない」

この学校は屋上が開放されている。たしかにあそこなら特に何もおきないだろう

「うんそうしよう」

そして二人で屋上についたそれから弁当を開ける。

希望さんの弁当は言って表すなら幕の内弁当て感じだそして僕はコンビニ買ったサンドイッチだ、それを見た希望さんから一言が

「少なくない」

たしかに少ないかもしれないけど自分はこれで案外足りるのだ

「いや足りるよ」

「そうなのでも男の子ってよく食べるイメージだった」

「僕はあんまり食べないほうかな」

「そうなんだ不思議だね」

あんまり食べないのって不思議なのかな、でも希望さんからすればそうなのか。それとも自分がおかしいのかな、それから食べ初めて少し経ったとき遠くからボールのようなものが希望さんに向かって飛んでくるの見て

「危ない!」

「きゃ!」

なんとか難を逃れたけど希望さん大丈夫かなと希望さんの方を見るとまさしく馬乗りしているよう状況になっている

「うわっごめん」

「大丈夫」

「ごめんなさい私のせいでやっぱり一緒にご飯食べない方がいいんじゃないかな」

「いや大丈夫きっと偶然だから」

「でも」

「本当に自分も大丈夫だったし」

「ならさ食べるとこ変えようか」

「うん」

それから屋上に行く階段で食べることにした。これからはここで集合する約束をした。そのあと昼休みが終わったので、授業に戻った。その後は、特に不思議こともなく放課後になった。ロッカーから靴を取って、校門を抜け一本道を歩いている。見たことある影が自販機の前で止まっていた。希望さんだったどうしたんだろうと遠くから眺める。なにを買うのか迷ってるようだ。じ~と凝視していてもかわいいなと思った。前髪をよけながれ、そっと眺めてる姿は、天使かなと思ったほど可愛かった。でも話しかけるのはちょっと難しいかな、どうしようと迷っていると向こうから歩いてきていることに気づいたそして眼の前まで来て喋りかけた

「ねぇ何買ったらいいと思う」

と聞いていたので自分もその自販機に行くと、何で迷っているのか察したきっと新商品か自販機限定を買うかで迷ってるだと思った。案の定どれを買うほうがいいか聞いてきた。

「う~ん自分だったら自販機限定を買うかな」

と答えてみると希望さんは

「やっぱり」

「何でやっぱり?」

と聞いてみると誰に聞いても同じ答えだったらしい。それを聞いた人数はなんと十人だ、多いのか少ないのかわからない微妙な数字だたった。でも良くそんなに聞けたな自分だったら買うのをやめて帰ってるとこだなこいうところは、なんかわいいなそう思っていると

「でもどっちも飲みたいからな〜」

と悩んでいるので自分か両方買ってあげて手渡すと 

「えっいいの」

「うんいいよ別に」

「ありがとう…」

その後は二人で雑談しながら帰った。そういえば良かったのかなまぁ希望さんがいいならいっか。その後は家で今日の振り返りをした。とても楽しかったな初めてかも誰かと雑談しながら帰ったのは始めてだ。因みに余談だが前のいじめっ子はあれ以降何もしこないんだとかただ警戒は必要だと思った


私初めてかも誰かに飲み物買ってもらったの。しかもなぜかとても嬉しい、普通の嬉しいとは違うお母さんに聞いてみると

「それはねいつかわかるからいまはきにしなくていいのよ」

「そうなの」

そう言って私は居間を後にした。その後は風呂に入ったその中でふと考える。私は人を不幸にするかもなのに何であんなに優しいのかな、やっぱりおばあちゃんが言っていた人かな、でも今は考えるのはやめよう。その後部屋に戻って買ってもらった飲み物を飾った。いつも自分が大切にしている棚の上に飾った。眠りつく瞬間に明日もご飯を一緒に食べれるかな

そう思いながら彼女は眠るのだった。

一方その頃青年は家に帰り着き振返りが終わった後。一気に疲れが来た、やはり人と話すのは疲れるな。とりあえず風呂に入ろう。今日のご飯は、カップラーメンにするかな、自分の両親は基本家にいないので自分でご飯を作ったり風呂に入ったりする。他の人から見るとかなりの異常らしく近隣の人がよく家を見に来てくれる。だからそんなに寂しいことはないと思う。その後は、風呂に入ってラーメンを食べながらテレビ見てふと考えた。何で希望さんは関わると不幸になるというのだろうか、やはり自分のように言えない過去があるのだろう。そうこうしてると母さん帰ってきた。そうして第一声がこれだ

「あれぇ〜まだ寝てないの」

「母さんまだ夕方だよそれにしても今日は早いね」

そいうとと母さんは

「えっと~仕事が早く終わったからかな?」

「何で疑問形なのかわからない」

たぶん酒を、飲んできたのだろう。かなり酒臭いとりあえず明日のこともあるし今日は寝るかな。その後母さんに一言いって眠りについた。中々濃い一日だったな

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