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獣王の息子  作者: 日向夏
6/32

6、吸血鬼と感染症

 鰹節臭い。


 紅花ホンファは思った。すごく思った。


 どれくらい臭いかといえば、家に帰るなり若ママに、


「あれ? なんか出汁の匂いしない?」


 と言われる程度に染みついていた。


 もちろん、その原因はわかっている。隣に座る少年だ。無事、学校に来るようになってからも、彼の習慣は変わらないらしい。


 今日もまた、颯太郎少年は鰹節を食べていた。時に、煮干しを挟み、箸休めに鶏ささみをつつく。


 基本はお魚らしく、おつまみの小魚とナッツが入った小袋を食べる際には、ナッツ類だけ抜いて食べていた。 


 そして、珍しく食べずに、真面目に本を読んでいると思ったら、中身はさかな図鑑だった。それでもって、机には他に難しい本が置いてある。マグロ養殖についての本だった。もう一冊ある本は、半魚人の生態についての本だった。


「……」


 とてもつっこみたい気がしたけど、相手にしたら負けだ。

 紅花は席について、次の授業の教科書を準備する。次の授業は国語だ。先生は、少し気難しげな人で、いちいち宿題を忘れた生徒の名前を読んで見世物にする。


 チャイムが鳴り、その先生は早速、集められたプリントを見て名指しを始めた。


「おい、古床ふるゆか、お前の名前がないぞ」

 

 細い目をきつくさせ、先生が言った。


「ごめんなさーい。忘れましたー」


 全然、反省の色がないのは、先日、神社の井戸に落ちそうになったゆるふわガーリーさんだ。そうか古床というらしい。たぶん、呼ぶことはないだろうけど。


 反省の色がないゆるふわに先生は、青筋を立てながらも、授業に入った。

 




 

 東都学園は一応、名門と名がつく学校である。ゆえに、生徒は比較的温厚で真面目なものが多い、と紅花は転入して二週間で感じた。

それなら、先日の学校裏探検は何だったのだと言われたら、それが可愛く思える学校はいくつもあった。体育館でたき火をするのに比べたら、とても優等生すぎる行為だ。


 けれど、その中でも例外くらいでてくる。


 ああ、臭いな。


 ほのかに漂ってくる煙草の臭いは紅花の鼻を誤魔化せない。多分、紅花以外にも獣人タイプの人外は気づいているだろう。制汗剤をふりかけても臭いは残っている。


 臭いの元はゆるふわだった。


 多分、本人は吸ってない。そういう友だちがいるのだろう。たまにアルコールの臭いもするけど、これは飲んでいるかわからない。

 

 臭い始めたのは先週末からだったので、おそらく井戸に落ちかけたあとだろう。

 

 あの後、少年Aには近寄らなくなったので、頼りない同年代は止めて、年上と付き合おうとでも考えたのだろうか。


 悪い傾向だ。

 

 誰か手遅れになる前に止めてやれよ、とまったく他人事のように紅花は思う。

 そんな中、ぴくぴくと隣の少年の猫っ毛が揺れていた。その髪の毛の下に猫耳があってそれが動いているのだろうか。


 なんだか気になる。


 そわそわと手が動きそうになっては止める。

 いかんいかん、と自分の手の甲をぱちんと叩き戒める。獣人の耳や尻尾を触る行為は、痴漢と同じだと道徳の時間に習ったはずだ。


 そんなこんな考えているうちに、颯太郎少年がぱちっと目を覚ました。

 なぜか天井をじっと見て、そしてふらふらと何かを追いかけている。


 蠅でも見つけたのだろうか。それらしいものは見えないが。


 少年の視線は、一点で止まる。

 教室の前側入り口付近に何かあるのかと思えば、ゆるふわさんが教室の外に出ていた。

 休み時間はもう終わりだというのに、どこへ行こうというのだ?


 すると、颯太郎少年は足音もさせずに、その後を追う。追おうとしたが、ちょうどポクポク足音が響いてきた。


「おい、日高。どこへ行く?」

「トイレです、織部先生」

「だめだ、戻れ」

「先生、漏れたらどうするんですか?」

「お前は本当にせっぱつまっているときは、尻尾をピンと立てた上でプルプルする」

「……」


 織部先生に首根っこを掴まれて、席に戻される颯太郎少年。しかし、器用な蹄である。


 少年は授業の間、落ち着きなく尻尾をぱたぱたさせていた。


 その日、ゆるふわは教室には戻らなかった。






 翌日、ひどく気だるげなゆるふわがやってきたのは三時間目のことだった。目にクマができて、いつもはガーリーに巻いてある髪が乱れていた。


 クラスメイトが心配そうに話しかけても気だるげに返している。元々、それほど同性受けする性格じゃないのだろう、その素っ気ない態度にそのあと話しかける子はいなかった。





 

 四時間目は体育だった。


 グラウンドに出ると、隣のクラスの子たちがいる。男女別になる代わり、二クラス合同で行われる。


 男子はサッカー、女子はミニバスケをするらしい。


 ミニバスケかあ。


紅花は、ジャージに着替えたあと、先生を探す。


 見学しなくちゃいけないからだ。


 この間、颯太郎少年の肋骨を折ったばかりだ。正直、やる気の欠片もないきゃっきゃうふふの緩い授業でも、他人と接触する場面が想定される。

 何かのはずみでぶつかったりしたら、相手はどうなるかわからなかった。


 ジャージを着た二十代半ばの女性教諭の前に立ち、紅花はどう説明しようかと考える。


「見学? 元気そうに見えるけど」


 いや、元気だ。元気だからこそ、見学したいのだ。


 困ったことに、この教諭は紅花の体質について説明を受けていないらしい。むうっと紅花は口を膨らませた。


「そういうのサボリっていうのよ。大丈夫、バスケが下手でも誰も笑ったりしないから。皆で楽しみましょ!」

「いえ、そう言う意味ではなくて」


 若さゆえだろうか、微妙に熱血している。

 紅花はちょっと困ったなと思って、強硬手段にでることにした。


 校庭の隅で、できるだけ大きな石を探して拾う。それを先生の前に持ってくると、両掌で持って、粉砕した。ぱらぱらと手のひらから粉粒が舞っていく。


「……」

「備品壊したくないんです」

「うん、あっちで休んでなさい」

「ありがとうございます」


 これで、今度から先生への説得する手間が省けたけど、あんまり気持ちのいいものじゃない。

 たぶん、巨人ギガースの一族とでも思われたのだろう。巨人と言っても、子どものうちは、普通の人間と変わらない種族だ。案外、人外と言っても、一般人と変わらない容姿の者は多い。


 颯太郎少年も、尻尾を隠していれば、普通の人間にしか見えない。


 数世紀前まで人外は、人として認めらずにいたというので、多くの種族はそれに紛れ込むために同じような容姿になったという説もある。

 普通の人間は、多くの人外よりも能力的に劣る面が大きいが、社会性が高く、数も多いので、紛れ込むと益があったらしい。


 だが、その中にたまに人間に害をなす人外も含まれているので、人間は人外を見つけると排除してきたという歴史もある。


 昔、姉さんが「こんな時代になるなんてねえ」としみじみ話してくれた。


 紅花は小さなバスケットコートが二面ある中で、屋根つきのベンチに座る。ちょっと日差しが強いので皆、日焼け止め塗ってるかなあ、と他人事のように思う。


 ふざけ合いながらスリーオンスリーをするのを遠目に見ながら、紅花は別に羨ましくないからね、と鼻を鳴らす。


 先生にスコアをつけるように、ノートを渡されたので五分ずつの短い試合でさくさく進んでいくので、動かなくても暇じゃなかった。


 三回めの試合、コートにいる六人の中でやたら動きの悪い生徒がいる。

 運動音痴な子は、世の中たくさんいるので、その類かなと見ていた。だが、それがサボリ癖のあるゆるふわだったので、ただやる気がないだけなのかなと思い直した。


 でも、それにしては様子が変だった。


 顔が真っ赤になっている。

 別に動き始めてそんなに経っていないし、何より今日はそこまで暑くなかった。

 

 あれっと、紅花だけでなく、皆が異変に気付いたときはもう手遅れだった。


 ばたんっと、ゆるふわの身体がコートにうつ伏せになった。


 生徒たちは何が起きたのかわからないまま、ゆるふわを取り囲んでいる。先生が慌てて、首に巻いていたタオルをゆるふわに被せると、背中にのせて運ぶ。


 雰囲気からして、熱中症にでもかかったのだろうかと考えたが、なんだか様子がおかしかった。


「ちょっと、自習してて! 暑くて気分が悪い人は水分補給を忘れないように」


 生徒たちのゆるふわを心配しているのと同時に、今更言うなよ、という目が見える。


「先生、同行していいですか?」

「山田さん、わかったわ」


 先生は、ぐったりしたゆるふわを何度もおぶい直しながら進む。体育教師らしく、普通の女性よりも体力はあるのだが、気を失っている相手をおぶうのはつらい。


 他の生徒から見えなくなったところで、ようやく紅花は申し出る。


「先生替わりますけど」

「……」

「持つだけなので潰したりしません」


 先生は渋っていたが、何度も抱え直していて手がしびれてきたらしく、紅花にかわることにした。


 紅花は背中にのせるより、前でお姫さま抱っこをする。正直、この体重プラス少年Aと颯太郎少年を一本釣りした紅花にとって、大した重さじゃない。やろうと思えば片手で抱えることも可能だけど、先生に止めらるのでやらない。


 紅花が持ったことで、さっきよりもずっと早く移動できた。






 保健室につくと、保健の先生が眠たそうに座ってコーヒーを飲んでいた。たしか保健医とは言わずに養護教諭というのだったか。


「すみません、急に倒れちゃって」

 

 急な来訪者に養護教諭は、欠伸を中断して、てきぱきとベッドの準備をしてくれた。


「どうしたの? 熱中症とかじゃないわよね」

「そんな天気じゃなかったと思うんですけど」

「そういう判断が、病人を作るのよ!」

 

 体育教師に説教する養護教諭を無視して、紅花はゆるふわをベッドに寝かしつけた。顔が真っ赤だなと思ったら、よく見ると発疹ができていた。顔だけじゃなく、手の甲などぶつぶつがみえる。


 紅花は生憎、か弱いとは言い難い体質をしているので、熱中症がなんたるかはわからない。でも、それとは少し雰囲気が違った。


「悪いけど、山田さん。先生、一度戻るから、かわりにノートに記載しといてくれる」

「わかりました」

 

 スコアの次は、保健室の利用記録をつけろということらしい。

 

 養護教諭はぱたぱたとペットボトルのスポーツドリンクと吸い口を持ってきた。冷たいおしぼり付だ。


 ペットボトルの蓋を開けようとして、養護教諭は首を傾げた。


 多分、紅花と同じことを思ったらしい。


「これは、熱中症ですか?」

「熱中症かどうかはわからないけど、なんだかアレルギー反応起こしてるわね」

「アレルギー反応?」


 養護教諭は、紅花にペットボトルと吸い口を渡し、移し替えるように指す。その間、ゆるふわの手を持って、ぺらっとジャージをめくった。


「やっぱり」


 養護教諭は、棚をがさごそあさりだす。

 塗り薬をいくつか持ってくる。


「非ステロイドだけど、合うかな? ちょっとわからないから、勝手に塗るわけにいかないのよね」

「結局、何ですか、コレ?」

「たぶん、紫外線アレルギーね。あと顔色が悪いわね、朝ご飯を抜いて貧血で倒れたってところかしら?」


 聞きなれない言葉を聞いて、紅花は首を傾げる。


「食べ物や埃以外にも、太陽光でもアレルギーって出るのよ。ほら、肌が露出していない部分は赤くなってないでしょ。日焼け止めは塗ってなかったみたいだし、自覚なかったのね」

「そんなのあるんですね」

「日焼け止めないからとってくるけど、少し留守番お願いできる?」

「……はい」


 記録をかいたらすぐ出て行こうと思っていたのに、頼まれたら仕方ない。すると、養護教諭のいる後ろの窓からなにかぴょこんとはねて見えた。栗色のやけに元気なあほ毛とやらだ。


「あれ、どうしたの? なにかある?」

「い、いえ、どうぞ、行ってください」

「ごめんね、じゃあ、記録帳は棚の中にあるから」

「いっ、いってらっしゃい」


 教諭が出口に向かうとともに、紅花は蟹歩きをしながら窓へと向かう。そして、ぴょこぴょこ跳ねるあほ毛の主を睨む。


 しかし、なぜ紅花がこんな真似をしているのだろう。


 教諭が完全に保健室から出払ったのを見計らって、窓の外の主はにょきっと顔を出した。


「こんにちは、ホンちゃん」


 前回、キウイで酔っぱらった颯太郎少年は、こう呼ぶようになった。


「颯太郎くん、なんでここにいるの?」

「それは、保健室は皆のものだからじゃない?」

「うん、それはわかるけどさ。ここ、二階だから」


 どこをどうやって上って来たか知らないけど、颯太郎少年は器用に壁のでっぱりに足をかけて外壁に引っかかっていた。


「やっぱり、保健室が二階にあるって構造的に欠陥だよね」


 少年はそう言いながら、窓から入ってくる。

 

「その意見には賛成だけど、非常識だから」

 

 もし相手が愚兄だったら、有無を言わさず二階から蹴落としていただろう。


 颯太郎少年は靴を脱ぐと、足音をさせないまま、ベッドへと向かう。もしかして、ここで昼寝でもするつもりだろうか。


「そこ、もう先客いるから」

「知ってる」


 少年は、横たわるゆるふわを見ていた。そして、何を思ったのか、手を伸ばし、ジャージの襟を引っ張った。


「……何してるの?」

 

 思わずすごんだ声で、紅花は少年の襟首をつかみ、足元を浮かせた。

 別に、ゆるふわに対してさして思うところはないが、目の前で痴漢行為があるのを見逃せるほど薄情ではなかった。


「ええっと、違う違う」


 歯をむき出しにして威嚇する紅花に対し、少年が珍しく少し青い顔で言った。浮いたつま先がぶらぶらしてる。


「あれ、見てよ、あれ」

「あれ?」


 ジャージの襟がめくれ、ゆるふわの首筋が露わになっていた。

 

「あれがなんだって……!?」


 紅花は颯太郎少年の首根っこを放すと、ゆるふわに顔を近づけた。


 むき出しになった首には、穴が二つ開いていた。傷はまだ新しく、そこだけ奇妙に変色していた。


「なにこれ?」


 何かに噛まれたようなあとに見える。


「多分、これ、吸血鬼ヴァンパイヤが噛んだ痕だろうね」


 少年は、わかりきったように言った。


「噛まれた症状も出てる。先生、日光アレルギーとか言ってなかった?」

「どうしてわかるの?」

「本で読んだことあるから。吸血鬼に噛まれると、吸血鬼になるって話あるでしょ。あれは半分本当で、半分嘘なんだ」


 少年は、ベッドの下にあった丸椅子を二つ取り出すと、紅花の前に置き、もう一つに座った。


「吸血鬼に噛まれると、その唾液に含まれる成分によっていくつかのアレルギー反応が出るんだよ」


 そう言って、少年は指を三本立てる。


「一つ目、今言った日光アレルギー。薬なんかの副作用によっても引き起こされる場合があるんだ」


 少年はつらつらと説明する。


「二つ目、ニンニクアレルギー。稀だけど、普通の人間にも起こるやつで、吸血鬼に噛まれるとそれになりやすくなる」


 これも初めて聞く話だった。そう言えば、少年は変形菌のことにも詳しかったし、むじなのことも知っていた。


 意外に博識なのだろうか。


「そして三つ目。これはアレルギーというより嗜好の変化だね。困ったことに、同族の血液を好むようになる」


 紅花は三本の指を見る。たしかに、この三つの症状がそろったら、吸血鬼と呼ばれても仕方ないだろう。


「これは最終段階で、ここまでくると普通の生活は難しくなる。ここまで来ると、大量の水を怖がったり、十字架を見ると変な幻影が見えて怖がったりすることもある」


 完全に吸血鬼だ。


「ちょっと待って。それなら、このゆるふわは噛まれたっていうの?」

「ゆるふわ……、ああ、なるほど。うん、そうだろうね」


 ゆるふわで通じたらしい。今はゆるくもふわふわでもない、乱れた髪をしているけど。


 あれっと紅花は気が付いた。そう言えば、昨日、少年はゆるふわを追いかけようとしていなかったか。そして、結局追いかけることはできず、ゆるふわは教室に戻らなかった。


「もしかして、あれ? ゆるふわのフラグが見えてたの?」

 

 紅花の問に、少年は頷く。


「ちらっとしたものだったから、そこまでわからなかったけど。気になって追いかけようとしたんだ」


 だけど、止められた。まだ曖昧だったので、少年も深く追いかけようとは思わなかった。それが間違いだった。


「まだ、この段階だと血清があれば、治るはずだけど。問題は型が合うかな」

「血清ってそんなものあるの?」

「あるよ。ただ、その型があったらあったで問題なんだ」

「なんで?」


 よくわからないと紅花は首を傾げる。


「型があるってことは、過去、噛まれて発症した人がいたってこと。今回、初めて噛んだわけでもなく、吸血病の予防接種を受けていない吸血鬼がいるってこと」


 なんか犬の狂犬病予防接種みたいで間抜けに聞こえるけど、重大な問題のようだ。


「その予防接種は人外としての権利を得るために必須なんだよ。もし受けてなければ、その個体はまだ年齢に達していないか、もしくは……」

「もしくは?」


 颯太郎少年は少し冷めた目でゆるふわの首筋を見る。


「古い考えを持つ吸血鬼、つまり現代でいう食人鬼オーガーとか」


 そこ冷えのする響きに、紅花はことの重大さをあらためて感じた。


 食人鬼、それは人を食らい人外としても認められなくなった化け物を言う。


 思わず両手で自分の身体をかき抱く。

 

 ひと月ほど前の記憶がよみがえる。

 手足が千切れ、腹を破られたあの日のことを思い出す。


 そこにいたのは化け物だった。

 同じ人外だと思っていたのに、それは食人鬼だった。



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