コレクション6話目〜自慢と少女
「「「・・・。」」」
ギルド学園ベアーブック支部。生徒会室。
ここに、三人の人影がある。
1人は金髪のロング。身体を全身白銀の甲冑を着込んだ美女だ。鋭さに強さを兼ね備えた瞳。驚くほどのスタイルを甲冑で隠し、凜としたオーラを漂わせているクールビューティーが椅子の前に仁王立ちしている。
1人は黒髪のロング。黒い着物の様な服に身を包んだ美少女だ。服に押されながらも大きさを強調している大きな胸。妖艶な色気を漂わせる瞳。日本で言うところの大和撫子が椅子に腰を下ろしいる。
1人はブラウンのセミロング。可愛いピンクのワンピース。頭の大きなリボンが可愛さ上昇させている。大きな瞳に幼い顔立ちを漂わせる美少女だ。
未発達の身体から禁断の果実を連想させる少女が、紅茶にお湯を注いでいる。
金髪美女が話始める。
「ではこれより、第8回集コレクション自慢を開催する!」
「「パチパチパチ」」
次に黒髪美少女が話始める。
「ふふふ。今回は私が一番なのは間違いないでしょうから、お披露目は最後に致しますわ」
「凄い自信だな」
「ふふふ。ご期待ください。」
次にブラウンの美少女が会話に参加する。
「みんな、シュウくんに迷惑かけ過ぎだよ!
最近物がよく無くなるって言ってるんだから!」
「ちっ違うぞ!わっ私はシュウ殿の落とし物を保管しているだけだぞ!!」
「ふふふ。私はシュウ様の大事な物を敵から守る為に保護しているだけですわよ?」
「みんな少しは自重しましょうよ〜」
「そっそう言うお前の盗撮行為は許されるのかな?」
「ごめんなさい」
「ふふふ。止めましょう。不毛な争いは。」
「そうだな!では、皆準備を!」
三人は指輪をかざし、トレジャールームと念じる。すると、三人の目の前に3つの扉が現れる。三人は扉を開け1分程度で戻ってくる。手には宝箱や、布の掛かったトレイ。クッションに乗った魔石を持っている。
手には三人もれなく白い手袋をしている。
「では、私から行こう!」
宝箱を開ける金髪美女。
「これは集殿が着ていた上着だ!勿論使用済みで洗ってもないぞ!シュウ殿の匂いや温もりが感じられる最高の逸品だぞ!!」
「中々の逸品ですわね」
「確かに、使用済みはポイントたかいですね!」
金髪美女はこれでもかと胸を張る。
「次は私ですかね!」
ブラウン美少女が、クッションに乗った魔石を手に取る。
「映像魔石です!どうぞご覧ください!」
黒髪美少女が目に魔石をかざす。
「こっこれは、シュウ様のトットイレ(小)後ろ姿ではありませんか!!」
「なっなんだと!!私にもみせぬか!!」
金髪美女が魔石を奪い取る。
「こっこんな。こんな・・・」
金髪美女は頭のてっぺんからつま先まで真っ赤になりながら目が離せないでいた。
二人は心ゆくまで放尿シーン(後ろ姿)を堪能した。
「「・・・」」
二人は興奮冷めやらぬ状態だ。
「とんだ伏兵がいたものですわ。しかし、私のコレクションには一歩及びませんでしたわ。」
黒髪美少女がトレイの布を取る。
そこにある物は・・・
「シュウ様の使用済みパンツですわ!!」
「「なっ?!?!」」
「トレードを要求する!!」
身体を震わせながら金髪美女が叫ぶ。
「却下ですわ。」
「そこを頼む!!」
パンツを目の前に頭を下げる金髪美女。
黒髪美少女は指を口元に1度付け考え込む。
「そうですわね・・・前回のシュウ様使用済みズボンと、使用済みストロー。あと、使用済みティッシュのセットでしたら考えなくもないですわ」
「ぐぅぅぅ!足元を見よって〜!!」
足を震わせながら黒髪美少女を睨む。
ふと黒髪美少女がブラウン美少女に視線を向ける。
まるで電灯ち群がる虫の様にフラフラと腕を伸ばしていた。勿論終着点はパンツである。
「ふふふ。お預けですよ。」
笑いながら布を被せる黒髪美少女。
「「あっ、せめて、匂いだけでも・・・」」
今回のコレクションは黒髪美少女が軍配が上がった。しかし、彼女たちのお宝コレクションは止まることを知らない。