ep1 トゥレス爆誕
「「「おぎゃーっ!おぎゃーっ!」」」
俺は何故泣いているのだろうか。
産婦
「おぉ、ジス様!元気な男の子ですよ!!」
俺は産婦の柔らかく、暖かい腕に抱かれ、そっと母ジスの胸元へ置かれた
ジス
「あぁ、私の可愛いトゥレスよ、産まれて来てくれてありがとう。」
薄い青髪をし、疲れ切った母は、とても柔らかく、とても良い匂いがした事を鮮明に覚えている。
俺は異世界転生者と言うやつらしい。
前世は、何処で産まれ、何処で育ち、どんな人生を歩んで来たかは思い出せない。
しかし、この世界以外の知識などが、頭の中にある事だけは理解出来る。
俺が産まれたのは、マリン王国。
この世界の中でも、それなりに大きな大国だ。
そして、俺の産まれた家は、バン家、青い髪色が特徴的な家系だ
バン家は先祖代々、王家の第1秘書官を務めるマリン王国の最上級貴族の1つである。
バン家は、剣技に魔法にと優れた能力を有する血筋である事は、国内外問わず、有名な話であった。
そんなバン家の長男として、俺は新たに人生をスタートさせたのであった。
父は現在、国王であるマリンディア王の第1秘書官として、その手腕を振るっていた。
父は内政、外交に強く、勇ましい秘書官だ。
おまけに、剣技の腕も世界の10本の指に数えられる程。
絵に描いたような文武両道の貴族頭だった。
親ガチャ大成功の俺が、マリン王国を世界の頂きまでの覇道わ進む物語が今始まる!




