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ここにあるもの

作者: 花浅葱 羽羅

ただの


くろとしろでならべられる文字は


なにを意味するわけでもなく


しゅちょうするわけでもなく


ただそこにいるだけで


『存在意義の無いもの』


のはずだったもの


ここにならべられる文字は


なにかを意味したいわけではなく


ここにあるだけ


つくりだしたのは


人間で


意味をつくったのも


人間で


音をつくったのも


人間で


でもね


文字になるまえのここにあるものたちは


なんだったのだろう


にんげんにしはいされたものは


文字になったけど




ここにならべられたものたちはなんだったんだろう



黒板の文字を見て考えた、中学2年生の、中二病な勉学の秋。

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