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住宅街(3)

本編まで

3、2、2、1

スタート。

私達がわたるの家に向かい始めて10分ほどしただろう。


「ここだよ。」


そう言われて止まると同じような一軒家が集まった区画へ来ていた事に気づいた。私は話が盛り上がっていたためどこへ来ているのか気にしていなかったため、周りの景色が変わった事に驚いている。


50ほどある同じような一軒家。どうやらわたるの家はそのうちの1つらしい。


わたるが鍵を開け、家の中へ招待してくれる。


「こっちがリビングで、あっちが風呂。んで、僕の部屋あっちだから。君の部屋はあっちにしよう。」


「我の部屋もいいのか?」


「勿論いいよ。今日から一緒に暮らすんだからね。」


そう言って私にも部屋をくれた。少し嬉しいのはなんだろう。


まぁそれは一旦おいといて、私はこの家を見て回る事にした。


家は2階建てで両親と元々住んでいたが両親が仕事で忙しいためわたる1人で暮らす事になったらしい。


私の部屋の横にわたるの部屋があり、その横にわたるの両親の部屋がある。


リビングには写真が飾ってあり、わたるの兄の姿も写っている。兄は現在独り立ちして社会人として働いているらしい。寂しかった所に君が来て助かった。と言っていたので「良かった」と言っておいた。


「何か気になる点でもあった?」


と聞かれたので、わたるの兄の事について聞いてみたら、


「君、家族関係とか結構ハッキリ聞くねー。」


と笑いながらも教えてくれたので別に禁句では無いだろう。


寂しそうだったので少しだけなら構ってやろうかと思う。


家の事についてあらかた分かったので寝ようかと思って時計を見たところ時刻は4時を過ぎていた。

そろそろ寝ようか。


こうして現実世界の生活がはじまった。

2が多いって?気のせいだよ。

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