旅行(2)
「まぁまぁそう落ち込むなって。」
「だって、これ貰っても私ドラゴンよ?宿なんか泊まってたら絶対ボロが出るわ。ずっと気を遣わないとなのはごめんだわ。」
「でも3年になったら修学旅行があるだろ?」
「うっ…」
「それの練習だと思って行ってみても良いんじゃないか?」
「確かに…。」
わたるの説得を受けて私は旅行に行ってみることにした。
まだ不安は残るが、わたるが付いていてくれるならまぁましだろう。
私は旅行に向けて少しづつ準備を進めて行った。
まずは買い物だ。何が必要かはリストにまとめてある!これを見ながら必要なものを買い足していこう。
…きゅうりの値段が今日は安い。あ、にんじんも安い。んー…買いで。
って何やってんの!?私。旅行の買い物に来てなんで夕飯の買い物してるの?
自分にツッコミを入れつつ買い物を進める。無事に終わる気がしない。
結局想定していた物の2倍の量の物を買って持ちきれず、隠れながら異空間にポイっとして帰ってきた。
「ただいまー。」
家のドアを開けて買ってきた荷物をぶちまける。
そしてこれから整理の時間。
「これは冷蔵庫で…これはカバンに入れれば…。」
これが2時間続いた。
私の唯一?の欠点。それは片付けが下手なこと!
あ、でもデカくて家に入らないことも欠点だから唯一じゃないか。
まぁ、とにかく、私は片付けが苦手なのだ!
「ドヤってする事じゃないよ。」
なに!?思考を読まれてる!?
「考えがバレたっておもっただろ。」
「おもった。」
「そんな顔してるからね。」
「顔に出やすいの?私。」
「とっても。」
これは欠点の1つに追加だな。
一旦それは置いといて、片付けだよ片付け。
私は自分の部屋からキャリーケースを持ってきて、その中に今日買ってきた物や洋服を詰めていく。
「こんなものでいいかな。」
まぁ足りなければ後日足せばいいだろう。
たまけにはまえににも空白でいいかなつて思ってのでそうしてみたにた。まぁそんな日もあるさ。
↑誤字を直さずに打った場合こんな感じ。読み取れますかね。