災い(2)
やっほー。作者だよ。
今は書く事ないしー
早速すたーと。
ゲートが完全に開ききるまえに閉じなければならない。このタスクを私にこなす事は出来るだろうか。
私はゲートを閉じる為に反発した魔力をゲート内に流し込み始める。
「魔法の展開を止める時はこうやるって神様が言ってたけど…間に合うかな。」
ゲートは私が魔力を注いでいる間も完成に近づきつつある。
これでは間に合わないと判断した私は魔力を温存し、出て来た何かと戦うかも知れないと言うことに考えをチェンジした。
すぐゲートから距離をとり、出てくる者を警戒する。
それから30秒ほどして、奴はでてきた。
水色の羽、鋭く紫色の目、青く長い尾羽。そして一軒家ほどの巨体。
飛行機サイズの私と比べても上空の対峙は圧巻だ。
「アイツは…?」
『種族名、ブリザードバードです。普段は自らが作った吹雪の中に生息しており、滅多にその姿を見る事はされてないとされています。』
「ありがとう。」
スキル【思考】の力で奴の名前と特徴をつかんだ。しかし、勝てるかどうかまだ分からない。
「キュェェェェェェェ!!!」
奴は私に気づくと、特大のつららを飛ばしてきた。しかし私が避けると人々に被害が出てしまう。
ましてや私達の家や学校、喫茶店、わたるたちなどに被害が及ぶのは絶対に避けたい。
私は飛んできたつららを風魔法【風切】で細かくし被害が出ない程度まで小さくする。
しかしそこに気を取られている間に小さく鋭いつららがこちらに向けて何本も飛ばされる。
それも細切れにしていく。
しかしこれでは攻めることが出来ない。どうすれば良いのか。
考えに気を取られている隙に、つららを何発か喰らってしまった。
ドラゴンの鱗は固くつらら程度では破れないが流石にこのつららは痛い。
奴はつららが命中した事で勝機を見出したのか、ブレス攻撃を放って来た。こちらも炎のブレスで対抗する。
街全体が凍りつくのはごめんだ。
しかし先ほどから何発もの【風切】を放っているためこちらの方が疲労もあり劣勢だ。
どうすれば…どうすれば勝てる…?
私は完全に手詰まりだった。勝てる方法がわからなかった。
見てくれてありがとね。
嬉しくて作者のドロドロ度が増していきますので。
ドロドロしてたら物掴みにくいって?
たしかに。




