火災編(3)
☆MAEGA
KI☆
こうやって書くと綺麗好きがうわーってなる。
人の姿になった私は早速何かアルバイトの募集でも探しに商店街へ向かおうと思っていた。
その途中で人混みを見つけ、気になったので寄ってみる。
「なんだ?この人達。」
「嬢ちゃん知らんのかい、さっき商店街で火事が起きたそうだよ。これ以上は線が張ってあるから進めんが、警察と消防で消してるそうだよ。」
「そうか。」
おじさんの話によると、火事はついさっき起きたばかりらしい。
最近は物騒な事件が多くて嫌になってしまうな。
しばらくは入れなそうだし、家に帰ろうか。
と、思っていたが近くにいた主婦たちの噂を聞いて先程の思考は消される。
「出火したの、あの洋食屋の近くらしいわね。」
「2件お隣だとか。」
それって、あのおじいちゃんの洋食屋が危ないって事か?おじいちゃんは大丈夫か?
思考がぐるぐる回ってうまく進まない。だが、
「あそこには借りがある。行こう。」
私が変身を解き、規制線を無視して飛んでいくまでに時間はかからなかった。
「みてみて、どらごんさん!」
この出来事は一度収まったドラゴン騒動を再び巻き起こすキッカケになった。
☆ATOGKI☆
見てくれてありがとう
作者も嬉しいです。




