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この連載作品は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。

僕の夢と曖昧な君へ、

作者:ロート
高校で再会したのは、幼い頃に仲の良かった幼馴染──糸瀬加奈。
彼女は、俺の初恋の相手でもあった。

友達をうまく作れず、ひとりで過ごす日々。
そんな俺の学校生活の中で、話し相手は彼女だけだった。
……しかし、彼女もなぜか、誰かと仲良くなろうとしない。
教室では浮いた存在。
誰とも目を合わせず、誰からも話しかけられない。
それでも彼女は、俺とだけ笑って話す。

最初は感じなかった“違和感”が、少しずつ心に滲んでいく。
――なぜ、彼女の声が思い出せないのか。
――なぜ、彼女の姿が日に日に曖昧になっていくのか。

文化祭、体育祭、修学旅行。
彼女と過ごす“青春”はどこか夢のようで、どこまでも優しくて、そして、静かに終わりへと近づいていく。

彼女が隠していた“真実”を、俺は受け止めることができるのだろうか。
たとえそれが、すべて夢だったとしても──。

これは、曖昧で優しい夢の物語。
誰かの青春であり、誰のものでもない物語。
そして──それは、あなたの夢かもしれない。
進む道
2025/06/23 10:47
1の幼馴染
2025/06/25 09:17
2の会話
2025/06/27 18:49
3の思い出
2025/07/05 13:41
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