1話
恋だの愛だのと言う人がいる。
僕はそんなに大事なことなのかと考える。
僕には未だにその感情がわからない。
誰かに愛されているか？と答えるのなら
多分としか答えられない。
そう、僕には誰かを愛したことがないからこそわからない感情なんだ。
親に「僕ののこと愛してる？」と聞くのは辛いのだ。
だから僕はその感情を知りたくて漫画やラノベゲームをしてきた。
言いたいことはわかる、そんなことやってもわからないぞと言いたいのはでも、僕は少しでもその気持ちを知りたくて近づきたい為に必死にやり込んだ。
その結果、恋愛は素晴らしいということに行き着きいた。
でも、僕は誰かを愛したり、好きになることはできるのかまだ、わからない。
だから、僕は高校生になって今流行りの服とかなどを調べて高校デビューする筈だったのだ。
でも、現実は残酷でそんな日を思い浮かべてた頃があったな的なことになり未だに陰キャラのまま高校生になった。
今更ながら自己紹介をしようと思う。
僕の名前は真田 神
身長は平均よりも少し下でヒョロヒョロした体型をしてる。
僕のあだ名は見た目がヒョロいことでヒョロと呼ばれてる。
今日から高校生になって初めての通学となるのだが坂道が急で自電車通学には厳しくて通う高校間違えたなと痛感した今日でもある。
体育館で挨拶や偉い人のながーい話を永遠に聞かされる僕たち学生にとってはとっても退屈な時間が始まる。
そしてお約束なのかそういう日に限って倒れたりする人が出て先生に保健室送りにされる生徒がチヤホヤ出てくる。
男はブレザーで女はセーラー服を着ている。
体育館でのお話しが終わったら僕はこれから配属される1年A組の教室になった。
先生の自己紹介が始まり
先生の名前が寺島 春
比較的に若く綺麗な先生で
体育教師でソフトテニス部の顧問だということがわかった。
「出席番号から順番に自己紹介して」との言葉から順番に自己紹介になった。
1クラス大体30人なので結構長く感じるなと思いながら自分の番になったので必要最低限の挨拶で終わりその後拍手をもらってから席に座り最後の人の番になった。
「南 中学出身 神崎真衣」
偉い可愛くて美少女がいた。
僕はこの人の顔を見た瞬間に心臓が高鳴ることを感じた。
そう、これが僕にとって初恋の人である。
これは僕が一度も誰を愛したことないところから始まり誰かを愛し抜く話し。
