表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/152

魔王降臨

 源安さん達が、妖し達を引き付けてくれている間に、俺達は先を急ぐ事にした。源安さん達がどうなるのかわからないので、なるべく早くに方を付けなければならない。

 けっこう洞窟を奥へと進んでみたが、妖し達はほとんど出てこなかった。拠点に残った妖しは、あれでほぼ全てだったのかもしれない。

 やがで洞窟の最深部と思われる地点まで辿り着く事ができた。

 最深部に近付くにつれ、回りの温度が少しずつ高くなっていった。拠点のある山は火山なので、奥へ行く程熱くなっていくようだった。

 最深部は溶岩が所々から噴き出し溜まりを作っている、地獄のような光景をした、大きな広間になっていた。そこには岩を削って造った、また大きな椅子に座った何者かがいた。


 それは闘牛よう角を頭に生やし、蝙蝠(こうもり)のような羽を背中から生やした()()()()()()()

 気になったのはその角や羽ではなく、そいつの格好だった。上半身には白いワイシャツとワインレッドのネクタイ。下腕には黒いモコモコのカバーを填めている。下は紺色のスラックスを穿いており、足元は黒い革靴だ。そして、顔には黒縁の分厚いメガネをかけていた。顔は痩せ型の中年のおっさんで、髪型は所謂(いわゆる)バーコードハゲだった。

 角と翼さえなければ、俺の元居た世界にならどこにでいた、くたびれた中年サラリーマンにしか見えない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ