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妖怪道中膝栗毛②
烏天狗の強力な突風攻撃を喰らい、なす術もなくその場で立ちすくまっている俺達。だが、その時ワタナベさんが何かを叫んだ。
「ここは自分に任せてください!」
突風で聞こえにくいが、そう叫んだように聞こえた。
ワタナベさんはどこから取り出したのか、手に拳銃を持っていた。それを烏天狗に向かって二発撃った。弾は一発だけ烏天狗の身体にヒットした。烏天狗は後ろ向きに倒れた。
烏天狗の突風攻撃が止んだので、俺達はすぐ様プロヴダに加勢しようとそちらの方に駆け寄ろうとした。だが、その時またしても予想だにしない異変が巻き起こった!




