表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/152

神国見聞録

 スメラギ神国に辿り着いたが、そこはまだニニギ達が来たという街ではない。更にそこから沿岸沿いを伝いながら、やっと目的地が近いという港町までやって来た。

 その港町の名前は『オザカ』というらしく、そのオザカはまんま江戸時代の日本といった感じの町だった。だが、俺がテレビの時代劇などで観た、ステレオタイプの江戸時代の風景とは違っている点もいくつかある。まずは、町行く人々の格好だ。男性で言えば、普通に着流しや袴などを履いた和装をしている人もいれば、ニニギ達のように古代飛鳥(あすか)人のような格好をしている人もいた(着物を着ている人に比べれば数は少ないが)。

 その中で一番、『変わっているなぁ』と思った風俗が、『(まげ)の形』だった。俺が知っている江戸時代の男性であれば、月代(さかやき)を剃り銀杏髷(いちょうまげ)をしているのが普通だと思い、実際にそういう髷をしている人も大勢いたのだが、それ以外にもよくわからない奇抜な形の髷をしている人が中にはいる。それは()()()()()()()()()()()()()()などだった。前から見ると頭の上に黒縁のハートなどが乗っているように見えるので、見慣れていないと思わず笑ってしまいそうになる。そういう奇抜な髷をしている人は、立派な身成(みなり)をしている人が多かった。後でニニギの従者にその事を尋ねてみると、「ああいった奇抜な髷をしている人は、商店の旦那衆などが多く、髷の形などで己の権勢振りを誇っているのです」と教えてくれた。

 建物の見た目や動植物などは、やはり昔の江戸時代頃の日本と、そんなに変わらないように見える(細部で違っている部分はかなりあるのだが、長くなるので説明は省いておく)。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ