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魔導都市②
アーリエ達は門番から宿の場所を聞いていたので、そこに滞在する事になった。宿はかなり大きな建物で、そこには明らかに他の地域からやって来たであろう者達がごった返している。エルフであるアーリエがそんなに目立たい程、人以外の種族や民族衣装を来た者達が多くいた。
『カルダモンには、すでに潜入しているワタシの部下がいるので、まずはそいつ等に会え』
というのが、ヨハンから聞いていたサクラコの指令だ。
宿に籠もって待っていると、ヨハンが潜入している者達と落ち会う段取りをつけてくれた。『今晩、この近くにある酒場で会おう』という話になったらしい。
夕暮れ時になってから指定された酒場に行ってみると、すでに潜入者達は席を取って待っていた。ちなみに酒場はどこにでもありそうな、カウンター席がありテーブル席をいくつか置いた物だ。
そこで待っていたのはマッチョなデカい男とキザそうな優男だった。




