表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/152

霧の向こう側③

 私は実験がてら森の中に、いろいろな魔法の罠を仕掛けておいた。

 いつ使われるかわからないのに、そんな物を仕掛けておいたのは、祖父の蔵書の中に『魔法で仕掛ける、()()()()の罠100選』、という物を見つけたからだった。私もまさかこんなにも早くに、仕掛けた罠の成果が見られるとは思ってもみなかったのだが……。


 エルフの村の周辺の森の中は、阿鼻叫喚の地獄絵図となっていた。

 (つた)で縛り付けられ、樹上に吊されてしまっている者達。大きな(つぼみ)を持つ植物に身体の半分を包み込まれ、消化されかかっている者達。巨大な花弁を持つ植物が出す花粉を吸い込み、ヘラヘラと薄ら笑いをしながら、近辺を彷徨(さまよ)っている者達。そんな感じで盗賊達の集団はすでに全滅しかかっていた。

 例の盗賊達の(かしら)は、5人の手下達と共にある樹の根元で一緒になって震えていた。目の前には大きな頭を持つ、向日葵のような植物系のモンスターがいた。頭の中心には巨大な口があり、根っ子に当たる部分が触手のようになっていて、それで移動できるようななっていた。頭の高さは5メートルぐらいはありそうだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ