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淫魔のランデブー

 ロバート・モリソン。

 彼が店を構えてから、2年の月日が流れていた。風俗業のイロハを知らなかった彼は、『女性が付きっ切りで客の酒の相手をする』という、クラブ店形式の店を営もうと他のクラブ店を真似(まね)る形で店を出してみた。だが、客の相手をさせる為に募集している女性は、容姿の優れた者は他の店へ行き、自分の店にはなかなかやって来ない。賃金を他の店よりも多めに出す事を募集要項にも書いてみたが、それでも新規で客の出入りもわからないような店に勤めようとする者は少なかった。店に来るのは容姿が整っているとは言い難い女性か、年増。そういった者ばかりだった。

 仕方がないので店の経営方針も、予定していた物から変えざるを得なかった。当初は高額ではあるが、ちゃんとした酒などを注文させて利益を得る方針だったのだが、それよりもかなり高額な料金を請求して、ごねる客には強引な徴収を行う、そういった方針に変更された。


 ロバートが店のオーナー室で帳簿に目を通していると、フロア嬢のサポートをしているはずの男性店員が部屋に駆け込んできた。そして、「今フロアが大変な事になっている!」と、息せき切って告げた。

 ロバートは急いでフロアの方へと行く。するとそこには、目を見張るような異様な光景が広がっていた……。


 フロア嬢達が、店をメチャクチャにしていたのだった。しかも全員が素っ裸だ。

 内装はグチャグチャになり、ソファーとソファーの間にある間仕切りも倒され、置いてあった観葉植物も鉢から飛び出し転がっている。

 置物のブロンズ象で壁を殴りつけ穴だらけにしているフロア嬢がいたり、テーブルの上に乗り酒瓶を片手に、奇妙な踊りを踊っているフロア嬢がいたり、店を破壊するのに疲れたのか、床に寝反べり笑い声を上げているフロア嬢がいたりと、まさにとんでもないカオスな光景だった。

 支払いを渋る客に対し、円滑に料金を徴収する為に雇っている強面の男性店員が、暴れるフロア嬢達を見てオロオロとしている。

 そんな中で一人の客が、ソファーで俯向(うつ)きながら自分の膝を強く掴んで座っていた。

「お前たち、一体何をしているんだ!」

 そんな光景を見て固まってしまっていたロバートだが、すぐに気を取り直しそう叫んだ。

 オーナーの存在に気付いたフロア嬢達は、酒瓶を片手に薄ら笑いを浮かべながら、ゾンビのようにロバートにゆっくりと近付いていった。

 恐怖に駆られたロバートは、そのまま後退りをした。だが、すぐにフロア嬢達に壁際まで追い詰められてしまう。なす(すべ)もなくフロア嬢達に捕まってしまったロバートは、押し倒されたあげくに、服まで全部剝かれてしまった。

 そんなロバートにフロア嬢達は、とてもここには書けそうにない、淫らな行いを繰り返し、彼の肉体と精神を思う存分に(もてあそ)んだのだった。

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