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第34話 コンサートの後半は演劇で!

ブックマーク追加誠にありがとうございます!

大変励みになります。

今後もコツコツ更新して参りますのでよろしくお願い致します!


コンサートの歌披露はモンスター娘たちもリーンハートも大人気だった。

そして歌の後はそのまま舞台で演劇を行う。


「またまた性懲りもなく現れましたね!魔界三人娘!」


「ふふーん!そっちもまたまた現れちゃったね!淑女仮面リーン!」


舞台ではリーンハート扮する淑女仮面リーンとモンスター娘扮する魔界三人娘のドタバタ対決が繰り広げられていた。毎回町のお宝などを盗もうとしたり独り占めしようとしたりするところを淑女仮面リーンがオシオキすると言う流れの話である。


ちなみに今回は大通りの焼き立てパンが看板メニューの「ドライムの焼き立てパン屋」より宣伝費を貰って、劇中ではモンスター娘が「ドライムの焼き立てパン屋」のパンをおいしそうに食べて、「チョーおいしい!」「私はこのふっくらパンが好みー!」「これは買い占めましょう!」などとパンの宣伝をしながら、買い占めて他の人が買えない様にして迷惑を掛けると言う話にしている。ドライム役の俳優が買い占められてみんなにパンを食べてもらえないよーなどと泣き言を言うと、どこからか淑女仮面リーンが登場、迷惑をかけているモンスター娘たちにオシオキすると言う流れだ。


「みんなに迷惑を掛けることは許さない! 月が代わってオシオキよ! 必殺!ムーンストライク!」


丸っこい月の球をモンスター娘たちにぶつけてキラキラ爆発してハラホロヒレハレさせる。

慣れて来たらパペットマスターのトニーに作ってもらったパペットを使う予定だ。

「今週のびっくりどっきり精霊~!」などと言って、変なアイテムを出したいところだ。


「いやーん、やられちゃったー」

「くそ~、今度こそ人間と仲良くしてやるからなー!」

「おぼえてろー!」


仲良くしたいけど、うまくコミュニケーション取れません、みたいな雰囲気で演技させている。仲良くしたいけど、勝手なことしちゃって怒られる、みたいな感じ。

少しでも魔族に対するイメージが変わればいいのだけれど。


「リーンちゃんサイコー!」

「俺もオシオキしてー!」

という淑女仮面リーンへの応援も多いが、

「サーちゃん俺がパン買ってあげるよ!」

「俺もハーちゃんにパンをプレゼントするぜ!」

「アーちゃん、お腹一杯食べさせてあげるよー」

という感じでモンスター娘たちにもかなりの声援が飛んでいる。


そして、「ドライムの焼き立てパン屋」のパンもいい宣伝が出来たようだ。

それなりにモンスター娘たちのファンも出来ているようだし、それぞれの娘たちが食べたパンと同じパンを食べたいと思ってもらえれば大成功だ。

一次的にではあるが、「ドライムの焼き立てパン屋」のパンも売り上げが上がるだろう。この機を逃さずにパンのおいしさを客に伝えることが出来れば顧客獲得につながるだろう。


それにしても、思った以上にモンスター娘たちの応援が凄い。

これはコンサート後のグッズ販売も力を入れなければなるまい。


「ゼブル殿。モンスター娘たちのグッズ準備は万全ですか?」


「おお、新太殿。お任せくだされ! なにせモンスター娘たちの初グッズ売りですからな! しっかり準備させてもらっておりますよ!」


気合が入っているゼブル殿。リーンハートだけだった握手会も、モンスター娘たち三人が増えたことにより、一気に四倍の握手が可能だ。

場合によっては、リーンハートと握手した後、モンスター娘たちのグッズを買って再度握手の列に並ぶことも可能なのだ。

今回から、それぞれ自分のグッズの前に立つようにしているので、握手する前にグッズを買ってもらい、その場で握手するようにしている。

握手が終われば、移動して別の列に並べると言う寸法だ。

列を整列させる案内人も増やして、万全の体制を整えている。

こうしてコンサートは大成功を収めたのだった。




コンサートの他にも、ミニコンサートとして、路上で一曲披露してグッズを販売したり、大きなレストランなどと契約を行い、レストラン内で曲を披露したりして営業を行っている。

コンサート以外でも非常に順調な営業展開が出来つつあった。

現在、貴族から直接屋敷へ招かれての曲披露は受けない様にしている。

実際、いくつか依頼もあるのだが、今はいろいろ理由を付けて断らせている。

貴族お抱えになるといろいろと柵が発生したり、身動きが取れにくくなる可能性があるからだ。だが、貴族から無理な圧力がかかるかもしれない。それなりの対応も考えて行かねばならないかもしれない。



そして、何度かコンサートを行っていくうちに、モンスター娘たち三人の人気がじわじわと上がって行き、逆にリーンハートの人気が翳りを見せて行くのであった。

リーンハートには焦りと疲労の色が見えていた。


(これはテコ入れが必要かな・・・)


リーンハートにはアドバイスが必要だ。

新太はそう感じていた。


(それを、どう伝えるか・・・)


新太は考えを巡らすのであった。


今後とも「まおテン」応援よろしくお願いします!

(自分で愛称呼んでます(苦笑))

よろしければブックマークや評価よろしくお願い致します。

大変励みになります(^0^)

他にも投稿しています。


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よろしければぜひご一読頂けましたら幸いです。


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