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出どころ知れない異世界より  作者: 耳朶楽
第二章〜後編〜
23/39

樹属性との折り合い

今回から第二章(後編)とともに放置です。感想や誤字脱字報告は復帰後に一気に修整しますので放置期間もコメントの方は残して下さって構いません。

樹属性を手に入れ、多大な影響に悩ませられながらも半年が経過した。


ティアリスはこの半年間ひもじい思いをしていた。


ぐぎゅるるるぅぅぅ〜・・・


「腹ぁ減ったぁ・・・」


「くぅ〜ん・・・」


腹を鳴らしたのはティアリス。花子は心配そうな眼差しでティアリスを眺めながら目の前の肉にがっついている。

彼は今、5日間ものあいだ水と草しか腹に入れていない。

なぜこうなったのか、それは樹属性を手に入れた翌日のこと。


☆★☆★☆


「ギャン!!」


「メ゛ェ゛ェ゛ェ゛エ゛エ゛エ゛エ゛・・・」


花子の風の爪撃で芝山羊(グラスゴート)は絶命した。


「あ、あ・・・」


それを見ていたティアリスは酷い絶望感を味わっていた。

横たわる芝山羊(グラスゴート)を口で木の枝に逆さに吊るし器用に血抜きする花子。実はこの芝山羊(グラスゴート)は花子が仕留めたものである。発見から屠殺まで、“全て”。

確かにあの試練を乗り越えた花子であれば芝山羊(グラスゴート)の1匹や2匹、数にも入らない程の雑魚である。それ自体にティアリスは絶望しているのではなく、自分が“何の役にも立たなかった”事が恥ずかしく、腹立たしく、悲しい。

以前であれば半径100m圏内の生き物を察知出来ていたのだが、今は半径たったの3m。視覚に頼った方が早いし正確である。

ティアリスが使っていた気配察知の魔術は風属性と土属性の混合、自分を中心に広がる微弱な風の波を発生させ、地面を伝わる獲物の振動が跳ね返ってきた波で場所を把握していたのだ。だが両属性は樹属性によって封印されてしまい、気配察知が出来なくなってしまった。


それだけではない。芝山羊(グラスゴート)の群れを発見出来ても攻撃が出来ないのだ。

火も水も風も土も何もかも扱えなくなり、不安定な樹属性では何が起こるかわからないため使えず、彼の使える無属性魔術に攻撃用のものは無い。八方塞がりというヤツである。


悩んでいる合間に花子が仕留めてしまい、ティアリスは結局何もすることもなかった。


「くぅん?」


ドサっと血抜きを終えた芝山羊(グラスゴート)がティアリスの前に置かれた。

それに気づいたティアリスは思った。「どれだけこうやってボーッとしていたのだろうか?」と。


「あ、あぁ、いや。花子、それはお前の物だ。何もしてない俺が受け取るわけにはいかん」


そういってティアリスは芝山羊(グラスゴート)を花子に返した。


結果。その日ティアリスは獲物を1匹たりとも仕留めることが出来なかった。

その次の日も、またその次の日も・・・。

そして樹属性を手に入れて4日目、とうとう肉を得ることが出来た。チターナとイェラからのおすそ分けで・・・。

5日目。ティアリスは丸1日布団に篭った。失ったものの大きさと得たものの小ささに涙し、花子が分けてくれる獲物の誘惑に耐え、ギスギスと胸を締め付ける自分の過去の発言を反芻し。


☆★☆★☆


そして半年後の今に至る。

1ヶ月過ぎた辺りから週に1回は自分で獲物を仕留めることが出来るようになった。


ティアリスの身体に様々な変化もあった。

まず一つは眠りが深くなったこと。一定の時間睡眠を摂るまでなかなか起きれなくなってしまった。意識的に起きれなくなるのもそうだが、外的刺激でもそうそう起きなくなってしまった。寝ているあいだはまさしく植物人間である。

また魔力の回復にも変化があった。今までであれば時間経過による自然回復であったが、今では光合成のような回復方法になってしまった。水を得て、空気を吸い、日光を浴びることで回復が促進される。その速度は以前の数倍であるが、夜間の回復がほとんど無くなってしまった。

もう一つ、体全体の感覚が鈍くなってしまった。多少の怪我であれば気が付かないほどである。


そして樹属性の進展についてであるが。


「動けぇ!!」


ググッ・・・ギシ、グッグッグッグ・・・


「だはぁっ!キッチぃ!!」


ティアリスが動かすように命じたものは1本の木。森の中にある何の変哲も無い1本の木である。

結果は微妙に動いただけでとても攻撃に使えるようなものではなかった。

半年間で雑草、芝、葉、枝、若木を動かす事は出来た。だがやはり大きくなってしまった木を操ることはなかなかに難儀であった。それに対象の植物に直接手で触れなければならないと言う制限付きである。


「くっっっっそぉ!!」


今までが上手く行き過ぎていた。と言えばその通りであるが、いくら何でもこの樹属性は難しすぎる。そもそも植物を魔力で動かす事がどれだけ辛い事か、結論として身体強化と似たような物である。植物全体を覆うような魔力で植物を無理やり動かしているに過ぎないのだ。木爺の手記にも似たようなことが書いてある。


『木を己の体と思い、包み込むように』


「こんなのがよく“最強”だなんてほざけたな、あのジジイ。不便にも程があるだろうが」


一向に樹属性攻略の糸口が見出せないティアリスの尻目に花子が河原で魔術の練習をしていた。


「ガルゥ!!」


振り下ろされた爪には炎が纏っており、川の水を蒸発させていた。


「火属性も身につけたか、風、水、土、火と。全属性使えるようになったなんて・・・成長したな、あいつ・・・」


ティアリスは目を細めて感慨に耽った。

耽ったのも束の間、カッと目を見開き自分の言った言葉を繰り返す。


「成長・・・そうだよ成長だ!」


ティアリスは手近な木の根に手を添えて魔力を流した。

魔力は木の根を通して全体に行き渡り、1本の木を掌握した。


「これで・・・グッと捻って・・・っ!」


グォン!!


「おぉ!」


ブワサァ!!


「いよっしゃああ!!」


木は先程とは打って変わって素早く滑らかに動いた。幹を捻り、枝や葉を揺らし、なんとも攻撃的である。


植物であろうと成長する生き物である。魔力を循環させてしまえば肉体とさして変わりないのだ。

そして魔力を木の急速成長に使う事で・・・


シュバッ!


刺し殺さんとするほどの速さで枝が伸びた。ならばコレならどうだろうか、とティアリスは木から枝を折って手に握った。先程と同じように魔力を流すと。


シュッ!


まるで如意棒のように枝が伸びた。ついつい大量の魔力を使ってしまったため30cm程の枝は10mまで伸びてしまった。


「こりゃあ便利だ!なんでもっと早く気付かなかったんだ!」


それから様々なことを試した。

種からの成長、成長限界の確認、種類毎の魔力浸透の確認、葉のみの成長などなど・・・。

中で特に興味が湧いたのは“魔力浸透による詳細知覚”。所謂(いわゆる)分析である。その植物がどういった物で、どういった成長をして、どういった果実や種子をつけるのか。その植物の全てが丸わかりである。そしてそれが分かれば出来ることも広がる。特に重要なのは効率の良い成長である。

植物はその種類によって魔力の流し方で成長の仕方が変わる。それを知ることが出来るのがこの植物分析(アナライズ)である。


これによってティアリスの戦いは大きく変化した。

草木の根を介した索敵と捕縛、周囲の木の枝から串刺し、枝の急速成長による伸び縮みする棒術、種の急速成長による防壁展開。

悩みだった狩猟は順調の道に戻った。

順調になって数日、自分一人で獲物を狩れるようになってからそれはもう腹の立つドヤ顔を花子にカマしてた。あまりにも苛立ったのか花子がその顔に火を灯した爪で一掻きしたのは蛇足である。


☆★☆★☆


それから更に5ヵ月。今、二人の前に大量の魔物が集結していた。


「どうしたんだこれ」


「くぅん?」


種類も大きさもバラバラ、FランクからB、ちらほらAランクの魔物が勢ぞろいである。その数ざっと100以上。

ただ不思議な事に、100以上もの魔物に一つの共通点があった。


「木?」


「キャン?」


ティアリスが指さす先には魔物達の頭頂部。そこにはいくつもの枝分かれをした黒い小さな木が生えていた。大きさは約20cmほどである。


「なんだあれ?」


「くぅん?」


全く分からず。と言った風に首を傾げる二人。

おちゃらけてるようでしっかり逃走経路や標的やらを見ている二人に魔物の群れが襲いかかった。


「うーん、この程度ならなぁ、花子だけでもどうにかなるんじゃねぇの?まあいいや、ちょっち試したいことがあるし。花子、もうちとこっち来い」


「きゃん?」


すっとそばによる花子を見てティアリスは地面に手を添えた。


「喰らえ!」


圧倒的な魔力を地面に流し込み、周囲の木々に行き渡らせる。そして・・・。


シュゴォ!!


ティアリスの周囲の地面から、木々から、枝や根が魔物を突き刺し100もの魔物はその一瞬で三分の二を失った。


「くはぁっ流石に持ってかれるなぁ。花子残りを頼むぅ」


「キャン!」


一気に半分以上の魔力を消費したティアリスは怠い身体を血溜まりの中引き摺り日当たりの良い所へ運んだ。その最中、魔物達の頭に生えていた木を引き抜き、植物分析(アナライズ)をかけた。


「ほほう、なるほどね」


ティアリスはニヤリと口元を釣り上げた。

植物分析(アナライズ)の結果分かったこと。それは『宿り木』。ただしこの場合木に寄生する物ではなく生き物に寄生するのだ。寄生された生き物は大元の木の支配下に置かれ、魔力を養分として吸われ続ける。つまり大元の木は他の植物と違い主に魔力を糧として成長している。宿り木もその魔力から構成されたものだとすれば、ティアリス自身の魔力でオリジナルの宿り木が作れるという事である。

その大元の木の名を『クロトビオオヤドリモドキ』。クロトビオオヤドリによく似た寄生植物である。クロトビオオヤドリの方はごく普通の宿り木で、木に寄生して養分を吸う。クロトビオオヤドリが種の繁栄を目的として寄生しているが、件のクロトビオオヤドリモドキは自己の生存の為に他の生き物から魔力を吸っているのだ。

ティアリスは1人そんなクロトビオオヤドリモドキの捜索を始めた。


宿り木に含まれる情報を頼りに森中の根を通して探した。


「これがホントの()ットワークってか!」


ヒューと冷たい風が吹いた。


しばらく探知をして発見したクロトビオオヤドリモドキは雨のように宿り木を落としていた。


「お前が親玉か、ちょっと調べさせてもらうよ」


ティアリスは落ちる宿り木を全く意に介さず突き進む。彼は既に宿り木に耐性を持っていた。

樹属性を手にしてから彼は『樹の父』となった。樹の父となった今、彼は如何なる植物からも害を受けなくなったのだ。毒はもちろん針葉(しんよう)にも刺さらなくなり、刃葉(じんよう)という触れると切れてしまうような葉を持つものからも傷を負わなくなった。つまりこのクロトビオオヤドリモドキの宿り木も例外ではないのだ。


降り掛かる宿り木を払いながらクロトビオオヤドリモドキの根元までやってきたティアリスは当初の予定通り植物分析(アナライズ)を掛けた。


「やっぱり、魔力を食って生きてんな。余った魔力をアレに宿して遠隔操作を可能にした、と。ふーん」


仕組みは至って簡単であった。自分の魔力を動力と目印にした種子を精製して、それに寄生された生き物と魔力による繋がりを作る。その繋がりを通して外敵の排除や魔力の献上を主とした命令を下しているだけである。


そしてティアリスはここで“魔力で任意の種子を作れる”という事を知った。知ってしまったら試してみたくなるのが人間の(さが)と言うものであろう。モノの試しにクロトビオオヤドリモドキと同じ宿り木の種子を作り出した。


「おぉ〜!」


黒い種子が手の上にポロポロと現れた。全てに植物分析(アナライズ)を掛けてもなんら異常の無い宿り木の種子が出来ていた。


この『宿木(やどりぎ)』がティアリスの樹属性魔術を大きく変えた。


種子が出来れば次は実験である。クロトビオオヤドリモドキと同じ構成の種子であるがため、恐らく受け入れる命令は“外敵の排除”“魔力の献上”のみである。

一旦その場を離れたティアリスは付近を徘徊していた1匹のオークをモルモットに実験を開始した。


「種飛ばしの要領で撃てばいいか」


種飛ばしとは木爺の手記でいう所の種弾(シードバレット)である。基本的にティアリスは魔術を名称で言うのが()()ずかしいのだ。ついでに言うとオリジナルの魔術に名前を付けるのがすこぶる苦手である。


「狙いを定めて・・・シュート!」


「ぷぎっ!?」


宿木(やどりぎ)はまっすぐオークの頭部を撃ち抜いた。だが脳に到達しても絶命せずにボーッと俯いている。すると。


ズブ・・・


にゅっ


にゅにゅにゅ・・・


オークの頭頂部を黒い幹が突き破り、さっきの魔物達と同じようになった。寄生完了である。

そして今ティアリスの身体に僅かながら魔力が返ってくるのも感じ取れる。


「うっし成功、ただちょっと不格好だな」


そう言うのも無理はない。虚ろな目と頭頂部の枝木は「私、洗脳されてますよ」と言う印象を露骨に表していた。より自然体で小型で自由度の高い宿木(やどりぎ)が必要である。


「というわけで改良改良〜♪」


トスっとその場に胡座をかき、クロトビオオヤドリモドキの宿木(やどりぎ)をベースに品種改良を行った。


樹属性で出来ることの一つに品種改“造”というものがある。手記には書かれておらず、品種改造出来るものも植物分析(アナライズ)をした植物の種子だけという制限もあるのだ。それに改造出来ることも植物によって限られてしまう。

例えば草花の種子を改造したからといって大木にはならない、また逆もしかりだ。魔力の伝導性を良くしたり、葉の硬度を変えたり、耐寒耐熱性を弄ったりなどは出来る。だがそれはあくまで元の植物としての体裁を保った場合にのみ限るのだ。

とはいえ草花から大木を作ることも決して不可能ではない。品種改造を行った種子を再び品種改造を重ね、何度も何度も気の遠くなるほど品種改造を行うことでようやっと草花を大木に変えることが可能となる。

だがそこまでするのなら最初から大木をベースに改造をすればいいため必要性は皆無に近い。


しばらく宿木(やどりぎ)を弄っていると、いかにも怒っていますと言った雰囲気の花子がやってきた。


「悪かったって、忘れてたわけじゃねぇんだ」


「がるるぅ・・・」


品種改造の片手間に不機嫌な花子の頭を撫で繰り回していると、ふと、あることを思い付いた。遠隔で意思疎通が出来る宿木(やどりぎ)を作れば面白いんじゃないか?と。

思い立ったが吉日。ティアリスは花子が来るまでに作っておいた種子を手に取った。

この種子はティアリスが珍しく自分で名前を付けたもので、素種子(ベースシード)と呼んだ。その概要は文字通り素の種子であり、特別な能力なんてものは何一つ排除されたものである。そのすっからかんな様は“繁殖能力すらも捨てられている”ことから伺える。ただし現状成長出来るのは草花や宿木(やどりぎ)の種子程度の大きさでしかない。追々自由度を求めていこうとティアリスは思っていた。

というわけでこの素種子(ベースシード)はこのままでは何の役にも立たないが、言ってしまえば何にでもなれると言う可能性を秘めたものである。


「取り敢えず宿木(やどりぎ)としての能力を付けて、サイズは極力小さく・・・うーん、そうなると範囲が狭くなるな・・・まあいいか。周囲10mくらいで十分だろ・・・」


そうして出来上がった意思疎通宿木(やどりぎ)を撫で回している花子の頭に忍ばせた。

花子に変化は無い。だが種子はしっかり頭部に根を張っている。違和感は無いようだ。


「(花子、聞こえるか?)」


「!?」


バッとその場を飛び除き周囲を警戒する。


「(てありすの声・・・きこえた・・・)」


「(よし、じゃあ成功だな)」


「!?」


花子はびくりと身を震わせるとティアリスの顔をゆっくりと見た。


「(花子ぉ〜聞こえてるかー?)」


「キャン?(てありす?)」


「(そうだ、ティアリス様だ。あと、頭の中で思い込むだけで喋れるから鳴かないでもいいぞ)」


そう心の中で言って花子の頭を撫でた。


「(ナニコレ・・・なにこれなにこれ!?)」


「(さっきの魔物達みたいにお前の頭に種を植え付けた)」


「(大丈夫なの?)」


「(お前が大丈夫なら大丈夫なんだろう、なんか変な感じするか?)」


「(無い!うわぁ、てありすぅ!てありすてありすぅ!!)」


花子は心底嬉しそうにティアリスの胸に飛び込んだ。


「(てありす!お話出来て嬉しい!)」


「(そうかそうか、俺も嬉しいよ。あと俺の名前は“てありす”じゃなくて“ティアリス”な)」


「(てありす?)」


「(じゃなくて)」


「(てぃりす)」


「(違う)」


「(ていぁりす?)」


「(もう一声)」


「(てぃありす)」


「(そうそう、ティアリス)」


「(てぃありす・・・ティアリス、ティアリスぅ!!)」


「うぉっと、飛びかかってくんなって!」


こうして二人は出会って3年とうとう会話が出来るようになった。












☆★☆★☆


とある森の洞窟の奥深く。そこに眠る赤き隻眼の龍は感じ取った。


―この臭い―


―奴らの・・・―


―憎き人間共の臭い―


―喰ってやる―


―喰って、喰って、喰って―






―殺してやる―

放置期間中の更新ペース。

週に一回、毎週日曜のAM10:00に設定、期間は第二章(後編)終了まで。

次回予定1/10(日)


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