Prologue
高校生の僕は春先から不思議な現象に見舞われるこ とが多くなった。
その現象にはある共通項があった。
水の中でみる夢--「水夢」。
※レビューどしどし待ってます。
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※この物語はフィクションです。実在する人物、団 体とは一切関係ありません。
水の中というのはどうしてこうも気持ちのいい ものなのだろう。今になって水泳部に入らなかったことを後悔し てみる。
やっぱりだ。
水泳部は僕にとって最適な部活であるに違いな い。
考えてみると水泳部に入るとメリットがたくさ んある。
ひとつ目に体が引き締まること。(僕の下腹部 は以前に比べ大きく成長した)
二つ目は、癒されること。(この一年で僕の不 快指数は減少することを忘れてしまったようだ)
三つ目は、(これが一番重要なメリットなんだ が)青春を謳歌できること。(運動部にはみんな こんな特典がある)
四つ目が、水辺は人を大胆にするとかいう話が あるらしいからだ(もう少しアクティブに過ごせ たら、僕の学校生活も捨てたもんじゃなかっただ ろう)。
そして何故、高校二年生の僕が学校生活も残す ところあと半分となった今頃に突然水泳部に入る とかなんとか言い出したのかっていうと、それは 五つ目のメリットで明らかになる。
五つ目は、--春先から不思議な現象に見舞わ れることが多くなったこと。(といっても今まで に不思議な現象に見舞われたことは一度もないの だけど)
その現象全てにある共通項があるのだけど、実際に僕が体験したことを話す方が早い気がするのでそれはまた追い追い説明しようと思う。
とにかくまぁ、こんな感じ。