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冬のソロキャン1

キャンプ好きの友人から、昼休憩中に「晩飯行かないか?」と連絡が来た。

金曜の夜だし、明日は休みだ。いいよ、と二つ返事で返す。

ついでに「珍しいな。いつもこの寒い時期にキャンプ行ってんのに、今週はいいのか?」と送ると、

すぐに既読がついて、

『それも含めて、会った時に話すよ。

仕事終わったら連絡する。

場所はお前が決めてくれ、美味い店で頼むぞー』

と返ってきた。

相変わらず自由人だな、と思いながら、地元駅前の焼き鳥屋に予約を入れる。

18時に席が取れたことを友人に伝え、午後の仕事に戻った。

定時で仕事を終え、上司や同僚にお疲れ様ですと声をかけると、

上司が「良い週末を」と笑った。

その言葉に背中を押されるように更衣室で着替え、駅前へ向かう。

この時期に友人と会うこと自体が珍しい。

いつもなら「冬こそキャンプの季節だ」と言って、週末はほぼ山にいる男だ。

だからか、少しだけ胸の奥がそわそわしていた。

予約した店は、こじんまりとしたビルの地下にある焼き鳥屋だ。

喫煙者の友人のために、喫煙可の店を選んだ。

階段を降りると、友人はすでに店の前で待っていた。


「おつかれ!」


声をかけると、友人はニヤニヤしながら手を上げた。

「待たせたか?」と聞くと、「いや、少し前に来たところ」と返ってくる。

その笑い方が、どこか含みがあるように見えた。

「どうしたんだよ?」と軽く肩を叩きながら店に入り、

「予約してた○○です」と告げると、すぐに席へ案内された。

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