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黄金の道   ~エルとアレクの物語  作者: 長尾 時子
第二章 因縁の双子
50/329

50. 魔法使いへの道 ⑥

 「それではアレクに妖精達を紹介しよう。ルールリッヒ!」


 呪文と共に先生は俺に魔術をかけた。


 すると今まで見えていなかったものが見えるようになっていた。


 「さあ、お前達、アレクに挨拶しなさい」


 するとそれぞれ赤・青・緑・茶の色の衣装を纏った妖精が俺の所まで飛んできて


 「よう、アレク!俺は火の妖精でフレアだ。よろしくな」

 「私は水の妖精のアクア。よろしくね」

 「僕は風の妖精ブロウ。よろしく!」

 「我が輩は土の妖精アースと申すもの。よろしく頼む」


 びっくりして固まっている俺に

 「彼らが君に魔法を使った訓練で教えることになる。私は4属性を、カシアスが闇魔法を教える。光魔法は該当教員がいないので自身で学んでくれ」


 「そうですか。皆さん宜しくお願いします」といって妖精達に頭をさげた。


 「おう、まかせとけ」

 「頑張りましょうね」

 「うん、頑張ろーね」

 「お任せ下さい」

 

  

 「あの、カシアス学院長は闇魔法が使えるのですか?」


 「ああ、あいつはワーウルフだ。この学院で闇魔法を扱えるのは奴だけなんだ。奴に聞かなかったのか?」


 「はい」


 「そうか、他言は無用だ」

ーー驚いた学院長がワーウルフだなんて。そういえば王族にいると聞いたな


 「明日から午前中は座学、午後は魔法の実践訓練とする、いいね」


 「はい、宜しくお願いします」


 「それでは、君の護衛騎士君なんと言ったかな、ああ、キース君を呼ぶか」


 先生は魔石を取りだし色を変化させた。



 なんというか、いろいろ濃い1日だったな。









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