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黄金の道   ~エルとアレクの物語  作者: 長尾 時子
第一章 エルとペンダント
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1.プロローグ

黄金の道・・・その道はいつからかそう呼ばれていた。魔の森を突き抜け、人を寄せ付けぬ峻厳なアトラス山脈を越え、死の大砂漠の先にある黄金郷エルドラドへと至る道。

今、エルとアルクの黄金の道への挑戦が始まる。そして黄金郷エルドラドの真実とは・・・





 黄金の道・・・その道はいつからかそう呼ばれていた。魔の森を突き抜け、人を寄せ付けぬ峻厳なアトラス山脈を越え、死の大砂漠の先にある黄金郷エルドラドへと至る道。困難をものともせず挑み続ける冒険者達は後をたたず、しかし誰一人として黄金郷に到達したという話も聞かなければ、わずかながらに戻ってきた者も固く口を閉ざしているため、この道の全貌は未知のままだった。


 不思議なことに、この道に入るには手順がいる。

まず起点となる”始まりの街”に赴かなければならず、しかも年2回、春分点と秋分点にしか姿を現さない。それ以外の日には、鬱蒼とした魔の森が黒々と往く手を阻んでいるのだ。

 だから、この道に挑もうとするならこの日に合わせて準備をすすめる必要がある。


 ”始まりの街”は辺境のごく鄙びた田舎街である。だが、春分点・秋分点が近づくにつれ辺りは物々しく様変わりする。一攫千金を狙う冒険者達でごった返す中、それを目当てに商売をする臨時の武器屋、ポーション等を売る薬屋、食料品店、雑貨屋などが所狭しと商品を並べ呼び込みに精をだしている様は、王都の市場もかくやという賑わいを見せている。


 ここに1頭の立派な軍馬を連れた若者が物珍しそうに辺りを見回しながら歩いていた。


初めての長編投稿になります。初めてづくしなので、文章が拙かったりしますがご容赦ください。

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