#2「こんなのが会社!? ありえない!? (某日曜朝に放送されている女児向け番組風)」
第2話 「こんなのが会社!? ありえない!? (某日曜朝に放送されている女児向け番組風)」
いよいよ、就職試験だ。
要項を見る限り、学力試験は問われないそう。
ふふふふふ、、勉強が嫌いなオレにとってはもってこいだ。
就職試験と言ってもこの会社に関してはガッツリしたやつじゃなくてもっとラフな感じで受けていいそうだ。
とは言っても試験は試験。慎重にならねば....
イマドキGoogleマップにも載ってない会社があるのか、令和時代のこの時代、紙のメモ書きの地図を渡されたけど
こんな地図でわかるわけないだろ!?
「コンビニのこと『んび』って訳すヤツいる!?いいやいない!反語ですよねぇ!!!!!てかなんでひらがな なんだよ、せめてカタカナだろっ!」
ふざけた地図を見て思わず声が出てしまった。試験前に何してんだオレ、てかこんな地図を書くような会社、絶対コワイ
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「え」
唖然。
壁も看板がボロボロ。草ぼうぼう、割れた窓にセロハンテープを貼ってある典型的なボロ屋だな。
言葉に絶句したオレは心の中でツッコミを入れる。
多分Googleマップに追加しても、こんな所が会社なわけあるか!と第三者が「存在しない・見当たらない」とマップ削除申請を食らっているのだろう。しかたないよな、この外観を見てまさかこれが会社なんて思わないもの。
求人票にも会社の写真は NO IMAGE だったし、怪しいなとは思ってたけどw
俺は面接会場であるこのボロ屋の中に入ろうとする。
扉が開かない...あれ、
オレはインターホンを押そうと探すが見当たらない...
「あ!あなたが新人さん?」
後ろから女性の声が聞こえる。
「えっと、本日就職試験に来たものです!」
びっくりして答える
「あー!もしかしてイシハラヨーダイくん?おっけおっけ!ところでどうしたの?中に入らないの?」
「入れないんです!扉あかないので...」
「そっか、ごめんごめん!開け方教えてなかったね!見てて」
女性は両手に抱えた荷物を地面に置き、構える
「はっ!!!」
おもいきり壁を蹴る
「えいっ!!!」
おもいきり壁を殴る
扉をガラガラと開け女性はこう言った。
「さ!どーぞっ!」
オレは驚いた。
なんで扉を開けるのに壁を殴ったり蹴ったりしないといけないんだ!? ツッコミたい気持ちを抑え、オレは女性に説明を求める。
「え!大丈夫なんすか?」
女性は笑顔で答える
「あー!うち防音の兼ね合いで壁を二重にしてて、壁の間、ちょうどここにカギがあるんだけど、前に地震きた時壁が歪んじゃってインターホンが埋まっちゃったのよww でこじあけるために蹴ったり殴ったりして無理やりこじあけるのよ!」
サイコかな?
俺は決めた。ここに務めて昇進することができた暁には、オレの自腹でもいいからリノベさせよう。と
面接バカ気まずい予感しかしない。




