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生姜焼きは、やっぱり美味い

「おい……起きるのだ…………」

「んーっ……おはよ……」

いつの間にか寝てしまっていたようだ。もう外を見れば日が昇っていた。

しかし……なんでこんなに寝れたんだ? なんか柔らかい感触が……しかも、なんでこの位置にシェラの顔があるんだ?


「……」

「……」

シェ、シェラの膝枕だったのか⁉︎ 俺、結構だらしない顔してた気がするんだけど⁉︎ あぁー恥ずかしい……

「お主、顔が赤いぞ? どうかしたのか?」

「うっ」

十中八九、シェラのせいだよ!で、でも結構、いや死ぬほど良かった。こんなこと言ったら怒られる気がするので言わないでおく。

「よし、食事にしようか!」

「そんなに膝枕か嫌だったのか?」

「えっ、いや、そういう訳では……」

「そうか、そうだったのか」

くっ、ここは俺の分が悪い。退散だ。

そうだ、よし、食事の準備を口実に……そんな悲しそうな顔をしないでくれ。俺の良心が痛む。だが俺はそんな考えを仮面ラ○ダーアク○ルみたく振り切った。

「そんなことより、飯の準備するぞ。食べるんだったら手伝えよ」

「任せろ」

「じゃあ、食材をとってくるか。シェラ、手分けして調達するぞ」

「分かった」




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆





さて、これから少し中心部に近づこうと思う。

無謀だって? そんな言葉知らんな。

全ては、美味しい肉のため!手段は選ばん!

実際は、シェラから、飛ぶ魔物がいないところを教えてもらっただけだが……そんなことはどうでもいい。

空爆、空爆だっ!



ちとやり過ぎた。森がボコボコになってしもた。

自然治癒に任せよう。やったことの責任は取らない!

魔王だからだ! さてと、肉を持って帰ろっと。


普通にシェラに怒られた。

魔法の練習だとかいって、修復させられた。

もうMPキツい……いや、飯だ。飯を食えばなんとかなる。

DPで調味料を出してっと……手軽に出来るやつが良いんだよなー。そうだ、あれにしよう。


まずは肉を5mmくらいに切って、焼く。そしてDPで出した

生姜チューブ、醤油、酒、みりん、砂糖を適量入れ、ソースを作る。焼きながら、ソースを馴染ませたら……

生姜焼きの完成だ!


昔一人の時よく作ってたな〜。うん、美味い。

あの頃と同じ味だ。シェラのほうは……

「美味い、美味いぞ⁉︎ 焼いた肉に汁をかけただけなのに、こんなに美味いとは……」

うんうん、満足そうで何よりだ。




「ふぅー、美味かった」

「お主! このようなものをまた、食べれるのか⁉︎」

「お、おう」

シェラさんや、圧、圧が凄いです。

「ふふっ、やはり契約して正解だった」

……なんか、段々と素のシェラが出てきてるな。

なんだか妙に嬉しい。

「何だ? ニヤニヤして。気持ち悪いぞ」

「ヘイヘイ、すいませんね」

おっと、もう夜だ。

昨日めちゃめちゃ寝たはずだが、凄く眠い。

明日、ベットとか交換しても良いかもな……

「シェラ、おやすみ」

「おやすみ」



                          


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



             


朝だ。朝食は、昨日の残りを使って、パンと挟んだものにした。ちなみに、パンはDPで出した。

やっぱり、肉はパンとあうな。

ふぅ、満足。



           


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆





今日も、魔法と飛行の練習をした。

魔王という種族は、全ての魔法に適性があるらしい。

魔王、超ハイスペックやん。

最近は、五感を強化する魔法の練習をしている。

単純に便利な魔法だ。



ん?なんか聴こえてくるな……。

いっちょ、行ってみるとするか。            






                          



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