フォレスト=ホーンとの激闘
すみません! 遅くなりました。
今回長めに書いたので情状酌量を......
は、覇気が凄え……。萎縮させにきてるな……だか、俺は野生生物ではない。こんな威圧なら、問題ナッシングだ。
うぉっ、強めてきたぞ。肌がビリビリする。
「ふぅ、[鑑定]」
種族 フォレスト=ホーン
レベル 1?2
<固有スキル>
大森林
<スキル>
針樹珠砲、岩石飛群
た、戦いたくねぇー。レベル高いし、スキルが強そうだ。
だがな……フッフッフッ、俺も新しいスキルを手に入れたのだ。
[光燐の矢]
全てを貫く光の矢。貫いた跡は消滅するようだ。
……ようだってなんだ、ようだって。
まぁいい。さぁ、ヤるか。
まずは……「[光燐の矢]」
連続で発射することによって弾幕をMPがある限り、無限に、かつ簡単に生み出すことが出来るようになった。幾千本の矢は放物線を描き、フォレスト=ホーンに降り注ぐ。
なっ⁉ 全部撃ち落されただと⁉ ヤツのあのスキル、[岩石飛群]か。あれをどうにかしないとな。
俺は森の地面を液状化させる作戦にでることにした。
「[原初混合魔法 液状化]! よし、足が沈んでいってる。成功だ。これで首を……なっ! なんだ、この光は⁉」
角と角の間に緑色の光が集まっていき……閃光が走った。
ヤツの前の地面は、消滅していた。
これが、[針樹珠砲]か。あと確認できてないのは、固有スキルか。
[大森林]……森林ってつくくらいだから、木に関するスキルなんだろうけど……
木に関する事象って色々ありすぎるんだよな。
この目で確認するまでは、油断できない。
「まぁ、いい。[原初魔法 火柱・横薙ぎ]!」
フハハハハハ、森林破壊は楽しいぞい。
……まずいな。これがコイツの奥の手、[大森林]か。
確かに木々が生い茂ってるが……殺意高めだな、こりゃ。周囲の水分を吸収して、俺の魔法を無効化してやがる。しかも、ご丁寧なことに天然トラップが至る所にある。だが、そんなのはぶっちゃけそんなのはどうにでもなる。
問題はこっちだ。木を自由に操ってやがる。まるで鞭だ。
「ぐふっ...」
俺のわき腹と右太ももが貫かれる。野郎...痛ぇじゃあねぇかっ!
木に水分を取られないうちに切り落とす! 刺さったものは放置だ。
クソッ、なにか、なにかないか......あっ、これだ!
「[原初魔法 炎壁]」これを足場代わりにして、踏むこむ!……こ、この野郎。これを待ってたのか。
俺が滞空する時を狙って……いや、まだだ。「[魔力操作]!」 そう、俺が初めに手に入れたスキルだ。
これでわざと、魔力の流れを乱して……発動を遅らせる!
「[模倣 針樹珠砲]」! うおぉぉぉぉぉぉっ‼
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はぁ、はぁ、はぁ......あっ、危なかった。もう少しで死ぬとこだった。
周囲一帯焼け野原だ。自然治癒よ、頑張ってくれたまえ。
俺の隣には、フォレスト=ホーンの死骸があった。
アイテムボックスに入れてっと。
おっ、レベルが上がってたな。
名 アオイ
種族 戦天使
クラス 炎魔王
レベル 63
HP:27000/27000
MP:56000/56000
筋力:2468(×2)
耐久:2232(×2)
敏捷:45000(×2)
器用:11800
幸運:220
<固有スキル>
魔視、言語翻訳、模倣、魔力操作、原初魔法、白焔、黒焔、精霊感知
<スキル>
アイテムボックスLv.8、鑑定Lv9、マップLv7、魔波、自由の翼、光燐の矢、耐久力アップ(大)、筋力アップ(大)、敏捷アップ(大)
<称号>
異世界の魔王、元賢者、焔の申し子、原初魔法を使いし者、自由の翼
DP:688000
ん? 疲れてんのかな? ハハハ、冗談はよしてほしいな――何コレ? 格上に勝利すると、こんなにレベルが上がるんだ。
まぁ、いい。腹が減った。家に帰るとするか。
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「ただいま」
「お主、どこいっとったんじゃ? わた――我が指定した場所へ来ずに」
「そっちこそ、結局来なかったじゃないか」
「? 我は、ずっとおったぞ?」
「え?」
「?」
俺が場所を間違えたらしい。
反対の西の森の洞窟に行ってしまったのをシェラから聞いた。
なんでも、西の森は少し奥に行くだけで100Lv以上の魔物、魔獣が出るらしい。
中には、シェラが苦戦したやつまでうじゃうじゃいるらしい。
……俺って運、いいのかもな。100Lv以上あったけど、フォレスト=ホーンに出会えて。
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フッフッフ、フハハハハ。よし、一回やってみるか。シェル討伐! (本当に討伐するわけではない)
今度は対策したのだ。そう、[魔力操作]を基調とする戦闘だ。要は、シェラの魔法を乱して、隙を突くということだ。
よし、いける。いけるぞ!
「これで満足したか?」
「ふぁ、ふぁひ……」
なすすべなくやられた......何故だ、何故なんだ。
フッ、流石はフェンリルといったところか……いや、俺が弱いだけか。
もっと鍛えよう。
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「よし、行くぞ」弾むような声で俺は言う。
「わかったわかった。で、どこの街へ行くんだ?」
「フッフッフ......フローリア領のローレンスの街だ!」
この章から、のんびりが本格的に始まります……多分。
え? シェラの性格が変わった?
さ、サァ~、ナンノコトカナァ~。




