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第三章 虎群奮闘

――――――――――


【PT】BEAR:なんっか嫌な予感


【PT】緋熊:奇遇だね、実は僕も(笑


【PT】TIGER:お前らもか?


――――――――――



一体何なんだ?

……この悪寒の様な物は、本能から感じる物なのか?



と、一瞬思考をゲームから逸らした時――




〈愚かな!邪獣王様の魂がある今、我が力に敵うはずがあるまい!行け、我が愛しき子らよ!!〉



〈虎群奮闘!!!【こぐんふんとう】〉



瞬間、大海の虎の周囲に、キャラクター並みの大きさの白い虎が一斉に出現した。

その数、大体15~20匹はいるだろうと推測出来る。



真っ先に俺達三人へと襲い掛かる、〈強化チビトラ Lv40〉の群れ。



クソ……っ!マズい。

強化されたヤツがこんなに多くちゃ確実に俺達の不利だろうが!!

ボカボカと好き放題に殴られては、たまらずに舌打ちをするしかなく。

窮地に陥って、先程の様に直ぐさま駆け付けて来てくれた魔法職四人が、俺達前衛組の希望の光に見えた。



今HP回復アイテムを連打する俺の心の中は、焦燥感に溢れている。

一度にHPを500しか回復出来ない事や、ボスとチビトラに叩かれている緋熊が死んでしまうかもしれない事なんかが……。



いくら壁役とは言えど、防御力にも限界があるのは仕方無い。

俺達壁役は、今は反撃をするよりも、死なない様に自分を守る事で精一杯だった。



――――――――――

 

【PT】Riou:チビトラから狩れ!親玉は後回しだ!誰も死なせるなよ!


【PT】緋熊:はい!


【PT】AIR:おー!


【PT】FAR:頑張るぞ(・ω・´)


――――――――――



一同が困惑する中、先輩の揺るぎない指示が飛んだ。

一匹のチビトラを魔法職四人が集中的に攻撃し、確実にその数を減らして行く。

そして、徐々に安定感を取り戻した俺や緋熊も、壁役をこなしつつ反撃に躍り出た。



やられてばっかりだなんて、俺のプライドが許さない。

 


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