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第一章 嘆きの洞穴

眩い光と共に、「LvUP」の文字が俺のキャラクターが更に強くなった事を知らせる。



――――――――――

 

【PT】TIGER:おっし、俺もLv20になった!

 

【PT】FAR:おめでとーたいがー♪(o・ω・o)ノ

 

【PT】AIR:おめでとう~これでみんなLv20になったね!

 

【PT】BEAR:だな!またボス狩り行こうぜ!

 

――――――――――


Lv20にするため、全員次のマップのトカゲの森まで来ていた。

みんなで一緒に狩る事が楽しみな俺達は、全員が同じLv帯で行動すると決めた。

Lv差があっても最低Lv1~3の差に留める様に、みんなで決めたんだ。



より楽しむためにと決めた、俺達だけのルール。



――――――――――

 

【PT】FAR:じゃ、嘆きの洞穴行く?最下層のボスいけるかも

 

【PT】AIR:行くだけ行ってみようよ

 

【PT】BEAR:ボスがいるならどこでも良い!!

 

【PT】TIGER:俺も熊野郎にさんせ~い

 

――――――――――

 





     ☆ ☆ ☆ ☆





嘆きの洞穴

Lv帯はLv10~20



このダンジョンは全3層より成り立っており、それぞれボスが


第一層Lv13

第二層Lv16

第三層Lv20



尚、このダンジョンまでは比較的人気が無いため、ボスを独り占め出来る事が多い。

特に第三層はソロ狩りでは歯が立たず、人気の無さに拍車がかかっている。

しかし、第三層のボスからのみドロップ品として希少価値の高い戦闘ペットを入手する事が可能。


だが、それでも人気が無い。





――以上獣化伝攻略WIKIより




……最後のそれでも人気が無いって言うのは酷いと思うが。



まぁ、

〈人気が無い〉

〈ボスを独り占め〉

この点では今の俺達にぴったりだと思う。



誰も異議を唱えることは無く、俺達は嘆きの洞穴第三層を目指し、キャラを走らせた。

 


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