表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光徳に会いたい  作者: 川崎在住
2/4

2021年9月30日行方不明連絡

2021年9月30日午後、息子の会社から「息子さんが朝から無断で欠席している。この4年間で初めてなので心配している」との電話があったとの連絡を妻から受ける。さらに会社の人は「家の鍵をガチャガチャしたが開けられなかった」との事。

妻からその連絡を受け市川警察署に息子の住所を教え、確認に行ってもらう。

40分ほどして、警察から「家は鍵が開いており『死にたい』というような文書が残っていた。行方不明案件として受理するので市川警察まで来てほしい」と報告を受ける。「まさか」と思うが、警察に捜索依頼を出すことをお願いするとの返事をする。息子に大慌てで電話をするが、「おかけになった電話番号は現在電源が入っていないか、電波の届かないところにあります」との電子音声が流れるだけ。

警察は顔写真・名刺などあれば持ってきてほしいとの事なので準備を始める。

写真は今年(2021年)3月の娘の結婚式の時の物を基に印刷する。

思ったより時間がかかり泣きそうになる。市川警察署までは電車で行くことにしたが、待ち時間が長い。一緒にいる妻は、どことなくぼんやりしている。ただ息子の元気な顔が見たい。私は息子を愛している。

そして、みんなが心配している。


時間がかかってしまったため、外は暗く寒く雨が降り始めていいた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ