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人生40年

なし

漫談では

ないけれど


思わず


人生40年

こんな人生、あんな人生


なかったですか


と聞きたくなる

島 勇作秘書課長


自分のことを

差し置いて


いかん、いかん

落語のテープの

聞きすぎだと思いました


その間

自分の

心の中の1分が

相手にとっては

10秒程度であったらしく

なんら氣にせず


「会長がお待ちです」


笑顔を絶やさず言えるのが

さすがの秘書課長


こうでなくっては

上場企業の

秘書課長など勤まりません


とにかく

広そうで

後について歩くこと

5分


いうやもう

広いのなんのって


1時間は歩いたかと

思いました


そして

課長歩くのが

早いこと早いこと

何かのスケジューリングかと

思いました


さすがに

人生40年

こうでないと

わたっていけません



時代劇にでてきそうな

欄干


そして

障子戸


「会長

 お連れしました」


と開いてみれば


50畳か100畳はある部屋


開かれてみて

こちらが驚いた


はるか遠くに


お殿様のように

控えている御仁


遠くて見えない

老眼鏡か


人生40年

漫談ライブ化している

中野サンプラザホールの漫談が思い出される


正座しながら

すっていかなければ

いけないのか

100畳


その想像にうんざりするも

なんのことはない


秘書課長

先導してくれて

しかも

あるいて普通に歩く


さすがに

ジャンプはしていなかったけど

畳のへりは

ふんでいませんでした






なし

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