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幼女一家は真面目に話を聞かない

「すっこんでろ」

「なんと」


 私が嬉々としてサヨが狩ってきた奴を拷問しようとサユリに言って返ってきたセリフがこれである。

 女王相手にこの言い様はどうかと思うが、今は雇われ冒険者だからいいのか。


「だが待て、この私は拷問のプロとしてアルカディアでは恐れられてる実績があるのよ?まあ私に任せておきなさいって」

「嫌な実績を持つ幼女だな。尋問はこっちでやるから指示出すまで大人しくしてなさいっての」

「私が大人しくしてるビジョンが浮かばない」

「うざっ、誰よこの幼女を雇った奴は!」

「あなたでしょサユリ」


 サユリにお約束のツッコミを入れたのは存在感が割と薄くなったフミコ、ではなくヒミコ。

 何故か私に近付き飴ちゃんを寄越してきた。

 飴ちゃんあげるから大人しくしてろって事なのか、まるで幼女扱いである。もぐもぐ。


「ガキんちょが大人しくなった所で副隊長に詳しい話を聞くとしましょう」

「すんなり吐いてくれるでしょうか。彼はサユリの力も知っているのでしょう?」

「安心なさい。アイツには国内に身内が居る。喋んなきゃ身内も処罰するとでも言えば吐くでしょ」


 サユリも中々にゲスい事を言う。

 だが本当に口を割らせたければ実際に連れてきて痛めつけるべきだと思う。


「興味深い話をしてますね。私も参加させて下さい」

「……カオル」


 おっと、タイミング良いんだか悪いんだかカオルが戻ってきたようだ。

 前線を放置して城にやってくるとか、見ようによってはマズイ情報を吐かれる前に副隊長とやらを始末しに来た様に見える。


 同じ事を考えたのだろう、サユリは別だがヒミコや他のモブ重鎮達は微妙に渋い表情をしている。

 そりゃカオルが裏切った敵というのが本当だったら自分達が危ないもんなぁ。


「総隊長であるカオルが指揮ほっぽりだして何戻ってきたの?」

「国内に洪水が起こり、更に火の手まで上がったのです。一番重要地点であるこの城に急行する事に何か疑問でも?」

「……いえ、ないわ」

「それに、各隊長にはすでに指示は出しましたのでご安心を」


 カオルは隊長は隊長でも総隊長だったのか。

 しかし戻ってくるの早いな。単純に考えてカオルも転移符を持っている様だ。


 妙な態度を取ってるサユリ達を訝しく見ていたが、ふと視線を外すと離れた位置で拘束されている例の副隊長に視線が固定された。


「あれがカオルを狙った不届き者よ。ウチのサヨがとっ捕まえてきたわ」

「サヨ様が捕縛に向かったのは存じております。見事捕らえて頂けたようで、感謝致します」

「感謝の印に拷問に参加しろって?」

「申しておりません」


 カオルにまでフラれちゃあ残念ながらアルカディアは尋問は不参加だわ。

 まことに残念である。


 尋問はカオルがやるつもりなのか、スタスタと副隊長の下へ歩いていく。

 サユリ達も止める素振りは見せない。

 止めはしないが同席はするらしい。


 よし、私達も邪魔はしないが間近で見るとしよう。

 サユリが嫌そうな顔をしたが、邪魔をするつもりは無いと察してくれたのか何も言わなかった。


「さてヤナギダ副隊長、早速ですが宜しいですか?何故私を狙い矢を射ったのか」

「何故も何も、カオル隊長を生かしておけば我が国が危険に曝されるからです」

「ふむ、意味が分かりません。まるで私が裏切ったかの様に仰いますが、裏切ったのはあなたでは?」

「何を馬鹿な、俺は二君には仕えぬわ」

「そうね、確かにヤナギダ副隊長は忠義に厚い人物よカオル。そもそも家族もこの国に残っているのに裏切るとは考えにくいわ」


 副隊長の名前がヤナギダという全く不要な情報を得てしまった。でもきっと忘れる。


 しかし相変わらず副隊長は嘘を言っていない。

 もうぼかして喋ってる部分を直球で聞けばいいのに。


「では聞きます。あなたの言う我が国とはどこの国の事ですか?」


 と思ってたらカオルが聞いてくれた。

 流石はカオル。話をさっさと進めてくれる。


「聞かずとも分かるでしょう。当然ハン国の事です」

「……は?」


 思ったより堂々と答えてくれた。

 まるで自分がおかしな事を言ってると思ってない。変だなアイツ。


「えー、あなたは二君に仕えないのですよね?ではあなたの主は?」

「ピコ・ハン様ですが?」

「二君に仕えてるじゃない!」

「待ちなさいサユリ。このペドちゃんの脳内会議によれば、そもそもヒミコを主と思ってなかった説が浮上したわ。だってヒミコって一般人すぎて仕えるに値しないじゃない?ピコハンが初の主ならば二君に仕えてないと言える筈よ」

「急にしゃしゃり出てきてヒミコにダメージを与えんな」


 サユリが指差す先を見ると、ヒミコがとぼとぼと部屋の片隅に歩いていった。

 そしてそのまま背を向けたまま膝を抱えて蹲った。

 特に謝罪する気にはならない。


「ヤナギダ副隊長は異常です。まるでヒノモトとハン国に同時に仕えてると思い込んでいる様子、しかしサユリ様達に敵意は見られません」

「洗脳とかそういう系?」

「いえ、洗脳ならばこんなややこしい状態にせずにヒノモト全体を敵と認識させると思いますが」


 それだよなぁ、今の様子から判断するに、コイツはちぐはぐに記憶を書き換えられてるとしか思えない。

 まあ捨て駒だとすれば雑な扱いでも納得出来るが。

 要は単にカオルを始末する為だけに使われたのだろう。


「記憶の書き換え……はて、そう言えば」

「知ったかなのかサヨっち!」

「知ったか判定はせめて聞いてからにして下さい」

「姉さんは何か心当たりでも?」

「ええまあ、確か創造主の子供達の一人に記憶を改竄できる者が居たな、と。確かフィフス王国かその周辺の国に住んでたと思います」


 ならばソイツが怪しいな。

 先代の子供が相手とか割と久しぶりだ。敵になったり味方になったり面倒な奴等を残しおって……というか敵率の方が高いじゃねぇか。


「それならばピコハンの側に居ても不思議ではないですね」

「そういう事です。むしろ記憶が滅茶苦茶にされてる人物が目の前に居るのですから居る前提でいいかもしれません」

「では姉さん、記憶を元に戻す事は可能ですか?」

「無理です。元の記憶はすでに消されてるのです、植えつけられた記憶を消した所で一部分だけ記憶喪失状態になるだけでしょう……というかそもそも消し方すら分かりません」


 いかに万能な魔法と言えど、記憶云々をどうこうする事は出来ないのか。

 てか赤の他人の記憶とかどうでもいいわ。


「サユリ、ヤナギダはいつの間にピコ・ハンに接触していたのでしょう?」

「そうね、確かにそれは気になるわねヒミコ。聞いてみましょうか、幸いヒノモトに対する忠誠も健在らしいしペラペラと喋ってくれるはず」


 ちなみに現在アルカディアサイドとヒノモトサイドで別の会話が行われている状態である。

 そして私は両方に耳をすませている。

 この協調性の無さよ。


「ていうか、今は尋問の方に集中しましょうよ」

「マリアさんにしては良い発言です。そうですね、敵の情報を聞く方が先です」

「素直に褒めろサヨっち」


 先代の子供の方に意識が向いていたが、マリアの一言で再びサユリ達の方に意識が向いた。

 うむ、馬鹿マリアの言う通り色々考えるのは話を最後まで聞いてからでいい。


「さてヤナギダ副隊長。あなたとピコ・ハンがどうやって知り合ったか話してもらいましょうか」

「構いませんよ。私がピコ様と初めて出会ったのは、ヒノモトにやってきた商人達の帰りを護衛していた時でした」

「なるほど、そういうこと。護衛で国外に出た時に捕まったって訳だ」

「質問」

「何よチビ助」

「ヒュー、この私をチビ呼ばわり。全くサユリはツンデレだわ。で、質問だけど何で副隊長なんてちょっと偉い奴が護衛なんかしてんのよ」

「ああ、ヒノモトには冒険者なんて居ないからね。護衛は兵に任せてるのよ、安全で確実に護衛をこなすにはそれ相応の実力を持った者にしか任せられないって訳」


 ふむ、理解した。

 確かに小国の周辺は物騒ってのが常識だ。適当な雑魚兵士に護衛させて商人達に何かあっちゃヒノモトに取引しに来る奴が居なくなるかもしれないからな。

 わざわざ地位のある奴を護衛させる事で安定した取引をしてるのだろう。


 話を遮ったことを詫びて、再び副隊長の話に耳を傾ける。


「あれは確か……ある晴れた昼下がり、目的地である市場へ続く道を荷馬車の隣で護衛していた時でした」

「タイムよ!何かどっかで聞いた事あるフレーズだわ!」


 確かにマリアのツッコミの通りどっかで聞いた事ある話だ。

 というか異世界で有名だと言われているあの歌の事じゃなかろうか。


「8割はドナってる内容です」

「そういえばあれは子牛ではなく奴隷が売られていく様子を歌にしたという説がありますね」

「ほほう、またまたサヨっちの雑学が火を噴いたわね。だが、あたしはそのまま子牛を売った説を推すわ!」

「へぇ、マリアさんの分際で私に挑戦しようと言うのですか、いいでしょうどちらの説がドナってる方か決めてあげましょう」


 くだらない事にこそ全力で議論するフィーリア一家の面々は颯爽と副隊長の話から意識を外した。

 それをジト目で見守るサユリ達。


 すまない、馬鹿なんだコイツ等は。


 と言いつつも私の心もドナってる奴等の方に傾いている。


「悪いわねサユリ、どっちの説がドナってる方か気になって集中できないからフィーリア一家の面々は一時離脱するわ」

「そう、邪魔にならない様に隅っこで存分にドナってろ」

「ドナる。こうして世界に新たな動詞が生まれた……」

「はよ行け」

「はい」


 とは言うものの、ピコハンについての話も気になるっちゃ気になる。

 どうにかして両方聞けないものか。


「邪魔者が消えた所で続きを喋ってちょうだい」

「分かりました。歩いていた時、ピコ様と出会い忠誠を誓ったのです」

「肝心な部分がめっちゃ端折られてるじゃない!」


 ふむ、どうやらあっちもしょーもない話だった様なのでもう聞かなくていいや。


「いいですか、そもそも子牛を売る歌って何ですか。何で牛如きの為に歌を作らないといけないのです」

「世の中に一人くらいは牛が好きすぎて牛の歌を作る奴がいてもおかしくないわ!」

「はっ、ははんっ、牛が好きなくせに牛が売られるもの悲しい歌を作曲するとは笑止。そもそもの話、売るなら成牛を売りなさい」

「全ての牛が食用で売られると思ったら大間違いよババシャツ!」

「誰がババシャツですか」


 どうやらサヨの方が優勢らしい。

 まあマリアの方が頭悪いからなぁ……


「大体ですね、牛の分際で悲しそうな瞳で見ているとは何ですか。まるで自分がどういう状況なのか把握出来てるみたいです。家畜のくせに」

「悲しそうな瞳で見てるのは周りの人間かもしれないでしょ。きっと金に困って泣く泣く売り払ったに違いないわ」


 ふむ、貧困の為に売るってのは有り得そう。子牛とてそこそこの値段で売れるだろうし。

 おっと、奴隷でも牛でもどっちでも有り得る話になってきたぞ。


 だがぶっちゃけてしまえば人が売られようが牛が売られようがどうでもいい。


 以降もサヨが尤もらしい反論をしていくが、マリアの方はネタが尽きたのかもはやサヨの悪口しか言ってない。

 見かねたメルフィとマオがマリア側に参戦するが、口が達者なサヨには敵わないようだ。


「ぐぐ、サヨっちなんてババシャツのくせに!」

「はっはっは、もはや反論すら出ませんか。どうなんです?意気揚々と参加してきたマオさんは?」

「わ、わたしもサヨさんのババシャツはどうかと思うですっ」

「んな事聞いてません。というかババシャツは関係ありません」

「サヨ姉の…………ババシャツ!」

「どうして私のファッションばかり馬鹿にするだあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 うむ、歌の話はどこぞへと消えてしまったようだ。

 議論が終了したのならもはや用は無い。

 ユキに告げてサユリ達の下へ連れて行ってもらう。


「サユリ、敵の情報とか分かった?」

「ダメね。捨て駒なのかヤナギダには何の情報も与えられてないみたい」

「やっぱカオルを始末する為だけの駒だったか」

「私をどうこうした所でヒノモトが弱体化するとは思えませんが」


 とはカオルの弁。総隊長のくせに自己評価が低い。

 私の中ではカオルはそれなりにデキる奴だと思っているが。


「カオル、貴女はハン国がどうやってヒノモト中の符を一斉に発動したか分かる?」

「分かるかどうかは別ですが、符術というのは魔力を少しでも持った者、それこそ一般人ですら発動可能な便利であると同時にリスクの高い術です。つまり、この世の生物ならば誰であろうと可能です。私の推測ですと、誰にも気付かれず一斉に発動させる事が出来る存在と言うと……妖精、あるいは精霊の仕業だと思います」

「ほら、優秀。私もそう考えているわ」


 つまりヒノモトは精霊と意思疎通できる力を持ったエルフに弱い。

 人間には姿形も見えない存在が牙を剥くのだ。防ぐのは難しいだろう。私はともかく。


「精霊、そうね……可能性としては高いわ。ピコ・ハンはエルフまで引き込んだのかしら」

「遠見の水晶で確認出来ないのですか?」

「あまり遠くは見れないのよね……そもそも、そんな重要な奴を戦場に連れてくるとは思わないし」


 カオルの問いに眉間に皺をよせて答えるサユリ。

 とは言いつつも一応確認はするらしい。


 モブの一人が運んできた丸い水晶が遠見の水晶みたいだ。

 ふむ、これで私達の事も監視していたのか。この覗き魔め。


 ヒミコが手を翳し、何かよう分からん呪文を唱えると水晶に異変が起こる。

 始めはぼやーっと何かが浮かび、徐々に何処かの風景が映し出された。


 恐らくヒノモトに進軍してきているハン国の軍。

 便利な水晶はズームも出来る様で敵の顔ぶれまで見る事が出来た。


「あ、居たわエルフ」

「はい。確かに居ますね」


 ヒノモト組が言うように確かにエルフらしき人物が居る。

 優男だが耳のとんがり具合から察するにやっぱエルフなのか。


「前線に居たのね」

「離れた位置では精霊達に命令できないのかもしれません」


 と、カオルは言ったがウチに居るエルフやメルフィはやたら離れた位置だろうが監視できていた。

 命令だって遠くからでも出来るだろう。


 あのエルフが前線に出しゃばってくる理由は無い。

 つまりアレは囮なのだろう。精霊魔法は使えるだろうが、それすら捨て駒にするとは天晴れ。


「というか何よこの顔ぶれ……コイツ冒険者ランク七段のアゼルじゃない?」

「この方はフィフス王国の元騎士団長ですね」

「サユリもカオルも詳しいですね」

「そりゃ一度はヒノモトに来た奴等だもの。実力のある奴等は記憶に残しているわ」


 地味に凄いなサユリとカオル。私なんか数日経てばきっと忘れてるぞ。

 逆にヒミコはホント役に立たんな。サユリ達の説明を聞いて「へー」と絶対に分かってないであろう相槌を打つだけだ。


「他にも注意すべき人物がちらほらと。サユリ様、どうやらヒノモトの炎上に失敗した後の事も考えてるようです」

「みたいねカオル。姑息な手段がダメなら次は武力で襲おうって訳か」

「……お母さん。ちょっと厄介な者達も居るようです」

「どらどら」


 ユキが指差すのは大地を進軍してくる敵、の頭上。

 空を飛んでいる奴等らしい。翼人か魔法使いかと思ったがどっちも違うようだ。


 全部で3体。男女別れてるが、どっちともどっかで見たような顔をしている。


「フォース王国の実験体か」

「はい。ヨーコさんには劣るとは言えあの能力は厄介です」


 フォース王国滅亡後、どこぞへと散ったらしいがこんな所に居たか。

 とはいえ数からして全部ってわけじゃなさそうだが。


 しかし如何にヒノモトが相手とはいえ小国相手には過剰戦力じゃなかろうか。

 いや、仮にも神が居るのだからそうとも言えない。


 さてさて、この状況にヒノモトの連中、いやサユリはどう判断するのか。

 ちょっとワクワクしながらサユリの様子を伺っていると、小難しい顔をして何やら考えていたサユリが急にこちらに振り返った。

 そしてそのままツカツカと近付いて来る。


「フィーリア一家に依頼をするわ」

「雇われたからね。気に入らない事以外はやってあげる」

「あなた達には偵察をしてきて欲しい。場所は……ハン国の王城よ」

「偵察、ね。何を調べろと?」

「城内部の敵戦力に決まってるでしょ。恐らく王城の中に精霊を操ってる奴が居る。前線にいるエルフは囮か何かよ」


 気付いてたのか。ほーほー、サユリってば急に成長早すぎぃ。

 しかし場合によっては私達抜きでアレ等と戦わなきゃならないのに、大丈夫なんだろうか。


 ま、他人を心配したってしょーがない。

 雇われ冒険者として依頼を任されたのなら達成するだけだ。


 それに、ヒノモトを火の海にしたえげつない奴に興味がある。

 どうやら面白そうな奴等はピコハンの周辺に固まってるようだし、サユリが出してくれた有難い依頼のついでに顔を拝みに行こうか。

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