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幼女を好きすぎる幼女の一日

 4月も中旬を超えました。

 この時期になるとギルドもやや忙しくなります。


 何故かと言えばそう、職に就けなかった落ちこぼれ達が渋々冒険者になりにくるからです。

 とはいえ今年はまだ良い方でしょう。


 何せ食料難のせいで食材となる魔物を狩ってくる冒険者の評価が急上昇してるんですから。


「すいません。冒険者登録に来たのですが」


 噂をすれば新しく冒険者登録に来た方が。

 しかし、珍しいですね。去年のペド様一行以来の女性じゃないですか。


 今日は五月蝿いクズ達が出払っているので良かったです。


「いらっしゃいませ。必要事項を記入して下さい」

「はい」


 ふむ、記入された名前はソニアさんですか。

 至って普通に育ってそうな名前ですね。


 至って普通に育ってないペド様と違ってちゃんと教育されてるでしょうに、何で冒険者に……今はこんな方でも就職が厳しい世の中になってるのでしょうか。


「失礼ながら、貴女くらいまともな方なら今は厳しくともいずれは職にありつけたと思うのですが?」

「あ、違うんです。私は最初から冒険者になりたかったのです。卒業から日が経っているのはたんに両親の説得に時間がかかったからです」

「尚更珍しいですね、女性で冒険者になりたいと言う方は」

「私の、憧れの先輩が冒険者になられたので……」


 落ちこぼれの職業である冒険者に憧れるとは一体……

 よく幻滅しなかったものです。


「僭越ながら忠告させて頂きますが、命の危険のない町の仕事はともかく、冒険者はいつ死ぬか分からない職業です。憧れだけで目指すものではありません」

「分かってます。私も多少は戦えますから」


 記入されてる武器の欄を見ると投擲系の武器を扱うみたいですね。

 具体的にはナイフなど小型の刃物を投げるとか。


 その辺の雑魚はともかく、ちょっとランクが高くなった魔物には通用するかは疑問です。


「最近は高ランクの魔物も餌を求めて山から下りて来ています。新人の内は無理されませんよう」

「ありがとうございます」

「……ちなみにですが、憧れの先輩とはどなたなのですか?」

「ペド・フィーリア先輩です」


 まぁ、あの人でしょうね。

 この町で憧れるというか、冒険者として大成功して羨ましい状態なのあのパーティだけですし。


「私は学園時代の先輩の教えを忘れた事などありません。天才も馬鹿もどうとでもなる、厄介なのは何を考えてるか分からん奴なのだと……そうして私は先輩も恐れる何を考えてるか分からない奴を目指してきました」

「何か変なの教わってる!?」

「いえ、先輩は正しかったです。何が不満なのか私はよくちょっかいを出されてまして……先輩の教えを実行して以来誰も干渉してこなくなりました」


 そりゃ気味悪い奴に関わりたくないでしょうよ。

 ハブられてるだけじゃん。

 ぼっちになる方法を伝授されとる。


「というか良く人嫌いそうなペド様と接点が持てましたね」

「幸運でした。私が特にちょっかい出してくるいじめっ子達に屋上で苛められてる時に丁度フィーリア先輩がお昼寝していたらしく、やかましいの一言と共にいじめっ子達と私はユキ様にぶん殴られたのです」

「ダメじゃん」

「まぁ痛かったですけど、その後、色々ありましたが最終的にフィーリア先輩が『ソイツは私の獲物だから手を出す事は許さん』と仰ってくれて、フィーリア先輩の嫌がらせを恐れたいじめっ子達はそれ以来手を出してくる事はありませんでした」

「へぇ……あのペド様が人助けをねぇ」

「感謝してます。それからフィーリア先輩に苛められる日々が始まりました」

「ダメじゃん」


 有言実行しとるぞあの幼女。

 どこに憧れる要素があるのだと。いやこのとんでも行動を起こす所がペド様らしいと言いますか。


 何を考えてるか分からないというより頭おかしいですよこの人。

 よし、私もあんまり関わらないようにしよう。


 その後は極力日常会話を避け、ギルドに関する注意事項を説明するだけに留まります。


「ありがとうございました。カードが出来るまでしばらくお待ち下さい」

「わかりました」


 ……至って普通そうなのに。

 ペド様に関わるとああなってしまうのか。幼女の闇は深い。


「冒険者になりにきた」

「はいはい、いらっしゃいませ」


 おかしな女性に続きまたしても女性の声……しかし今度はやけに幼いですね。


 カウンターの下を見ればやっぱり幼女。

 ペド様が紅い髪に黒いゴスロリ衣装、そして今来たこの子は黒い髪に紅のゴスロリ衣装。何という真逆。


「……あの、こんな幼い貴女が何で冒険者などに?」

「好きな人が冒険者だから」


 またかよ、またあの幼女が原因なんだろ?


「申し訳ありませんが、年齢的に登録は厳しいかと」

「何で?……ペドちゃんは出来てたよ?」


 ほら。もう名指しされちゃってるもの。

 こんな幼女まで死地に誘うとはやはりペド様の闇は深い。


「ペド様はこの町の住民です。戸籍によって実年齢は把握出来ますから」

「世界は、こう見えて貴女よりずっと年上」

「セカイ様ですか、残念ですがその見た目では流石、に……?」

「これで文句はないはず」


 何か幼女がにょきにょき成長して20ぐらいの女性になりました。

 一体この町に何人普通じゃない人間がいると言うのでしょう。


 やはりペド様の関係者、侮れません。


「……大変申し訳ありませんでした。この用紙に必要事項を記入して下さい」

「最初からそう言えばいい……でもあなたはペドちゃんと多少は関わりがあるから許してあげる」


 こっちはペド様と同じくらい妙に偉そうでした。


 セカイ様は記入を終えると再び幼女の姿にお戻りになられました。

 さて、気になる箇所は……


『武器:天変地異』


「天変地異ですか」

「うん」

「地震とか起きますか?」

「噴火も洪水も自然の脅威なら何でも」

「そうですか、凄いですね」

「別に。ペドちゃんも出来るし」


 というか武器じゃないし。

 また人間じゃない冒険者が増えてしまいました。


 もはや何でもアリですね、この世界の幼女達は。

 考えるのも面倒になってきたからこのまま処理してしまいましょう。


 こちらも極力日常会話を避け、注意事項をお伝えして引き上げます。


「ではしばらくお待ち下さい」

「わかった」


 どうやら今年も濃い新人冒険者が現れたようです。

 まぁ、人外だろうと私のボーナスに繋がるなら構いませんけど。


「ちょっといいですか?……話は聞かせて頂きました。貴女もフィーリア先輩を讃える同士とお見受けします。同士と同じ日に冒険者としての第一歩を踏み出すなどまさに奇跡、折角ですから一緒にパーティを組みませんか?」

「ペドちゃんのパーティは女ばかり……うん、いいよ」

「ありがとうございます。私の名前はソニア。私達もフィーリア先輩に負けない冒険者になりましょうセカイちゃん。さて、手始めにどんな依頼から受けましょうか」

「うーん……愚かにもペドちゃんに戦いを挑んだ黒竜でも狩ろうかな」

「そんな愚か者が存在してたのですか……素晴らしい。初陣に相応しい獲物ですね!」


 いやいや、身の程!身の程を知ろうよ!

 貴女達初級者ね!初級者!

 うそ!まだ本登録終わってないから冒険者ですらないよ!


「しかし、黒竜討伐の依頼などありませんね」

「大丈夫、素材の持ち込みなら冒険者じゃなくても出来る」

「あら、それでしたらカードが出来上がるまでの暇つぶしに行ってきましょうか」

「いこう」


 黒竜とかその辺にいる訳ないでしょう……数ヶ月単位で戻ってこれないでしょうに。

 いや、そこはペド様の関係者。有り得ないを可能にしそうです。






「大変だ!町の外に黒竜の死骸が!」


「何だって!?ペドちゃんじゃない幼女が仕留めただと!?」


「これは今年も幼女が話題を掻っ攫っていくな」


 はえーよ。まだ二人がギルドを出て10分も経ってないじゃないですか!

 まだカード出来上がってないのに上級者にランクアップをせざるを得ない状況に!


 話題の中心人物達は全くの無傷で帰ってきてます。


「流石は私の相方でした。しかしセカイちゃんに会うなりブルブル震えて縮こまるとは黒竜というのも大したヤツではありませんでしたね」

「しょせんはペドちゃんに一言で殺された雑魚」

「まぁ……口だけで仕留めるなんて、やはりフィーリア先輩は格が違いました」


 このまま黒竜が雑魚のレッテル貼られたらどうしましょうか。

 勘違いしたアホが挑んで返り討ちに遭わなきゃいいですけど。


「セカイちゃんの実力は分かりました。次は私が戦ってみようと思います」

「次の獲物はペドちゃんが魔王と称するニワトリ」

「……あのフィーリア先輩が大怪我を負ったという強者ですね。いいでしょう、相手に不足はありません」


 ダメだ。あの二人はペド様を中心に回っています。

 フライングチキンとか貴女達からすればただの食材でしょうに。

 ギルドが定めた危険度とは何だったのか。


 まぁいいです。こうしてまた五丁目に有望な冒険者が生まれた事を喜びましょう。

 例え性格に難ありだとしても、です。



★★★★★★★★★★



「……」


 アルカディアに店を構えてから、初めての危機、ではないが驚愕の客がやってきた。

 相手をしていたのは従業員として店をお手伝いしてくれる事になったアザレアちゃんだ。


「あの、もう一度聞きなおして宜しいでしょうか?」

「この本のシリーズを3冊ずつください」


 馬鹿な、やはり聞き間違いじゃない上に3冊ずつお買い上げになるだと!?

 何と言う剛の者なのだこの幼女は。


 人目に付かない場所に置いておいたというのに発見した目の鋭さもそうだが、試し読みしてなお失われない購入意欲で確信出来る。


 この幼女、人間じゃない!


「どうします店長」

「僕はオーランド、以前は小さいながらも一代で築きあげた商会のトップだったが、今は訳あって大恩のあるアルカディア女王が建国した国で店を開いている」

「店長の紹介とか要らないので。さっさと正気に戻って下さい」


 と言われても……人外だろうとはいえ、こんな幼い少女に果たして魔典を売っていいものやら。


 ウチの娘も女王陛下に賜った魔典のせいでおかしなキキョウ様が危惧していた事態が起こった。

 なんと、僕との他愛の無い会話の途中、屁で返事しやがったのだ!

 戦慄しながらも何故、そんなお下品な行為をしたかと問い詰めると……


『ちょうどガスがたまってたから』


 理由が酷い。

 僕は教育を間違えた訳じゃない、たった一シリーズの本に娘の人生を狂わされたのだ。


「すいません店長、回想してないで目の前の現実に立ち向かって下さい」

「……そうだった」

「あの、何で3冊も必要なのですか?」

「世界が読む分、保管用、お友達にあげる用」


 なんて通な買い方をするんだこの幼女は。


 聞き捨てならないのは友達にあげる、だと?

 そんな事をして人間関係、もとい人外関係に亀裂が生じたりしないのだろうか……いや、する。


「やはり店に並べるべきではなかった……」

「それはそれでご主人様の怒りを買うかと。いいじゃないですか、売れたと知ったらご主人様は大喜びですよ」

「まぁ、そうだね。商品である以上、求めるお客様がいらっしゃるなら売らないとね」


 女王陛下の怒りを買うとか恐ろしすぎる。

 名も知らぬ幼女の人生がおかしくなる、ただそれだけじゃないか。うん、売ろう。


「ふぃりあ先生のサイン入りがあればください」

「作者が特定されている、だと……!?」

「そんな、キキョウ様がせめてもの抵抗として著者を匿名にしたのに!?」

「はっ!?……申し訳ございません。残念ですがサイン入りはございません」

「ざんねん」


 割と本気でガッカリする幼女。

 というか良く見たら格好からして女王陛下のファンじゃないか。何でファンが出来たんだ。


 冒険者としてのファンだったらまだ納得出来るが。


「お会計が全部で18000ポッケになります」

「はい」

「……丁度ですね、ありがとうございました」


 他の商品には目もくれず、幸せそうな顔で幼女は去っていった。

 子供にとってはかなりの大金だろうにあっさり支払ったな。


「大分高めの値段にしたのに売れてしまいましたね」

「そうだね……今、この世界は飢饉の恐怖で荒れている。その上あの魔典が世に出てしまった。これは今以上に世界が荒れるぞ」

「えぇ」

「あなた、アザレアちゃん。今までのセリフ一言一句間違いなく女王陛下にお伝えしますから。きっちり叱られて下さい」

「え、あの、ごめんなさい」

「申し訳ありませんでしたっっっ!!!!」


 何故か妻は女王陛下の味方だった。解せぬ。



★★★★★★★★★★



「ただいまー」

「今何時だと思っているのですか。というかここわたくしの本殿なんですけど。けどおかえりなさい」

「あいかわらず狭い」

「拝殿に移動しますか?」

「ここでいい」


 世界ちゃんは気紛れにここに遊びに来るのですが、今回はやけに早かったですね。

 いつもなら一ヶ月以上は間が空くのですが、前回遊びに来てから一週間程度しか経ってません。


「それで、いつもなら来ない夜遅くにどうしたのですか?」

「世界は今日、ペドちゃんに祝福をあげた」

「この国で起こった出来事ですからね、当然知ってますけど」

「でも祝福とかどうでもいい。世界は、初めて、ペドちゃんとお話した」


 あれは会話と言っていいのでしょうか。

 当のペド様は世界ちゃんに狂気を感じただけだと思うのですが。


「世界は今日、至福に満たされた」

「それはようございました」

「だけど、世界はより深くペドちゃんの事を知りたくなった。知りたくなりすぎてペドちゃんの真似して人の世に紛れ込む事にした」

「やっぱり病んでますよあなた」


 前々からペド様の話題になると目が血走ってましたからね。

 それはともかくこの星自身である世界ちゃんがホイホイうろついていいのでしょうか。


 ああ、勿論今ここにいる世界ちゃんはこの星を散歩する為に造られた仮の姿です。


「いつもは妖精の姿でしたのに、今日に限ってペド様をリスペクトした様な格好なのはそのせいですか」

「そう。ペドちゃんを真似っ子して冒険者になった」

「行動早すぎ何してんだこの星……ではなく冒険者ですか、確か冒険者には有事の際滞在している土地を守る義務とかあったような?……どうするんですかその面倒な義務」

「物知り。世界はペドちゃんの故郷を全力で守る」


 何と全力で平和を約束された町なのでしょう。

 星やら神やら、全てに平等とか言うのが普通なのでしょうが世界ちゃんは贔屓が凄まじいです。


「そうだ、おみやげ」

「あら、ありがとうございます」


 あの世界ちゃんがお土産だなんて……人間社会にすでに馴染んでそうで恐ろしい。

 手渡されたのは本みたいですね。


 はて、これは……!


「ふぃりあ先生の処女作……!アルカディアでしか手に入らないというここから動けないわたくしにとって手の届かないと思われた桃女郎ではないですか!」

「さすがは世界のお友達。やはりふぃりあ先生を知っていた」

「知ったのは今日ですけどね。知ったばかりとはいえ非常に気になっていたのです……世界ちゃんに最大級の感謝を」


 というかペド様とふぃりあ先生って同じ人なんだから別に言い方変えなくても良かったのでは。


「はふぅ、今夜は徹夜です」

「世界も。この世界と神に評価されたふぃりあ先生は大作家が約束された」


 それはどうでしょう。

 サユリちゃんを見る限り人間相手だと評価があまり高くない様でしたが。


「ところで恐らく明日にはペド様がこちらに参られると思われますが……お会いになりますか?」

「……まだ、会わない」

「おや、意外ですね。あれほどお友達になりたいと仰ってましたのに」

「ま、まだ、面と向かって話すのは、恥ずかしい」

「やだ可愛いこの星」

「いずれ、勇気を持てたら、ペドちゃんのお、おと、とと、ともだちに」


 大丈夫です。


 あなたはすでにこの本を買える勇気を持ってるじゃないですか。

 店員に向けられる視線を想像するとわたくしには買えません。


「じゃ、世界は帰る」

「いつもながら何処に帰られるか知りませんが、お土産ありがとうございました」

「次は、いっしょにペドちゃんの国にいこう」


 ……いや、無理なんですけど。

 わたくしがここから動けないのは世界ちゃんも分かっておられるでしょうに。


「本来なら消え去るはずだったわたくしをこの星に留めておいて下さってるのは他でもない世界ちゃんではありませんか。でしたらわたくしが世界ちゃんに守られた地以外で行動出来ないのもご存知ですよね?」

「そう、世界が干渉出来るのはこの場所を用意する事だけ」

「では何故……」

「人々に忘れ去られた異界の神、あなたはペドちゃんによって救われる」


 ……なんで急にカッコつけたのでしょう。


「むぅ、驚かない」

「いえ、ちゃんと吃驚してますけど。と言いますかやけに自信ありげに言いますね」

「断言する。あなたは救われ、そして……世界と同じくペドちゃんの虜になる」

「わたくしが、ふぃりあ先生のファンに」

「それとはまた別」


 しかし救われるとは一体……確かにペド様は世界ちゃんを超えるかもしれない力を持ってますけど。

 神を救う人間?


 いや全く想像出来ませんね。


「ペド様のお力は存じております。しかし代償を考えますと厳しいと思いますよ」

「安心して。あなたを救う方法はもっと簡単だから」

「はぁ」

「人間の想いから産まれたあなたを救えるのは同じ人間だけ。でもそこらの人間にはむずかしい、けど本質を見抜く目を持つペドちゃんならきっと大丈夫」


 何故でしょう、世界ちゃんにここまで自信満々に言われると本当に何とかしてくれそうな気がしますね。


 でしたら、期待して待ちましょう。

 明日、ペド様にお会いするのを。


「じゃ、今度こそ帰る」

「はい」


 世界ちゃんはその場から消える様に去っていきました。


 ……わたくしは、この場で人々を見守ってるだけでも十分なのですがね。

 けど、お友達と旅行に行く。それもまた、確かに楽しみです。


 それはさておき、世界ちゃんのお土産を堪能するとしましょうか。

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