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幼女、世界の危機を知らず

「という訳でフィーリア様が不在ですので私達で例の少女を探す事になりました」

「探すのはいいけど、何処を?」

「わざわざリスクを背負ってあの奴隷を買ったのなら相当な貧乏なんでしょう。私の予想では冒険者だと思います。実力も大した事の無い男……国を出て旅をするお金も持ってなさそうですし恐らくまだトゥエンティ国にいるのではないでしょうか」


 ふふん、どうですかこのフィーリア様ばりの名推理。

 私を褒め称えてもいいのですよ?ほれほれ。


「良い考えだと思うけど、何故かキキョウの考えだとイマイチ信用ならないわ」

「それはあんまりな一言ですよアン様」

「ですが時間もそう無いのでここはキキョウ様の案を採用しましょう。仮に他国の者達も彼女に目を付けていたら大変ですし」


 大変というのは殺されでもしたら困るという事なのでしょう。それには同意です。

 対処法を知っているのは今の所私達のみと言っていいでしょうね。


 だったら対処法を各国に伝えればいいじゃないって話になるのですが、ウチは小国です。大国の頭の固い連中が格下の国の言葉にはいそうですかと従うとは思えません。

 きっと自分達がよりよい対処法を考えるとかぬかして無駄に時間が過ぎるだけです。だったら私達がやった方が良いってもんですよ。


「では早速兵士達に向かってもらいましょう。見つけたら倍額でもいいので買い取ってもらいます」


 私?

 行きませんよ……女王陛下がホイホイ出回るのに代理までホイホイ出回れる訳ないでしょう。

 そもそもトゥエンティ国なら兵士達だけでも十分探せる広さでしょうしね。






「アザレアを買ったという男が見つかりました」

「意外と早かったですね」


 報告があったのは探し出してから僅かに2日。私の予想通りトゥエンティ国に滞在してたみたいです。

 早く見つかったのはアザレアという少女が無駄に有名だったおかげだそうで。

 異世界人以外では珍しい黒髪ですからね……まぁウチにもアン様がいらっしゃるんですけど。


「それで、買い取ってきたのでしょう?」

「それが……非常に申し訳にくいのですが、例のアザレアという少女は居ませんでした」


 居ませんでしたと。

 ……どういう事でしょう。ちょっと状況が分からないので詳しく聞きましょう。


「どうやらその男は正式な奴隷契約をしてなかったようです。したのは書類上の売買契約のみだそうで。ほんの数日前に冒険者として依頼を受け、宿に戻ると居なくなっていたと言ってました」

「奴隷契約をしてない?馬鹿じゃないでしょうか」


 してないならしてないで目の届く場所に置いておくもんでしょうが。


 どうやら奴隷として買ったはいいけど契約は別料金だったらしく正式な契約は出来なかったとか。

 一応首輪だけしてお前は奴隷だと誤魔化してた様ですがそりゃバレますって。

 大方何となく首輪をいじってたら外れたので今の内に逃げようとでも思ったのでしょうね。


「……流石に国内に隠れてるとは思えませんね」

「そりゃ目立つしねー」


 こういう時フィーリア様がおられたならアザレアこーいとか言って召喚されますのに……


 困りました。

 非常に困りました。


 アザレアという少女が国外に出て魔物に襲われたら生きてられるとは思いません。

 彼女に死なれたらもうどうしようもない……何とか彼女が魔物に襲われる前に確保しないと。


「2日前、という事はまだ遠くへは行ってないでしょう。兵士達には悪いですが、トゥエンティ国周辺をくまなく探して下さい」

「了解です」

「まぁ待ってくださいキキョウさん。私はあの娘を遠めですが直接見てます。その上で言わせて頂きますがあの無気力な娘が自分の意思で勝手に逃げ出すとは思えないのですが」

「ではフルート様はどうお考えで?」

「連れ去られたという可能性も」


 連れ去る、ですか。あんな厄介者を連れ去ってどうするというのでしょう。

 そうは言っても可能性はゼロではありません。一応その線も調べてみようとは思いますが、誘拐となるとそれはそれで面倒ですね。死んでなきゃいいですが。


「そうだキキョウ様、各国で世界の脅威を告げられて以来妙な騒ぎが起こっているそうです」

「騒ぎ?」

「危機が迫ってくるのは罪人のせいだとか。お陰で神への懺悔として罪人達が次々と捕らえられてるそうですよ、しかもそれをやってるのは騎士でもない市民なんです」


 死が身近に迫ってきて頭がおかしくなったんですかね。

 しかし神への懺悔とは宗教関係くさいです。扇動してるのはナイン皇国ではないでしょうか……


 ま、各国で同時に同じ事が起こってる時点でそれなりの力を持った奴等なんですけど。そうなるとナイン皇国が限りなく黒に近いと言わざるを得ません。


「私もナイン皇国が怪しいと思います。ちょっと探ってみましょうか」

「潜るのですか?フルート様とはいえ危険では……」

「潜入などしません。エルフには優秀な密偵がお友達に居ますからね」


 ああ、精霊ですか。

 それなら確かに安全に探る事が出来ますね。


 話を戻してアザレアの事ですが、罪人とは違いますが不幸を呼ぶ少女として有名になってしまいましたからね……連れ去られて処刑されてもおかしくはありません。


 ただ報告してくれたトロワさんは捕らえられてると言いました。なら捕まっていたとしてもまだ生きているかもしれません。


「何か、色々と面倒になってきましたが頑張りましょうか」

「ふん、アイツが居ないと何も出来ない奴等なのです」


 そう仰ったのはいつの間にか居たニボシ様。

 まさか嫌味を言いにわざわざ来た訳ではないでしょう……となると、例の災厄の影響とやらが出たのでしょうか。


「そうなのです。ずっと南の方が妙にざわざわしてるのです。さっさと調べろですー」

「南?」


 南と言われても……地図を見て見ると南は山ばかり。更に進むともう海になる。

 ずっと南という事は結構な距離なんでしょうが、ずっと南に行くと未知の大陸でもあるんでしょうかね。あったとしたらそこがマリア様の故郷でしょうかね。


「あ、分かった。いや分かりたくなかったなぁ」

「……アン様もですか。私もです」

「同じエルフであるフルートさんが分かったのなら間違いないね」


 二人だけで分かり合ってる暇があったらこちらにも教えて頂きたいものです。

 ただ、お二人ともやけに険しい表情をされています。これは聞かないというのも一つの手。しかし無常にもこちらを向いたアン様が口を開かれました。


「大変よキキョウ、嵐が来るわ」

「はぁ……嵐と言いますと海上で吹き荒れてるあれでしょうか」

「そう、その嵐」


 そうですか、この寒い時期に嵐ですか……ん?


「それはこの大陸に上陸するという事ですか?」

「ええ」


 大問題じゃないですか!

 いよいようかうかしてられなくなりましたね……

 アザレア探しも大事ですが嵐対策の方がもっと大事です。どちらも重要なので人員を割くしかないですね……


「あの、キキョウさん」

「何でしょうディーセットさん」

「あんまり勉強してないので分からないのですが、嵐が来るのってそんなに問題なんですか?マリア様が異世界から持ち込んだ教科書に書いてあった台風とは違うのですか?」


 ああ、妖怪という人間に隠れて生活していた上に奴隷になったのですから知らなくて当然ですね。

 台風とやらは良く分からないのでその教科書とやらを見せてもらいます。


「……台風、ごくごく小規模の嵐ですね。こんなのとは比べ物になりませんよ」

「そうなんですか!」

「この程度の嵐は精霊が上陸を阻止してくれます。そうですね、この大陸に上陸する嵐は風の大精霊様でも抑える事が不可能な規模とでも思って下さい」

「……具体的に言いますと?」

「山も森も暴風と暴雨で崩れ落ち消滅。地下に潜れない生物の8割は死に絶えると言われています」


 後に残るのは岩と砂と土のみ。瓦礫すら残らないと言われているのが大陸に上陸する嵐、らしいです。

 生き残るおよそ2割は不死の者かそれ相応の力のある者達だけ。

 過去、それこそ遠い昔……まだこの大陸にある国が一つも無かった頃に一度上陸したと伝えられていますが、実際の被害はさっぱり不明です。


「当時の大精霊様達と精霊達が消滅するほど力を使い何とか嵐を抑えたと言われてます」

「それほどですか……」

「災厄をどうにかすれば、嵐も消えるのでしょうか?」


 ……どうでしょうね。

 すでに発生してしまったものですから時すでに遅しと言う気もします。



★★★★★★★★★★



 ヨタヨタ向かってくる幼女を眺めながらどうしたもんかと考える。

 すぐに良く考えたらアレを相手にしてこうして生きてる奴等がここに居るのだからどう対処したか聞けばいいじゃないかと気付いた。


「アレを相手した時ってどう対処したの?」

「確か、まずは逃げようとしました」

「ボスなんだから倒さなきゃならないし却下ね」

「後はマオさんが身体を張って止めたようとしたらお母さんが自力で目を覚まされ、その間に私がうさぎの耳を作って直してお終いです」


 ふむ、確かに気がついたらマオに抱っこされてたな。ついでに手を負傷していた。

 だが奴は耳削ぎ幼女として生まれたのだから正気に戻るなんて考えられん。あの状態が正気なんだろうし。


「何だか分からないけど随分恐れているわね。まぁ私も不気味に感じる子だと思うけど」


 ……同じボスだが偽フィーリアと耳削ぎ幼女は仲間意識が薄そうだ。

 戦わずして何とかするには二人をぶつければいいのでは?




「と考えてるのだけど良い方法ない?」

「実現したならば結果的に初代と二代目の戦いになりますね」

「しかしあの状態のお母さんは割と話が通じない感が……」


 そうだろうか?

 ユキにはそこまで敵意は無かったみたいだし説得出来そうなもんだが。

 何でユキだけかと言えば幼い頃にアリスと一緒に会ったのがユキだったからかね。


「ところでその耳削ぎリーダーどこ行ったの?」

「とろとろ歩いて……ないじゃない。どこ行きやがった!」

「見逃さない様に見てた筈なのですが……何か瞬きしたら消えてましたね」


 んな馬鹿な。瞬きったってほんの一瞬視界を塞ぐ程度だぞ。

 そもそもアレだって私だ。私に瞬間移動なんて出来ない。


「しかしあの状態のお母さんなら出来そうな気もしますが」

「いや奇跡ぱわーすら使ってないのよ?」

「では実はあれくらいの実力が備わっていたという事で」


 その辺は後で考察するとして、一体どこに行きやがった。

 後ろが気になるのでチラチラ見るが居ない……まさにホラー。


 だがウヒョっ!?という馬鹿っぽい驚きの声ですんなりと奴を見つけられた。

 瞬間移動したと思われる耳削ぎ幼女は何故か先代の膝の上に乗りじーっと先代を見ていた。


「これは労せずして同士討ちが出来そう」

「しかし耳を削ぐ気配も戦う気配もしませんよ」


 確かに、急に現れたからか先代も心なしか緊張した面持ちだったが何もせずにただ見つめてくる幼女にどことなく困惑してるようだ。

 ええい、やるならさっさとやっちまえってんだ。


「……何かしら?」

「おかあさん?」


 ……なるほど、母と勘違いしてたか。

 確かに容姿は似てる。中身と雰囲気が違いすぎてすぐ分かりそうなもんだが。


 まぁ精神年齢低そうなあの子では別人とは分からないのかもしれない。


「そうよ、私が貴女のお母さんよ!」

「なに人様の子供に嘘ついてんですか」

「良く見なさいガキの私。本当のお母さんはもっと若作りしてるケバい人でしょ」


 と言っても聞きゃしねえ。完全に偽フィーリアを自分の母と勘違いしてやがる。

 これは困ったぞ。勘違いしたままでは同士討ちさせるのは難しい。


 それに厭らしい偽フィーリアの事だ。逆に私達にあの幼女を仕向けてくるだろう。

 現に幼女の耳元に口を近付けコソコソと喋ってるし。


 そして話が終わると同時に二人がこちらを向いた。正確には私を見た。

 偽フィーリアのニヤニヤした面を見るに嫌な予感。それは当たっているようで耳削ぎ幼女がさっきまでと違いキラキラした顔でこっちに向かって


「うお、消えた」


 確かに瞬きしたら居なくなった。

 有り得ねーと思ってるとリンに髪を引っ張られたので後ろを振り返る。

 するとやはりというか居た。


 すでに手を伸ばして私を捕まえようとしていたが咄嗟に前に転がって難を逃れた。怖ぇってもんじゃねぇぞ!


「ふへへ」

「……何笑ってんのよ気色悪い」

「ほんとだ。わたしだ」

「不本意ながら種族以外は一緒みたいね」


 しかしこうも急に後ろに接近されると捕まるのも時間の問題だ。

 他の奴等は何をやってんだとチラッと見たらどうも偽フィーリアに邪魔されて手助け出来ないようだ。

 コイツの相手を私だけでやるとか難題を押し付けてくれたもんだな。



☆☆☆☆☆☆



 分の悪そうなお母さんを援護しようと思ったら年増が阻止してきた。

 こうして分断させる為にもう一体影の魔物を用意したのだろう。これだから年増は汚い。


「こら、顔に私に対する悪口を考えてますって出てるわよ」

「その通りです。退いて下さい」

「まぁまぁ待ちなさいな、ちょこーっと私の質問に答えてくれればあの偽者の二代目は何とかしてあげるから」


 なるほど、胡散臭い。

 自分で用意しといて自分で始末するとでも。だがお母さん抜きでこの人を相手にするのは少々厳しい……ここはこの偽者のフィーリアを信じてその質問とやらにさっさと答えるとしよう。


「聞いてくれるようね。じゃあ一つ目の質問だけど、あの子って死んで生き返ったなんて経験あんの?」

「ある訳ないでしょう、と言いたいですが幼い頃の事は私にも分かりませんので何とも」

「お姉様は大怪我なら何度か」

「そう。いえね、あの貴女達がトラウマになってるらしいあの幼女の力はハッキリ言って異常よ。それこそ天使になってんじゃないかと疑っちゃうわ」


 それはご先祖様の非常識な力の他に非常識な身体能力まで受け継がれたからではないのか?

 と質問を返したがどうやら身体能力に関しては全く受け継がれないらしい。

 天使の子が天使になる事はないのだそうだ。


 奇跡ぱわーのみ何故か継承されるのも何ともおかしな話だ。やはり他の天使と違って特別な力なのだろう。


「天使じゃないとなると……誰かが肩入れしてるわね」

「はぁ」

「良く考えたらそこの天使の鑑定であの子は弱いって鑑定されたんでしょ?だとしたらあの力はあの子の力ではなく他の者の力って事になるじゃない」


 言われてみれば何となく納得出来ます。

 ただお母さんに力を貸すにしても先代を超える力を持った知り合いなど居ませんが?


「ま、その辺はどうでもいいわ。別に二代目ちゃんが弱くなる訳じゃないし」

「先ほどまで殺す気だった創造主の言葉とは思えませんね」

「別に私はあの子を殺すつもりないわ。というか死んだら困るじゃない。本気で戦いたいとは思ったけど、まぁあの子ならどんな化け物が出てこようと何とかなりそうだしいいや」


 化け物?まるでこれから先とんでもない敵が出てくるとでも言いたげな言葉だ。

 まぁ一年足らずだと言うのに戦ってきた面子を思い出すと化け物クラスが出てきても不思議ではないけど。

 というか難敵とのエンカウント率が高すぎるのだ。


「私はあの子についてあまり知らない。けどあの子がどれだけ対生物においては恐ろしいかは分かるわ。力については継承された能力に誰かが肩入れしてる力があるから問題なし。あまりに過ぎたる力で慢心しそうに思えるけど普段のあの子は最弱に近いからそれも無い。逆に弱いが故にあらゆる想定と最大限の警戒をするでしょうね……あの子だけよ、最初に私を見た時に胡散臭そうに観察してたのは」

「最強と最弱を併せ持つ、ですか」

「そう……ついでに根性と度胸もなかなかね。私の攻撃の威力を知って尚ワザと攻撃をくらい反撃しようなんて奴はあの子が初めてよ」


 妙にお母さんを褒めちぎるがそんな事はすでに知っている。

 冒険者となり何度かの失敗を得て今では油断する事もあまり無い筈だ。なるほど、確かに対生物相手だと恐ろしい方になる。


「あの子が居ればこの世界の未来も安泰ってもんよ。さて、二代目ちゃんに安心した事だしそれじゃあ私も偽者の二代目ちゃんも永遠に寝るとしましょうかね。もう二度と私を目覚めさせるんじゃないわよ、あの杖に拒否られた以上私はこの時代には関係ない奴なんだから」

「同じ魔物がまた出たら分かりませんがね」

「はっ、世の中私より恐ろしい奴なんて腐るほど居るでしょうが。次からそっちを想像してちょうだい」


 そう言い残し偽者のフィーリアはお母さん達の下へ向かっていく。怪我してるせいか若干おかしな歩き方になってるな。


 そう言えば姉にとっては母になるのに話さなくてもいいのだろうか?


「必要ありません。創造主の残骸相手に話す事などありません……色々語るとしたら本物の創造主の墓の前のみです」

「意地っ張りですこと」

「ねね、まるでリーダーが世界を守る主人公みたいに言われてるけどそうなの?」

「お母さんが主人公……物凄くしかめっ面をするのが目に浮かびます」


 結局ダンジョンのボスを倒さずに終わる事になりそうだ。

 ダンジョン攻略となるかは不明だが、まぁ貴重な経験もしたしいいか。


 しかしあのフィーリアが化け物と称する敵が現れると考えるだけで厄介だ。願わくはそんな奴が現れない事を祈るのみ……なのだが。

 難敵といいお母さんに肩入れしてるらしい何者かといい考える事が増えたなぁ。

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