表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
148/245

幼女、ほのぼの過ごす

 女神様から力貰ったぜ!

 女神様に異世界に送られたぜ!

 飛ばされた先が森で偶然魔物に襲われてた女の子を助けたぜ!

 惚れられたぜ!

 冒険者になったぜ!

 荒くれ者に絡まれたけど余裕で撃退したぜ!

 受付嬢に惚れられたぜ!

 初めての依頼でドラゴンにでくわしたぜ!

 倒したぜ!


 …………


「つまりこんな展開が延々と続くのか」

「そーそー」

「よく飽きなかったわね」

「娯楽にまで飽きちゃったら引き篭もり出来ないって」


 マリアがナキリをこっちに呼んでしまう切欠となった本を読ませてもらったが、何ともまぁ行く先々で美少女と出会って惚れられるプレイボーイな主人公である。


「これならこっちの世界の冒険譚の方が楽しめるわ」

「リーダーはそうかもねー」

「何でよ」

「だって、リーダーのこれまでの旅ってその本みたいな事になってるじゃん。なら読んでも新鮮さがないんじゃない?」


 こんな主人公と一緒にされるとか不愉快なのだが。私の人生のどこが似てると……


 ご先祖様から力を受け継いだぜ!

 従者を作ったぜ!

 冒険に出たぜ!

 瀕死の悪魔を救って仲間にしたぜ!

 町を襲ってきた亜人のボスを倒して仲間にしたぜ!

 大精霊も仲間にしたぜ!

 巨乳も仲間にしたぜ!

 人形も仲間にしたぜ!

 エルフも仲間にしたぜ!

 天使も仲間にしたぜ!

 奴隷を買いまくったぜ!


 ほぼ女の子だぜ!


「ジーザス」


 こてんとソファに横になって好色家な主人公みたいな事をやってきたと悶絶した。自覚があった様な無かった様な、とにかく改めて言われると美少女好きの幼女にしか思えない。


「リーダーが男の子なら完璧だった」

「そうだったらご近所さんにフィーリアさん家の女好きとか言われる所だったわ」

「安心して、あたしは百合本もイケる口だからっ」

「黙っとけ」

「はいはい。それはともかく異世界の人間って想像力逞しいねぇ、魔物とか居ないのによくまぁこんなの書けるもんだよ。中には知性を持った魔物が人と交流しながら旅するなんて本もあるよー」

「こっちではまず見かけない物語ね」

「そう?こっちにだって魔物と交流する幼女が居るし探せばあるんじゃない?」


 居たわ。交流どころか訓練して防衛に使ってるわ。


「でもやっぱこう主人公がサクサクっと次々現れる強敵をを倒す物語はスカッとするね」

「ふっ……所詮は二流のブクラー、物語の真の楽しみ方は全ての登場人物の背景を読む事にあるのよ」

「ブクラーって、変な造語作らないでよ。で、その楽しみ方って?」

「例えばその本の主人公が通う学園のライバルを主人公として考えましょう。こいつ年の割に騎士顔負けの実力を持ってるらしいじゃない、きっと幼少の頃から血の滲む努力をしたに違いないわ。そしてついに平民の身分だってのに実力だけで学園の頂点を手に入れるの。

 それを神様だか女神様だかから与えられたチートを使う主人公にあっさり負けて、かつこれから告白しようって思ってたヒロインを奪われたらそりゃムカつくわよ。だけどその本のライバルは数年も片思いしてたのに最後には素直に二人を祝福するというお人好しぶり、だってのに主人公がそのヒロイン以外にもホイホイ女を引っ掛けてるのを見てマリアはどう思うよ?」

「すごく……殺したいです……」


 な?

 だけど本を破いて燃やすのはやめろ。本に罪は無い。あと部屋が汚れるっ





 お別れ会というか奴隷歓迎会から早6日。

 廃墟だった神殿はサヨの手によって立派なただの神殿へと化している。と言っても見た目は神殿だが中身はどこぞの王城と言った感じだが……

 一階は礼拝堂の様な広間に主に客人用の部屋が多数。私達が生活するのは2階となり、階段を上がって奥に進むと玉座がある謁見の間がある。私達は旅に出るので使う事はほぼ無さそうだが、形は大事とサヨが言うので一応設置してある。

 すぐ隣にはキキョウ専用の部屋があり、政務をするのはそこになるだろう。一部の奴隷達もこの神殿の護衛として過ごす事になっている。

 誰がいいかと聞かれたのでキャトルとディーセット、あとリスの獣人を見てると何か和むので一番ドジであるトレーズの3人に決定した。


 アンはキキョウの副官として旅には同行しない。めちゃくちゃ不服そうな顔をしていたが、たまに連れ出してやると口約束をしたら渋々了承してくれた。城の護衛にも精霊魔法を使えるアンがいるんだからより安心になった事だろう。


 謁見の間から右側が私達個人の部屋となり、一番奥の他より広い部屋が私専用部屋となっている。

 アホみたいな豪華な内装で普通なら落ち着かないだろうが高級宿大好きな私としては特に気にならない。


 別に私の部屋だけが豪華になってる訳ではなく、各自の部屋もそれなりと言うか貴族の私室並みに金がかかってるそうだ。


「つまり何が言いたいかと言うと今のフィーリア一家は金が無いって事ね」

「サヨっちがリーダーの部屋に全額投資なリフォームしちゃったんだっけ?」

「そう。あの娘はアホなのよ」

「でもちゃんと他の部屋とか全部終わらせてからリーダーの部屋を着手したんだからいいじゃん」

「旅に出るのに無駄に豪華な部屋とか要らんでしょ」


 そりゃそうだ、とマリアは話題に飽きて異世界から盗ってきた本を読み始める。

 マリアも馴染んだものである。すでに変な愛称で呼ぶ程仲良くなったようだ。


「あー、こう広いと歩くのダルい」

「そういやホントにリーダー弱っちくなったねー」

「これが私の普通よ」

「ふーん……まぁそれでも卑怯な力があるから勝てる気しないけどさ」


 私と戦うつもりだったのかコイツは……あっさり負けるぞ。マリアの中では私の評価がやたら高いみたいだけど。


 奇跡まんじゅうの効果は私には無かった。いつも通り一般人以下の幼女である。

 ただし他の皆には効果があったようで「強化魔法を使ってないのに強化されてる感じがする」との事だ。強くなったならいいじゃん。


 だらけていると部屋のドアをコンコンとノックされる。

 入れー、と言うとユキが失礼しますの声と共に入ってきた。


「お客様がお見えになられてますが」

「こんな所に来る客って誰?」

「鬼の件で知り合いになった虫人達です」


 虫人、そういやそんなの居たなぁ。今は鬼の里だった所に住んでるんだっけ?

 場所的にはご近所さんだから挨拶にでも来たのだろう。ただ良く私達が住んでいると分かったな。


「警戒してたみたいですが、妖精達にここに住んでいるのが私達だと聞いて挨拶に来たみたいですよ」

「なるほどねー。めんどくさいからこれも勉強って事でキキョウに対応させてちょーだい」

「それもよいですね。ではその様に」


 パタン、何て音などさせずにユキは退場していった。

 では私はふっかふかなソファで再びごろ寝するとしよう。こう快適というか贅沢な暮らしをしてると堕落してしまうな。


 すやぁ、眠りにつこうとしたら再びドアがノックされた。


「またかよ」

「入りますよー、あ、お姉ちゃんにお客様が来てますよ」


 今度はマオだった。ユキと違って家族のノリで入室してきた。てかまた客かよ、無名の小国とは思えない来客率だ。


「今度はどちらさん?」

「この前来てた魔王のライチさんです」

「めんどくせーのが来たわね」

「うははははっ!数日ぶりだのう!」


 すでに来客は部屋まで来てたようだ。相変わらずテンションが高くてウザい。

 そのライチは私の部屋に興味深々なのかあちこち見回してはほぁーと気の抜けた声を発している。


「何とも華美な内装だの、妾の私室よりもランクが高いぞ……妬ましい」

「お陰でウチは貧乏らしいけどね」

「そうなのか、だがお主等ほどの実力者揃いなら金などいくらでも稼げよう」

「まぁね」


 ホント何しに来たんだろうか?今日はお供であるアムリタって奴も来てないみたいだし。

 私が寝てるちょー高級ふかふかソファに座ってその感触を跳ねながら確かめるライチを見るとただ遊びに来たんじゃないかと思うが。


「用事は何よ」

「用事……ああ、用事、用事なっ!む、こほん、あー、なんだ」

「早よ言え」

「う、うむ……まぁ、あれだ。この前妾に向かって正面から暴言を吐いてきた無礼者がおっただろ?」

「なんだ、キキョウに用があったのか」

「いやっ、用があるのはお主だ」


 何か顔を赤らめてソワソワするという仕草を見る限り恋する乙女に見える。まさかとは思うがキキョウに惚れました的な展開なのだろうか……

 百合の気配を感じたのかマリアが目をキラキラさせて様子を見守っている。


「キキョウをくれとか言う気じゃないでしょうね」

「流石は妾の友よ、言わずとも分かったか。あの夜はむしゃくしゃしておったが、冷静になって考えると妾に対してあそこまで暴言吐いた奴はあ奴が初めてだと気付いてな、あれはあれで面白い奴よと手元に置きたくなったのだ」

「ふーん。無理だから帰ってどうぞ」

「まぁダメと言われるとは思ったがもう少し考えてくれてもよくないか?」

「ダメじゃなくて無理って言ったのよ。でもまぁキキョウがあんたに仕えたいって言うなら私としては構わないけど」

「おお、話が分かる友よの!では早速尋ねてくるとするか」

「キキョウは今接客中よ」


 虫人との話が済んだのならマオに呼んできてもらおう。

 万が一キキョウがライチの元に行くとしたらまた別の代理を探してこなきゃならんのか。いや、アンが居る。そのままアンを格上げして君主代理にしてしまおう。


「そう言えば部下達の離反はどうなったの?」

「む?特に進展はないな……ただ、どこぞの国の者と密会をしたりと怪しい動きはしとるな。放置しとるがの」

「何処かと手を結んであんたを殺そうって魂胆なんじゃない?」

「そうは思えんが……離反したらその国に受け入れてもらうつもりじゃないか?」


 ドグマ達はライチの理不尽な強さを痛感してる様で武力蜂起の可能性は一番低いとアムリタが言っていたようだ。となると密会の相手はドグマを受け入れる事を了承する国か。

 だが各国に宣戦布告したドグマを受け入れる国があるとは思えん。分裂させてから片方ずつ始末するとかそんな感じだろう。


 ライチもキキョウを待つ間に本を読んで時間を潰すみたいなので私は昼寝の続きでもしとこう。



☆☆☆☆☆☆



 部屋の騒がしさで意識が強制的に覚醒させられた。

 横になったまま騒がしい場所を見るとライチとキキョウの姿が見える。前と同じくぷんすかしてるライチを扇子で口元を隠したキキョウがあしらうという構図になっていた。


「ぬぬぬ……もう一度」

「言わずとも結構でございます。何度申されましても私はこの国以外に仕える気はありません」

「う、うちはフィーリアの所より大国だぞ?お主とて大国で才を生かしたいと思わぬのか?」

「そうですねぇ……大国と言っても王が貴女な時点で簡単に実権を握れそうなので魅力は感じませんね」

「なぬっ!?」

「ま、諦めてくださいな。前にも言いましたが私はすでにフィーリア様に忠誠を誓ってますので」


 ふむ、どうやらキキョウはウチを選んだみたいだ。二回目の対面で向こうを選ばれても困るけど。


「むむ、いや、分かった。諦めるとしよう……見事な忠誠よの」

「どうも」

「フィーリアに愛想を尽かしたならいつでも来るがよいぞ」

「はいはい、帰りはあちらでございますよ」


 軽くあしらってまだ帰らぬと駄々をこねているライチを無理矢理退室させていった。仮にも王なんだからさっさと帰れよ。私と同じく居ても居なくても変わらないんだろうけど。


「狐っ娘のあの忠誠……これはリーダーに抱かれているっ!」

「抱いてねぇよ」

「おはようリーダー。部下を閨に誘うのは王としての義務だからちゃんとしてあげてね」

「貴女毒されすぎよ」


 引き篭もって異世界の本ばかり読んでたせいだろうけど知識が変な方向に偏っている。マオと一緒に教育を受けさせるべきか……


 ライチを送り出した、もとい追い出したのかキキョウが部屋に戻ってきた。ここは私の部屋であって溜まり場ではないんだけど……


「ああ、起きてらっしゃいましたか。少々相談したい事がありまして……」

「相談?」

「はい。あの奴隷達なのですが、班を分けて護衛組の他に冒険者組を作り稼ぎに行ってもらおうと思いまして。先立つものは必要ですから」

「その辺は私に聞かずとも好きにしていいんだけど」

「ええ、ですから冒険者の登録に向かわせたのですが」


 何か問題でもあったのだろうか?奴隷は冒険者にはなれませんとか?


「どうもギルドで冒険者達に色々言われたらしく結局登録せずに帰ってきたようで」

「色々って?」

「色々は色々です。今回はリスの獣人と鼠の獣人を登録に向かわせたのですが、ただでさえ奴隷だと言うのに弱い、汚いという認識のある鼠の獣人が冒険者になろうとすると……リスの獣人は馬鹿にされるだけで済みますが」

「全て言わずとも分かったわ。まぁチンピラ冒険者にはおあつらえ向きの獲物ね」


 無視して冒険者登録をした後に決闘で殺しちまえば良かったのに。底辺生活に慣れてしまっているので何も言えずにすごすごと帰ってきたんだろうな。


「どこで登録するつもりだったのよ」

「ワンス王国の王都です」

「場所が悪すぎる。五丁目にしときなさい。あそこならまず問題ないわ」

「五丁目、わかりました。ではそちらで登録する様に申してきます」

「あ、あたしも冒険者になりたいっ!」


 言い換えると自分も最底辺の職業につきたいっ!である。実力のある者からしたら楽な仕事ではあるけど。

 何故か私も行く事になったらしく、マリアの転移、正確には転移じゃないらしいが空間を渡って行く事になった。





 で、早速五丁目に帰ってきた訳だが色々歩き回った今なら分かる。五丁目は田舎であると。

 レンガ造りの建物はほぼ一階建て、小さいが家の周りにある畑、歩き回る住民達はボロくはないけど無地の服装でオシャレというか機能性重視の格好。

 年の差を気にせず若い女性と老人が世間話をしてる姿はほっこりする。


「あ、フィーリアさん家の小さい娘じゃない。帰ってきたの?おかえりー」

「ただいま」


「ペドちゃん相変わらず自分じゃ歩かないのか」

「疲れるもの」


「お、ペドちゃんじゃないか。そろそろ妹が出来るらしいな」

「ええ」


「英雄だっ、五丁目の英雄ちゃんがご帰還されたぞーー!」

「うっさい」


「聞いたよペドちゃん、冒険者として大活躍みたいじゃない。凄いねぇ」

「うん」


「おお、獣人を初めて見たよ。可愛い娘達じゃないか、いや記念になるねぇ」

「良かったわねお爺さん」


 ギルドへ向かう途中にかけられた声がこれである。


 誰だ貴様ら、と言いたいが私を知ってるって事は顔見知りではあるのだろう。残念ながら顔見知り程度では私の記憶には残らないのだ。


「へぇ、リーダーって人気者なんだね」

「フィーリア様なら当然でしょう」


 キキョウを含む獣人達を見ても一切の嫌悪感が見られない。さすがは五丁目だ。常にクズな冒険者達を見てるせいで耐性がついている。


「すごいです……私鼠の獣人なのに嫌な視線を感じないです」

「フィーリア様の生まれ育った町は素晴らしいですね?」

「はいっ」


 ワンス王国内での評判は断トツで悪いんだけどね。別に治安が悪い訳じゃない、むしろ良い方だ。

 主に冒険者達のせいで評判が悪い訳だが、質の悪い冒険者ばかり輩出するので町全体の住民の質が悪いんじゃないかってのが現状である。

 まぁ言いたい奴等には言わせとけって事だな。





「あらペド様いらっしゃい」

「ちょっと久しぶりねノエル。今日は新しい娘達を登録しにきたわ」

「ペド様のお仲間なら期待出来ますね。登録する方はどうぞー」


 特に何も言われずあっさりと登録まで進んで戸惑う奴隷達だがこれが五丁目だ。冒険者達が馬鹿にする事も絡んでくる事も無い。むしろ女性冒険者が増えて宴会に発展するほど歓喜している。


「しかしこうも王都と対応が違うとは驚きですね。同じワンス王国のギルドとは思えません」

「王都は普通に獣人も居るんだけどね。まぁ王族も貴族も多いだけあって潔癖症が多いんでしょ」

「偏見で敵を増やすんですから愚かな事です」


 にしても冒険者達の視線が鬱陶しい。正しくは私ではなく私を太腿に乗せて座っているキキョウに向けられたものだが。私達は見慣れていたがやはり天狐族、その美貌に五丁目の冒険者達は釘付けである。

 試しに襟元から手を突っ込んで胸をふにふにすると拍手と歓声が沸きあがった。こいつら見てるだけでも満足なんだなぁ。


「フィーリア様……」

「いいじゃない。五丁目の冒険者達は眼福、私はおっぱい触って満足、キキョウは触られて満足。万々歳ね」

「わ、わわ私はその様な事は思っておりませんっ!」

「なにこの娘可愛い」


 意外な反応だ。すまし顔でお戯れを……とか言いそうなタイプなのにこの慌てぶり、私の魅力も大したもんだ。まんじゅう食べて忠誠心が上がったせいだろうか?


「登録終わったよっ」

「いや奴隷達は説明受けてるんだけど」

「大丈夫、冒険者については本で大体把握してるから」

「創作本と一緒にするな、と言いたいけど大体合ってるでしょうね」


 出来たばかりのギルドカードをニヤニヤして眺める姿はまるで子供だ。そこまで嬉しいなら引き篭もってないで冒険者になれば良かったのに。


 奴隷達も説明が終わった様でこちらに来たので帰るとしよう。どうせ近い内にまた来る事になる、日にちは分からないが今月中には妹が産まれる筈だから。

 今年はもう旅には出ずキキョウ達の教育と拠点の開発のみを行うので私は精々今の内に惰眠をむさぼる事にしよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ