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幼女と兄妹

「あの娘が小さくなったのでしょうか?」

「可愛いですー」

「いえ、あの娘はちゃんと死んだと思う、この人形からはあの娘と違ってムカつく気配が無いから」

「お母さんが気絶してないので奇跡ぱわーが発動した訳ではないようですね。やはりマリオネットさんは元々その子でお母さんのご先祖様が更に人型にしたと思われます」


 つまり別物だ。すげぇな先代。私では奇跡ぱわーで創られた物を更に改良するとか出来ないのに……しかし先代が効果を重複出来るなら私でもその内出来そうではある


「しかし懐いてますね」

「いや生きてんの?この子」

「生きてるというか……恐らく核がありそれで動いてるだけかと。ゴーレムなんかと一緒ですね」

「ふーん……ちなみに私以外は触れるの?」


 試しにサヨに渡してみたが問題なく懐いた。というか私と同じくよじよじ上って肩に座る芸当までやってのけた。スリスリが無かったので私ほど懐いてないと見える。


 他の皆は普通に持てはしたが肩まで上ることは無かった。しかし誰も拒否されなかったのは何というか


「誰でもいいっての?尻軽な人形ね」

「お姉様のお仲間には懐くというだけでは?あの創造主が誰にでも懐く人形なんか創るはずありません」

「そうね……誰にでも攻撃する人形なら創りそうね。しかしサヨに予想以上に懐いてたわ」

「まぁ……見た目が私ですし。服装は神官服ですけど」


 実はマリオネットはサヨの事好きでしたパターンな気もするけど

 どうしようか?可愛いけど要らないっちゃ要らない


「この子どうしよう」

「連れて行けば宜しいかと。ただの動く人形とは思えません。多分護衛にもなるでしょう」

「護衛になる力があるのならマイさんと一緒に複数の相手からも身を守れそうです」


 幼女を守る蝶と人形……実にふぁんたじーである


「動く人形とか目立ちそうねぇ……ババアに懐くようならババアにあげましょう」

「えー、ミニサヨさん可愛いのに」

「いいじゃない。じゃあババアを起こしてちょうだい」


 気絶してるババアをどうやって起こすか


 ユキが顔面に鞭を叩き込んで起こしました



☆☆☆☆☆☆



「私のシリアナが……こんな人形……めっちゃくぁわいい」

「妹が死んだってのにショック受けてないわね」

「……そんなわけあるか。今にでもあんたらを殺してやりたい気分だよ。でも、悔しいけどどうせ返り討ちだ、私はまだ国を残して死ねないからね。これでも皇女だ、身内一人死のうが無様に泣き叫ぶ事はしない。まぁ、これはシリアナに言われた事だけど」

「上に立つ者は面倒ねぇ……」


 しかし人形を見ながらデレデレして話されても全く威厳がない


「ふん、シリアナの形見をくれるって事だけは礼を言っておく」

「ババアのツンデレとかキモいだけよ」

「うっさいわっ!」


 イラついた様子のババアが人形を掻っ攫おうと手を伸ばした、が


 人形はジャンプしてババアの手を避け


「ぶはっ!?」

「おーっと、ババア選手吹っ飛んだ」

「楽しそうね」


 飛んだ人形はババアの胸元に一度着地し、顎目掛けて回転しながらキックを放った

 地に着地したあと更にババアの腹目掛けてとび蹴りを放つと、反動を利用してくるくる回りながら私の肩に止まり座った


 何だコイツ、人形のくせに本当に強いぞ


「護衛とか言ってましたが、本当に護衛になりそうですね」

「流石にマリオネットさんに比べると力が劣りますが、普通のゴロツキ相手なら威力は申し分ないですね」

「え?連れて行くの?」

「今のやりとりを見る限り私達以外にはあんな反応しそうですし連れていってもいいかと」

「それがいいですっ!」


 えー……お人形遊びしてる子供に見られるんですけどー?しかも仲間にソックリな奴がいてお姉ちゃんっ子と思われる可能性大だ。実際は逆だってのに


「まぁいいか……子供と思って侮られる方が良いし」

「……っっし!」

「大げさなガッツポーズしてるマオにあげましょうか?」

「え?わたしが貰ってもお姉ちゃんの肩に乗るお人形さんが見れないじゃないですか」


 何を言ってるんだろう。マオが欲しいという訳ではないのか


「マオさんは以前見た事あるお姉様の肩に座る妖精が気に入ってましたからね」

「納得」


 となると、人形とはいえ動く以上名前をつけてやらないと……

 名前を考えようとしただけなのに皆して不穏な空気を感じたかの様な目を向けてくる。いつも通りだが非常に失礼な奴等だ


 この子の特徴としてはプニプニだ。プニプニプニプニプニプニ……


 あ、プリン食べたい……


「あなたの名前はリンね」

「……良い名前ですね。何から名付けたかはともかく」

「確実にプリンなのじゃ……」

「タマリンよりはマシです」


 とりあえず両手を上げて喜んでる気配がするので気に入ったのだろう。肩に乗ってるから見えないけど可愛い





「……くっ、仕方ない。隠し部屋に密かに作っておいたシリアナグッズで我慢するさ」

「そんなの作ってるから嫌われるのよ」

「でもっ!最後にペロペロさせておくれっ!」


 ババアは再び宙を舞った


 現在、復活したババアに貴様には懐かない様なので連れて行くと武力によって話が纏まったところだ。

 マリオネットが家族じゃないとか言う理由も良く分かる。


 悶絶している所をどこかの山まで転移で飛ばす事にし、今度はユキが実行した。大事な妹はもう居ないので流石にもう戻って来ないと思う


「そういえば元々この戦ってフォース王国が罪も無い一般人を実験体に使ったからって理由でババア達が攻めてきたのが始まりよね」

「そうですね。すでに他国にその事は広まっているでしょう」

「それなら停戦とか拒否されて普通に殺されるかもね」

「本来なら仕掛けてきたくせに停戦とか都合の良い話と思われますが、今回は王都の結界が破壊されてしまいましたからねぇ……頼みの実験体達もやられてしまってますし、兵士達は魔物で手一杯、運が良ければペロ帝国は停戦出来るかもしれません」


 お金はかなりかかると思いますけどねー、と結界を壊した張本人は他人事だ。やれと言ったのは私だけど


「ババア達よりもフォース王国の方が今後の外交で大変でしょうけど」

「存分に糾弾されればいいのじゃ」

「ババアの奴、私達のこと喋らなきゃいいけど」

「大丈夫でしょう。結局トゥース王国の時も何の動きも無かったですし、今はババアにとって大切なシリアナ人形が私達の元に有りますからね。その子の為に不利になる事は言わないかと」

「どんだけシスコンだったのよ」


 ペロ帝国は私達の事は喋らない、フォース王国は私達の事は知らない。うむ、問題ない

 後はお互い国の事でゴタゴタしてくれって感じだ


 にしてもババアで定着したな。まぁいいか、ババアだし


 片付いた所で次はヨーコ達か


「やっとヨーコ達の観戦が出来るわね」

「幸いまだ決着はついてない様ですし、特等席で見守りましょう」


 特等席。ある程度離れた位置にテーブルと食器と椅子を出しルリが紅茶を淹れて見守るスタイル

 どこの国賓だよ


 大体紅茶を淹れてもらったところで私は動けないし……


「そうだ、ユニクスの血を飲んでみよう」

「飲むのですか?あのバカ達の鼻と口から出た液体を。確かに塗るよりは効果が高いですが」

「いやぺけぴーのがあるでしょ」

「ふむ……どれか分かりませんが多分これがぺけぴーの血です」

「おい」


 誤ってバカ馬の鼻水を服用とか嫌すぎる


「姉さんのは全て他のユニクスの血でしょうに……ぺけぴーのモノは私が別に保管しております」

「ありがと。サヨは後で折檻だから」

「望むところです」

「……ユキ、手が動かせないから飲ませてちょうだい」

「は、いっ……ふーっ、ふーっ!」

「鼻息!鼻息っ!やっぱメルフィに頼むからっ!」


 ダメだコイツら……ババアと何ら変わらない

 結局メルフィが普通に飲ませてくれた。裸族を除けば常識人なのでこういう時は助かる


 ユニクスの血を飲んだ感想としては……水と変わらない。少々塩気が効いてる薄い食塩水みたいな味だ。まぁ先代が創ったんだし不味い味にはしなかったんだと思う、自分も飲む事があったかもしれないし


 肝心の効果はと言えば、特に身体が熱くなるという事も無く痛みがスーッと消えていく爽快感

 数分どころか数十秒で痛みが無くなった。身体も普通に動かせるし、塗ると飲むとでは段違いな効果があった


「……前の時も飲んでおけば良かったのね。もう普通に動けるわ」

「ほー……あのバカ達の血ですから飲むのは敬遠してましたが、ここまで効果があるとは驚きです」

「まぁ私達は馬車を入手する際に飲んだ方を知っているので効果があるのは知ってましたが」

「そういえばそうだったわね、これでルリの紅茶が飲めるわ」

「目の前では今もなお死闘が繰り広げられてますけど」


 そんなものより紅茶だろう

 バカ女と小僧はお互い力の応酬でどちらも片腕を欠損してたりする。動くたびに飛び散る血飛沫を見ながらの紅茶、うむ……優雅だ


 しかし、近付きすぎたのか血飛沫がこちらまで飛んできてテーブルや紅茶にも飛んできた。服の方は染みにはならない様にメルフィとルリが精霊魔法で避けてくれたが……オレンジだった紅茶が若干赤く濁っている


 うむ、ブラッディ……


「結界くらい張っておきなさいよ」

「張った所であの方達は簡単に壊しそうですし」

「いや、マリオネットと同じ結界張ればいいでしょ」

「……ああ、そうですね」

「その前に今度は重いのが飛んできましたね……っと」


 飛んできたクソ女を風魔法で止めてそのまま落とすというあまり優しくない方法でサヨは受け止めた

 すぐにスクッと立ち上がったので見た目ほどダメージは無いみたいだ


「苦戦してるのね。私達より雑魚な相手なのに」

「むー……使う力が同じだと拮抗しちゃんだよ」

「そうだ、貴女に私達が持ってる剣を貸してあげるわ。一振りすれば自分ごと半径数キロを吹っ飛ばせる代物よ」

「いらないよっ!?」


 ヨーコの力が空間魔法で防げると分かった以上、いかにヨーコの細胞を受け継いだ実験体が現れようと私達にはもはや雑魚だ。当たる前に避けるか逸らすで対処可能とは、案外強力とも言えないな……普通の結界だと簡単に壊されるらしいけど


 しかし実際に空間魔法で結界を張れる奴なんてそうは居ない。私達以外が相手ならヨーコ達も十分化け物だな


 それが分かっているから敵さん達は私達を刺激しないのかもしれない。今だって小僧は私達に警戒して近付いてこない


 そしてヨーコの方は……相手からの剣による攻撃を必死に悪魔で防いでいる

 もの凄くナチュラルに悪魔を盾にしている……すでに何回か死んでそうだ


「でもヨーコって幽霊なのに避けなきゃいけないの?」

「避けているのでそうなのでは?というか幽霊だってダメージ受けますよ。ゴーストタイプの魔物だっているんですし」

「そういうのって物理がダメだから魔法で、とかだと思ってた」

「剣に魔法でも付与してるのではないでしょうか」


 剣に魔法をねー……魔法剣……ダサいな。マジックソード……安物っぽい


「マジカルブレード」

「子供の玩具みたいですね」

「正式な名称は?」

「エンチャント何々……後半は好きな言葉を付けるのが一般的です」

「エンチャントねー……エンチャントさっちゃんとゴーストバスターソード・ザ・ファイナル」

「ぶふっ……く、ふふふっ……な、仲良し、二人…でお化け退治……っ」

「それ、真剣勝負中に言われたら笑うか白けますよ」

「勝負中でなくともメルフィさんのツボには入ったようです」


 いや真剣勝負中に笑う奴はいないだろう……

 でも笑わせる事で集中力が途切れるなら案外使えるかもしれない


「これが私の切り札……エンチャントさっちゃんとゴーストバスターソード・ザ・ファイナルだ」

「く、ひっ……ね、姉さん、やめ……」

「よくこんなので笑えるわね。とりあえずメルフィには通用するみたい」

「普段の様子からは想像つきませんが、案外笑い耐性が低いのかもしれませんね」

「貴女達こんなときに楽しそうだねっ!?」


 再び吹っ飛んできたクソ女が文句言ってきた

 もう私達の戦いは終わってしまったんだからのんびりさせろよ


 聞く耳持たない私達に一睨みしてから戻っていった。

 ちゃっかりベレッタを私達の方に寄越してきたのだが、別にこの娘は嫌いではないから守ってやらない事もない


「「……」」


 試しにベレッタにもリンを持たせてみたが、お互い物言わぬ存在なので無言フィールドが展開された


 何だか異様なのでリンは返してもらう。一応リンが攻撃しなかったって事はベレッタは仲間認定されたって事か


「どうします?このまま見ててもいつ終わるかわかりませんよ?私達がマリオネットと戦い終わってからもまだ戦ってるとなると……」

「そうねぇ……じゃあクソ女の方にはサヨが例の結界が発動する符を貼り付けてあげなさい。それならすぐにでも決着がつくでしょう」

「一方的に攻撃する立場になりますからね。それなら早く終わるでしょう」


 で、ヨーコの方はと言うと……

 ちらちら見てて気付いたが、さっきから防戦一方だ。ヨーコから仕掛けさえすれば簡単に倒せそうな相手と思うが……相手もまた妙な防御する奴なのか?


 戦っている相手は全身黒の鎧を着ており、何より被っている兜の大きさがやたら目立つ。動きはそれなりに良いな。ユキと相手しても多少は打ち合い出来そうだ

 ちょっとヨーコの方に近付いて聞いてみよう





「別にヨーコさんの攻撃を防げそうな結界は張ってありませんね」

「あの鎧が厄介なのかと思いますが……見た感じヨーコさんの攻撃を防げるまでの強度は無さそうです」

「ふーん……なら聞いてみましょう」


 流石に戦闘中に呼ぶなんて真似は出来そうにないのでヨーコが抜ける間ユキに鎧男の相手をしてもらう

 隙を見て乱入したユキに両者驚いている気配がしたが、気にせずヨーコだけを呼んだ


 こちらの意図に気付いたのか、こちらに歩いてきてその場に悪魔を捨てる。この悪魔はもはやモノだな


「私の言いたい事は分かる?はよ終われ」

「ヨーコさんなら梃子摺る相手でもないでしょうに」

「ごめんなさい……ちょっと事情がありまして」

「力の使いすぎで今は全力が出せないとか?」

「いえ」


 何なのだろう……

 事情……あの頭デカい男と何か因縁があるのか。……おお、つまりあれか


「別に貴女の趣味にとやかく言うつもりは無いけど、あんなのが良いのはちょっと……」

「違いますよっ!?誰もあんなのに惚れてませんって!」

「じゃあ何よ」

「ぅっ……非常に言い辛いのですが……」


 確かにこの言い淀み方はさぞかし言い辛いと分かる


 だがはよ言え


「あれは……私の兄なのです」

「兄?あの頭がデカ過ぎて4頭身に見えるアイツが?」

「ぐ、そうです。で、でも!元は普通の人間でしたよ!?」


 なんだ。平行世界では4頭身の男が普通に歩いてるって訳じゃないのか

 てことは鎧男も改造されてると見ていい……男だからか雑な改造だな


 舞王にやられたから用無しとして捨てられたけど、こっそり監視していたフォース王国の研究員が拾ってきて改造したって所か

 苦労して呼んだ異世界人だから意地でも使いたかったのかも


「で?殺さないの?」

「こ、殺せるわけないじゃないですかっ!?兄妹なんですから!」


 だろうなぁ……普通は殺せないか。めんどくせー

 このままユキに殺ってもらうのもアリだけど……それだと後でヨーコがびーびー文句言ってきそうだし


 ……異世界人か、確かこの世界に来る前は普通の一般人ばかりだとどの本にも書いてあったな

 今ユキと戦っている男は異世界人補正と改造された事で更に強くなっている事だろう。まぁ顔を見る限りもはや思考能力もない傀儡みたいだけど


 そんな鎧男を見て一つ異世界に対する嫌がらせを思いついた。


 散々この世界を好き勝手にしたんだから、たまにはこちらからやり返してもいいだろう……呼んだのはこの世界に住む馬鹿な人間達だからとばっちりに近いけど


 ……異世界と平行世界ってややこしいな。異世界でいいか、慣れてるし


「アイツを元の世界に送ってやりましょう」

「え?」

「言ったじゃない。ヨーコを元の世界に帰すと……ちょうど兄も見つかった事だし」

「それもいいですね。この研究所の排除対象はもはやあそこで隠れてる研究員のみ……アレはこちらでやっておきましょう。あと一匹護衛の実験体がいるみたいですが、私達の敵ではないでしょうね」

「あの鎧男にはせいぜい元の世界で暴れてもらうわ……魔法も使えない平和な住民達があれをどうするのか楽しみね。見れないのは残念だけど」


 まぁ魔法は無いにしても武器くらいはあるだろうが

 人間ばっか住んでる時点で必ず争いはある。一番欲のある種族だからだ。多少は戦える奴等が居るだろうが、この世界には遠く及ばないだろうな


 ふはははは、別に異世界人全てが悪い訳ではない、こちらに色々と邪魔な物を持ち込んだアホな異世界人を恨むが良い。主に異世界辞書を作った奴を


 ……ん?何かヨーコが思いつめた様な、それでいて決意した様な表情をして


「ありがとうございます……貴女のおかげで気付きました。このまま連れ帰っても化物扱いされて兄は幸せに暮らす事は叶わないでしょう。いえ、それどころか殺される可能性が高い。だったらいっそ」

「あ、うん。私の言いたい事が伝わって良かったわ」

「嘘ばっか」

「うっさい。殺しづらいってのならマオに母親の仇をとってもらうけど」

「だから死んでませんって!?」


 しかしヨーコは首を振り、迷いのない目を向けてくる。殺す覚悟は出来てるらしい


 良かった。元の姿に戻してあげてとか言われなくて


「せめて、家族の手で葬ってあげたいのです」

「分かったわ。貴女が本気でやればすぐにでも終わるでしょうよ」

「はい。行って参ります」


 そう言ってヨーコは白目を剥いた傷だらけの悪魔を装備した


 結構真面目な場面なんだけどそれは使うんだ……

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