プロローグ
もうそ……想像をフルに使って書いてきます
感想とかいつでもかいてね
ありきたりとかいったらダメやからね
楽しんで読んでもらえればうれしいです
聖涼女子高校 は全国でも名門のお嬢様学校である。いやお嬢様高校であったが正しいか。聖涼女子高校は今年度から共学になり名前も聖涼高校に変わった。
なぜ共学に変わったか。疑問に思う人もいるだろう。
このことは正式に高校側から発表されたわけじゃないが俺の考えだと、ほらお嬢様になるとライブとかクラブとかに憧れて遊びに行ったお嬢様がイケメンによって、彼女たちが予期せず大人になっちゃったりすることが多かったのではないのだろうか。いや、俺も大人なりたいね。イケメンに生まれたかった。
とにかく聖涼高校は共学になり俺はいろいろあってそこに入学することになった。
正直、男女比は男1に対して女19というハーレム状態なんだが フツ面が行って何になるんだーいって感じ。
しかも入学式の新入生代表やらされるとか。さらに憂鬱ですわ、はい。
そんなことを漠然と考えながら俺は20分ぐらい玄関にいた。すると俺の後ろの方からぱたぱたと廊下を小走りする音が聞こえた。
「こう兄、まだ学校行ってないの? 」
足音の主は妹だった。ちなみにこう兄とは俺のことである。
「いや、まぁほら行きずらくね? こいつ女好きって絶対思われるやん」
俺は振り向きながら言った。
「まぁ、しょうがないんじゃない? 家に近いっていう理由でうかっちゃうこう兄が悪い」
「まぁな」
おれは頭がいい。自分で言うのもなんだが容量もいいと思う。それもこれもコンプレックスである名前のせいだ。そして、代表ということは名前を呼ばれるということである。
「やっぱり今日……」
「けどこう兄なら大丈夫に決まってるよ。ほ〜ら、早く支度する」
妹は俺が言い終わる前にえへへと少し照れながら言った。
俺は今までの憂鬱な気持ちが吹き飛んだように感じた。
まぁ、最近のラノベでは妹好きの主人公が多いらしいが俺は違う。ありえないね。
俺は靴をはき、ドアをあけて
「じゃあ、行ってくる」
と世界一かわいい妹に言って学校に向かった。