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身内の世話に疲れた俺が選んだのは学園のお姫様と家族になることでした ~姫との甘々な家庭は想像以上に最高です~  作者: 鉄人じゅす
1章

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36/64

035+α

「ごめん、遅くなった!」

「燐くん」


 急にトイレに行きたくなってしまい、建物の入口で姫乃を一人で置いてしまっていた。

 ナンパとかされてないよな。防犯ブザーとかあるし人も多いから大丈夫だと思ったけど……、何だか姫乃の様子がおかしい。


「何かあったのか?」

「……。いえ、何でも無いです。ただお兄さんとお話しただけですから」


 お兄さん? 誰のことだろうか。


「いいんです。燐くんは私の側にいればいい。それだけのことですから」

「大丈夫だよ。俺は姫乃の側から離れる気はないから」

「……ふふ」


 姫乃は嬉しそうに体をもじもじさせた。

 100点満点の回答だったのかもしれない。


「それより……その、私お願いがあるんです」


 そんな可愛らしい姫乃の姿に何でもいいかと思うようになってしまった。

 何だか顔が赤いし、甘えるように体をひっつけてくる。

 いくら家族といってもこの距離は正直照れる。


「朝の続きがしたいです……」

「え?」


 朝の続き……。それは何か分かっていた。

 姫乃はずっとスイッチが入ったままだったんだ。

 だからこそ求めてくる。

 それに対して俺が言えることは一つしかない。


「泣いて叫んでももう助けてくれる人はいないよ。いいの?」

「っ」


 姫乃はぴくりと体を震わす。そう、俺も正直物足りないと思っていた。

 少し考え込んでやがて頷く。


 誰かどう見たってこれから性行為をするようなシチュエーションだがこの行動はあくまで家族のじゃれ合いをやるにすぎない。めちゃくちゃ楽しませてやろう。ドンキで手錠とか買うかなぁ。

 だが一つだけ問題があった。

 俺は理性を抑えることができるかどうかだ。

 あくまでくすぐって、ハグするくらいまでに押さえなければならない。

 絶対にえっちな展開にならないように俺は自制しなければならないのだ。


「燐く~ん。早く帰りましょう。ね~え」


 こんな甘え声のお姫様に俺は……!


本当は前話と一緒にしてたのですが、次話から状況がかなり変わるので無理やりわけることにしました。


最後に「こんな甘え声のお姫様に俺は……!」とあります。

明日更新の次話は燐音が姫乃の誘惑に耐え抜いたパターンとなります。


じゃあ耐えられなかったパターンは……?


そんな気晴らしをノクターンノベルに投稿したので是非ともお読みくださいませ。13000文字! 本編更新しろって話しですね。

こっちは完全IFの話となります。

18禁なので18歳以下は見ないようにお願いします。

リンクは張れないので同タイトル同作者で検索してくださいませ。


ではこちらでは普通に明日の更新をお楽しみください。


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