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暴露と決意

よくある話151:途中決心しテレビの電源を切る。どうしたの?ときょとんとするAちゃん。付き合う中でCHiKAはどんなに傷ついても嘘だけはついて欲しくないと言った事を伝えると、Aちゃんは覚えてるよと言う。元カレが田端の部屋を出ていったのはいつ?と聞く。「半年前。前も言ったじゃん」と不満そうに



よくある話152:「真っ直ぐ目を見て、本当の事を言って。結婚前提の交際を申し出たのは人生で初だし、ちゃんとしたい。嘘はつかないで欲しい」とCHiKAは半同棲後、いつになく真面目に伝える。Aちゃんは目を逸らし暫く黙りこくった後に「だから」鼻の先のホクロをこちらに向け「半年前だよ」と真顔で言



よくある話153:自信のある堂々とした言い切りにCHiKAの勘違いなのかという錯覚に陥る。そうであって欲しいと思う。でも違うことをずっと前から知ってた気がする。「Aちゃんごめん。付き合っても田端の部屋にいたコウくんって誰?」と言うと、Aちゃんは困った顔をして、体育座りで深く大きくため息をつ



よくある話154:Aちゃんは「そっか」と呟く。耳を立てないと自分の心臓の音でかき消されそう。「CHiKAは知らずに傷つかない事よりも知って愛する事を選ぶ」と伝え「自分の口から話して」と頼むとAちゃんはゆっくり話し始めた。CHiKAと交際後も同棲してた事、浦和の家への引っ越しも手伝ってもらった事



よくある話155:街コン後、CHiKA以外の2人とデート行った事。1人は胸を触ろうとしてきて嫌悪、もう1人は話が合わなかった事。CHiKAとのデートの後、いつも田端に戻りコウくんと寝てた事。別れ話はコウくんとしてなかった事。CHiKAとのUSJ旅行・交際した後に、コウくんと二泊三日の九州旅行に行った事



よくある話156:宮崎空港で待ち合わせ高千穂ボートに乗り熊本経由で別府地獄巡り、CHiKAの地元である湯布院の旅館で抱かれた事。糸島ドライブ後博多観光をした事。10月27日に帰ったがコウくんが出張する10月28日に帰ったと嘘をつき田端の家にCHiKAを招いた事。夜はいつも一緒で電話に出られなかった事



よくある話157:11月6日から1週間、将来の話し合いで同棲解消を決めた事。コウくんは結婚したいが子どもは要らない点が決定打となった事。好きな人ができた事やCHiKAの事はコウくんは一切知らない事。2人でレンタカーを借り田端の荷物を浦和のAちゃん家へ移した事。その後田端に戻り2人で最後に寝た事



よくある話158:11月18日の朝11時頃起きて部屋で泣いた事。泣き顔は見られなかった事。「じゃあね。」「もうしかたないね」「元気でね。」が最後に交わした言葉である事。浦和の実家に戻り1人で荷ほどきし、その夜に「遅くなっちゃってごめんね。今日引っ越しまで全部終わったよ」とCHiKAへ連絡した事



よくある話159:2014年。Aちゃんは大学1年生の頃サークルの1つ上の先輩であるコウくんと知り合い、1年後に交際した事。3年生の頃少し距離を起き、話を聞いてくれた赤羽のバイト先輩に一晩抱かれた事。2016年、大学3年の冬によりを戻すが1年後に別れて友達に戻った事。すぐ浦和のバイト先輩と交際した事



よくある話160:2017年。夏にニートになったその彼と別れ、「仕事どう?落ち着いたらご飯行こ」と連絡が来たコウくんと会い、家に招かれ抱かれ再びよりを戻した事。半年後親に挨拶し結婚前提に同棲を始めた事。2018年の春の終わり、コウくんの子どもが欲しくない思いを知り、デートや街コンに行き始めた事



よくある話161:2018年夏。友人の紹介で出会った商社マン(29歳)と3回デートを重ね家へ行った事。避妊具をつけず更には外にも出されなかったことにショックを受けた事。その日、田端に逃げ帰りコウくんに抱かれクイーンベッドで寝た事。そして、2018年9月29日。夏が終わりを告げた頃、CHiKAと出会った事



よくある話162:暴露、程この場に相応しい言葉はないと思った。「引いた?」Aちゃんはこれまで見たことのない萎れた顔で聞く。傷ついても事実に向かう方を選んだのはCHiKAだけどその気持ちを知った上で何度も嘘を重ねた事を今許す気にはなれなかった。「ちょっと外で風あたってくる」冷静になるために



よくある話163:12月15日。土曜。深夜2時。近くのコンビニで買った煙草とライターを早速取り出す。2年ぶりに深呼吸をする様に吸った。冬空は高く煙は濃かった。嘆息が止まらない。一方、コウくんとの暮らしを終わらせる程CHiKAに真剣だったはずとも思い直す。2人でいる時はいつも本当に眩しい笑顔を見



よくある話164:部屋に戻るとAちゃんはただポツンと座ってた。もう遅いし寝ようと声を掛け2人でシングルベッドに入る。暫く経ってAちゃんは掠れた声で「これまでの事をなかったことにしたいくらいCHiKAといた時間が楽しかった。CHiKAの傷つく顔をもうこれ以上見たくない。例え娼婦でも良いから側にいた



よくある話165:なかなか寝付けず考える。この人の、なにを信じたらいいんだろう。この人の言葉の、なにを信じるべきだろう、と強く思う。併せて、そこまで言わせてしまった事を後悔する。CHiKAが嘘を嫌ってる事を知っていてAちゃんは敢えて過去を隠す事を選択した。言わばその選択を否定したこの時に



よくある話166:翌朝起きて今夜牛タンしゃぶしゃぶを食べに行こうと伝える。Aちゃんの顔に笑顔が戻る。やっぱりこれだと思う。この笑顔に毎日めぐりあえる事が僥倖だと思う。「これからも仲良くいたいから一つお願いがあって田端にあったぬいぐるみ達は思い出しちゃうから見えない所に置いてほしいと伝



よくある話167:陽が落ちた頃品川の隠れ家的な牛タンしゃぶしゃぶのお店へ。美味しすぎて箸が止まらず2人で店員にお願いして特別におかわり。昨日は傷つけてごめんねと言われ、忘れようと言うと「だよね!」と笑顔でモグモグ。これで良かったと思う。帰宅し、英語落語で見た猿の物真似を披露しツボにハ



よくある話168:12月17日。月曜。通勤時、生理が来た!との連絡。一度着けずに抱いてから着けることがなくなってしまった。罪悪感はあるがAちゃんはいつでも十分に湿ってて「指じゃなくて早く来て」との言葉で冷静で居られなくなる。「お腹痛いけど、さるの真似してたCHiKA思い出して心を落ち着かせて 



よくある話169:「実際さるのモノマネしてるCHiKA可愛くて加点しといた」と言われ何でも笑ってくれる所が好きだと思う。タンしゃぶ後立ち寄った品川のイルミネーションを思い出しこんなに可愛く愛しくて大好きな人と短い人生で出会えた事が幸せだと思う。夜は仕事が早く終わると言うので渋谷で待ち合



よくある話170:渋谷どこ集合にする?と聞くと「タピオカの店の前集合!」と連絡が来て笑う。ご飯食べた後じゃないの?と聞くと「タピオカ→ご飯→タピオカ」と来て、Aちゃんの体の半分はタピオカで出来ていると確信する。「先に並んでるね」と言うので一緒並ばないの?と聞くと、「CHiKA来たらまた並



よくある話171:渋谷で一番生牡蠣が美味しいお店で車海老の躍り食いを堪能。「ペットとUSJ行きを決めた渋谷だね」と日本酒片手にAちゃんに微笑む。負けじと「飼い主についてくことを決めた渋谷ね」とサワーのグラスを掲げる。〆のウニタラコパスタを平らげPiyaneeに移り若者に囲まれタピオカの写真を撮



よくある話172:12月18日。火曜。夜、ゲームオブスローンズ7章まで見終わる。最終章となる8章は2019年4月に世界同時配信。「その時も仲良く肩並べて2人で見たいね」と言うと「そりゃあ見るでしょ」と白い歯を見せて抱きついてくる。突然1人暮らしが2人暮らしになってあまりの幸福に先の不安も見えなか



よくある話173:12月19日。水曜。Aちゃんは夜会社の女同期8人で飲み。久々に1人恵比寿へ向かう。ジェラートピケでお揃いのパジャマとルームシューズを購入。4万円。以前から目をつけてたAちゃんが好きなスヌーピー。クリスマスに喜ぶ顔が浮かぶ。ぶらぶらしてると巨大なぬいぐるみを見つけ、これだ!と



よくある話174:「いま明大前駅出た!」と職場近くで飲んでたAちゃんから連絡。CHiKAは荷物を自宅に置き浦和へ向かう。「10時着で走って行くね!」と言うと「ハヤクシロ」と来る。「!? Aちゃんさま…?」「おんおん」「お家着いたらお尻のふりあいしようね」と歓喜の飛びはねダンスを想像してにやつ



よくある話175:12月20日。木曜。朝。「電車でCHiKAが一人お尻振ってる動画みてた笑」と連絡。後ろの人見られるやめて!昨夜の歓喜の舞は激しかった。「てかハンカチ忘れて萎え」「まって私も」「真似しないでくれる!?」「毎回真似してるのそっちじゃん!」「おんっ?!おんおん!!!」朝からうるさ



よくある話176:「今会議おわった泣く」夜7時に疲弊しながら「帰るの9時になるから社食行くね」と連絡する。久々ひとりご飯泣ける、と言うとAちゃんから「食堂で泣き喚きながら食べちゃダメだよ」と連絡が来る。7時半頃やはり思い悩み「咽び泣いちゃったから9時家着くらいで帰るね!」と送る。一刻も早



よくある話177:急な予定変更は迷惑かなと思うも仕事よりも早く会いたい気持ちが圧勝。「お疲れさま~!」と連絡が来て急いで机上の書類を片付ける。PCの傍らに置いたスマホが光り表示されたポップアップを見ると「秘密にしとこうかと思ったけど、、」の文字の後に「Aが画像を送信しました」一瞬心臓が



よくある話X3:10月5日。第41回世田谷区たまがわ花火大会。晴天に恵まれ季節外れの暑さ。去年の今頃を思い馳せる。ただただあなたに恋してた。モノクロの過去の記憶に重ねては泣いて明ける夜が続いて。一瞬たりとも片時も二人の日々を忘れずに。止められず落ちる雫に二度目の恋をする。今隣にいるのは



よくある話X4:10月6日。自転車に乗りながら当たる夜風がひんやり心地よい。遂に、この季節がやってきた。この風の冷たさも空気の匂いも空の高さも。走馬灯のように浮かび繰り返す。2人の季節をなぞり思い出す。全く寒くなかった冬を、例え一緒に居られなくても、一生愛し続けられる人に出会えた幸福を



よくある話178:急いで確認するとタピオカの画像が映っていた。「心臓止まりかけた」と送ると「一人タピ活」と来る。「いまからごはんつくるぅ」なんて呑気なAちゃん。拍子抜けてしまった。色んな事が脳裏を過った。コウ君を浦和の家に呼んでたとか実はまだ別れていないとかそういう不安がいつもどこか



よくある話179:「本当にCHiKA裏切ることなにもしてないから」といきなり真面目に「心配しないでね」と言ってきたと思いきや「このタピ新宿のバスタの下にあったんだけど」と話が変わり「微妙だった。タピオカが小さい」なんて。温かい気持ちで「湯タンポがただいま向かいます」と送る。「はやくはやく



よくある話180:白い犬と子犬三匹のスタンプが送られて来る。「白いわんちゃんAちゃんに似てるね」と送り「他の三匹は…?」と聞く。「子供うまれた」との返事に電車の中で笑ってしまう。「CHiKAの子だから」おん?「ちゃんと養ってね」おん!五匹で暮らす幸せな日々や苦難を一緒に乗り越える日々を思



よくある話181:浦和の家に帰宅後歓喜のダンスがなかった。どうしたの?と聞くと「聞いて!」と爪を見せてくる。新宿のネイルずっと痛かったし出来も不揃い。2度と行きたくない!と言う。よしよしと頭を撫でる。爪に気を使うのにきっとカチカチ鳴らしながらPCのキーボードを打つ仕事姿を想像し愛しく



よくある話182:12月21日。金曜。朝、昨日心臓が止まりかけた感覚を思い出す。心が鈍く痛んだ感覚。そういえばコウ君から敷金は振り込まれたのだろうか。ブロックはしたと言ってたけど、銀行口座に振り込まれたか毎日確認してるんじゃないか。気になり始めては疑念や不安止まらない。止めなきゃいけな



よくある話183:「振り込まれてなかった」Aちゃんから連絡が来る。2人が会うかもしれない口実が残ってる事に不快感。離れていくかもしれないと思う恐怖心だし嫉妬心だ。「ほんともうなんも信用してないよね」の後に「これからもずっとこうなんだろうね」という文字。次に「今日はあうのやめよ」と見え



よくある話184:ため息が出る。歯車が今、一つ合わなくなった感覚がした。「今日普通に自分の家帰って」「来ないでね」「仕事行く」「バイバイ」と立て続けに来たLINE。何も返さなかった。午前中の仕事が捗らない。考え直して「明日どうしても運動に必要なものがあるから一瞬だけ8時頃とりいく」と送



よくある話185:実際、明日のフットサル着やシャツやネクタイも置いてるし下着も干しっぱなしだったが、会いたい口実だった。会ってお互い顔を見続けないと、二人は上手くいかなくなる様に出来ている確信があった。スマホが光る。「まってヤバイお父さん大阪から今日来るらしい」え?「もう家いる、、



よくある話186:まって、それはヤバイ、お婿に行けない!勝手に実家に上がり込んで下着を干してるなんて!夕方、Aちゃんから着信がある。不機嫌な様子はどこかへ、ただ慌てていて、こんな状況がおかしくて2人で笑い合う。今から父親と外で待ち合わせ夕食を食べると言う。「部屋のドアも全開できたわ



よくある話187:「パンツはお父さんの前で取り込んだ笑」帰宅したAちゃんから連絡がある。恥ずかしい。久々1人で寝れないからオールかなと言うと「じゃあ私もオールする」と可愛い事を言う。今日仲直りのために夜8時にピザとから揚げを持参つもりだった。それとブリュレ、と言うと「じゃあ仲直りお預け



よくある話X5:10月12日。土曜。台風19号、記録的大雨。去年の今頃翌日2人で行く初花火に心踊らせていた。雨予報に対し祈っていた。覚えてる限り2人に雨が降った記憶はない。恋多き人生を辿った28歳にも関わらず全部がきらきら輝いて。茶化すみたいに、なぐさめるみたいに、認めるみたいに、許すみた



よくある話X6:10月14日。昨日のキンモクセイの香りを思い出す。もうこんな季節。誰かに愛されこれで幸せになったと思うのもつかの間、一瞬で引き戻される。2度と戻らない時間を思い胸が締め付けられる。一歩進んで三歩下がる感覚。人生で圧倒的に好きだった笑顔が目に浮かんで、この人じゃないと告げ



よくある話188:自宅で寝る前にAちゃんと電話。結局お父さんはとんぼ返りしたらしい。玄関に放置していたビール箱は冷蔵庫に入れて頂いた上に「来週着るシャツないんじゃない?」と言ってたとの事。丁度4日分くらい干していた。Aちゃんは「ほぼ毎日きてるってわかったよね」なんて呑気なことを笑ってい



よくある話189:「お義父さんはCHiKAの顔も性格も知らないから凄く心配しそう」と言うと「CHiKAだったらめっちゃ聞いてきそう」と笑う。「娘には嫌われたくないから聞かない」とつんと返し「Aちゃんに尋問する」と付け加える。Aちゃんは「えー知ってても黙ってる」と電話口で微笑む。明日午後会いに行



よくある話190:12月22日。土曜。起床後「お母さんから電話きた笑」とAちゃんから連絡。どこの男だ、同棲してた男は別れたのか、だの娘に言えなかった不満を父は母へ言い連ねたという。そりゃそうだと思う。午後レンタカーを取りに行くとお店のミスでコンパクトカではなくヴェルファイヤ。あまりにでか



よくある話191:クリスマスプレゼントを最後部座席の下に隠し、ハンドルを握り浦和へ向かう。ハンズフリーでAちゃんに行きたい所があるか聞くと「どっかいきたいイルミネーション」と言う。仰せのままに。下調べをしておいた関東三大イルミネーションを提案する。いざ行かん、あしかがフラワーパークへ



よくある話192:「車でかすぎじゃん!」とAちゃんは冬の装いでコロコロ笑いながら部屋からマンションの駐車場に出てきた。2人で乗り込み栃木県へ。座席間隔が広く助手席に座るAちゃんが遠い。高速道路を降り、目的地に到着。既に外は暗く、遠くに見えるイルミネーションと屋台の光に向かって手を繋いで



よくある話193:光の花の庭は想像以上に綺麗だった。目の前に聳え立つ緑と赤と金色のクリスマスツリー。紫に輝く睡蓮、藤の花。青くピカピカ光る花畑。一歩きして屋内で温まろうと担々麺を二つ注文。悩んだ挙げ句いつも同じ物選ぶよねと笑う。食後に焼き団子をモグモグ。コートを着た天使の足取りは軽



よくある話194:ハプニングに見舞われつつもレンタカを無事返却。武蔵浦和駅から肩並べ歩く。Aちゃんは「同じ景色じゃつまらないから」と毎回駅から違う道を教えてくれた。家に着き「寒いね」とベッドに潜り込み毛布を上にあげ「ほんちま界へようこそ」とCHiKAを誘う。2人で強く激しく抱き合いキスをし



よくある話195:12月23日。日曜。朝。クリスマスイブイブ。すやすや眠るAちゃんの厚い唇に口付け。もぞもぞし首に手を回されそのまま一緒にまた就寝。漸く昼に起き抱き合いシーツや枕が汚れる。「もー!」と言うが破顔大笑。Aちゃんは優しかった。夜は手料理を振る舞いたいと1人でスーパーへ行ってしま



よくある話196:Aちゃんは台所でテキパキ料理を作る。夜の食卓に並んだのは生ハムとキャベツのコールスロー、サーモンとアボカドのお刺身、ローストビーフのアボカドソース添え、コンソメスープ、チーズ焼きカレーと全て手作り。更に二人で出前を頼んだクリスマスケンタッキーチキン。いやこれは大量



よくある話197:驚くべき事に二人で全て平らげた。半同棲を始め約1ヶ月で体重が増えた気がする。ジーパンのまま床に横たわるAちゃんを見て幸せを噛み締める。お尻の大きさと足の細さが際立つ。灰色のニットが良く似合う。最近人生が短いと思えるのは80歳までではなく40歳までに迎える主要イベントが多



よくある話198:12月24日。月曜。平成最後のクリスマスイブ。夕方表参道のイルミネーションへ。ゴンチャの行列に並ぶ。お腹がすいたとAちゃんが言うのでケバブを買いにいき再び合流。意外と進みは早かった。寒空の下、二人で一つのケバブを頬張る。一ヶ月前に予約した恵比寿のお店は19時から。その前に



よくある話199:恵比寿ガーデンプレイスは大勢の人の笑顔で溢れかえっていた。金色に輝く木々の中、一際目立つ大きなクリスマスツリー。二人で何枚も写真を撮る。この一瞬を切り取る。TOOTH TOOTHでクリスマスディナー。下見した時とレイアウトが変わっていて少し焦る。撮った写真をカウンターで見せ合



よくある話200:帰宅後部屋でプレゼント交換。スヌーピーのジェラートピケのお揃いパジャマとルームシューズ。Aちゃんからはお揃いのKnotの時計。考えてた事が同じで愛しさで一杯。更に巨大スヌーピーのぬいぐるみを渡す。弾けた笑顔に幸せすぎてこのまま時が止まれば良いと本気で思うそんなよくある話

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