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同居から!?始まる魔法戦争  作者: 月光月軍
33/38

覚悟の日—弐

「よ」


 リビングに入るなりニコがいたので俺は右手を上げて言った。


「よ」


 同じように返してくれた(トレーニングとして空気椅子をしてることは除いておくが)。


「兄ぃ起きるの遅かったね」


「まぁな。疲れてた......しな」


 最近にあったことをあげればそうだろう。あまり読者の方からは感じれないだろうが、前3日で2度の戦闘、それも死闘をしたのだ。当たり前のように疲れる。アナは——横にいると思ったが居ない......?


「ふぅん。へー」


「返しが雑だな!」


 流石に思わせぶりに言ったぜ?無反応もいい度胸だよ!


「ふぅ」


 ニコが反応しなかったのはトレーニングが激化していたからだった。朝からマウンテンクライマーとか終わってるだろ。

 そんな思いと以外と静かなトレーニングを横目に朝食の準備。

 まずはパン焼いて、


「ハァハァ」


 お湯沸かして、


「ハァハァ」


 インスタントコーヒーを先に入れる。


「ハァハァハァ」


 冷蔵庫からチーズ、レタスをだして千切る。


「ハァハァハァハァ」


 ちょっとしたハムを出して、


「ハァハァハァハァハァ」


 「チン」「カッ」と、同時に鳴ってパンが焼け、 

 お湯が湧く。

  チーズ、レタス、ハムの順に乗っけて.....。

  (怒)


「え、ちょ、なになに兄ぃ」


 俺はニコの元へ行き引き締まったお腹を触る。もといお腹を持ち上げて、


「えい」


「まってぇー。まってぇー」


 外に締め出した。正確にはリビングの外だが。

 いや、うるせぇよ。朝っぱらから難問突き出されて解いて、覚悟決めたっつうのにハァハァうるさい食事があってたまるか。せめて普通に食わせろよ!


「兄ぃ兄ぃ開けて!」


 外からドンドン聞こえるのでドアに引っ付いてる。飯が冷めるだろうが。自分のせいだが。


「開けて! 開けて! 開けろ! 開けろ馬鹿!」


「あ?」


「間違えた」


「確信犯だろ!」


「すみませんもう死わけございませんで死た」


「確信犯だ!」


 どんな子だ!親の顔が見てみたい!


「だからいいじゃん。まだ朝だ死ね?」


「俺の叫びを聞けよ!」


 この妹、俺を殺すためだけに生まれてきたのか⁉︎

 おっそろしいな!

 ちょっと会話が面倒になってきたので(「兄ぃ開けろ! 開けろ!」と、ニコの声は聞こえる)ドア前から離れる。

 席に着いて。


「いただきます」


 そう言って飯を(「あけてー」)悠々と食べましたとさ。

 愛でたし愛でたし。




 

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