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同居から!?始まる魔法戦争  作者: 月光月軍
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平和な日 急

「どうする? 次を狙うかしら? 」


作戦会議だ。と、言ってもまだまだ情報が足りてないので、あまり意味があるものになるかは分からないが。


「アナ君。とりあえず1人ずつ落としていこうよ。次と言っても僕達には情報が無いから狙いようがないしね」


「ん.........。確かに」


アナは少し不機嫌というか、乗り気じゃないようだ。まあ、俺は全然理由がわからないけど。


「アナ、前回はどうだった? お前1人で勝てそうか? 」


「うーん」


考える素振りもせず、真顔で、


「わかんない」


と、言った。

前回やばかったのかな.........? この前俺は無に終ったので俺には全く自信はない。だからこそのアナのはずなのだが、彼女にも自信がないのか.........。


「アブァ、お前はほんとにあいつに対抗出来ないのか? 」


「僕は一応人間と夢魔のハーフだよ? 神様でも無ければ、人でも無いんだ。次元が全く違う」


君たちとも、彼ともね。と、いかにも思わせぶりに言う。


「対抗策か.........」


「そもそもあれがなんの神具をもってるかも推測しておかないと、切り札がやばいかもしれないよ」


「確かにそうね。でもこれまでそれっぽいのってあったかしら? 」


「鎧ってどうやって動いてるかわかるかい? 」


鎧——剣道の防具が浮遊するもの。小手の部分まであり、真剣まで握れる。でもあれがどうやって動いているか?


「ちなみに、あの量を浮かしたりとか、剣で戦わせるとかはあまり現実的ではないよ。それに彼は1人だったのなら尚更」


「それってなんか憑藻神っていうことに落ち着いてた気がするのだけれど、違ったかしら? 」


「あれ? あ、そうだったね」


自慢げというか自身げに言ったことがバカみたいだ。と、でも思っているのだろう。

大丈夫。俺もちょくちょくある。


「まあ、彼は多分多くの神様を従えるものなんだ。だからこそ、僕達は気をつけねばならない。なんてったってまだ知らないことばかりだ」


「はーい。俺発言していい? 」


「いいんじゃないの? 」


「俺1回目に足切られたの『大和流 薙ぎ払い』って技だったんだけど、これって神具だったりするか? 」


俺の足をぶった切って失血死させたあれだ。全くもっていい思い出がないな。あのじじい。


「いいや。でも、日本の神とわかっただけまだマシさ。にしてもどうしようか。勝つには.........ねぇ」


3人で腕を組んで悩む。3人いれば文殊の知恵とも言うが、それは3人のうち1人でもしっかりした意見がないと成り立たないわけだ。


「ねぇ、大和流ってのが引っかかるんだけど関係はないのかしら」


「大和ってったってねぇ。ほら、一応僕はイギリス中心だろう? だからあまり詳しくは知らないんだ」


マーリンがイギリス出ってへー。アーサー王伝説ってイギリスか。全然知らなかった。もはや、異世界かと思ってた。


「私、あいつを倒すこと出来るかもしれない」


「「どうやって? 」」


「えっとね.........これをこうしてこうするとこうなるからこうなって.........」


——


「じゃあ、決戦は明後日だ。それまでに準備をしておくから」


「うん。お願いね」


アナと俺はとりあえず話し合いが終わったので、俺の部屋へと向かう(正確には話し合いが終わったのに長時間同じ部屋にいようとすると、沈黙か産まれる。よって居たくない。よし、部屋に行こう。ということだ)。

階段にて、


「ねぇ、ニクス。少し変じゃない? 」


「何がだ? 家の構図に関しては知らねぇぞ」


多分そんなことではないだろうけど。

でも、何か違和感なんて.........。


「なんで小谷のおじいさんは1人なのかしら? 」


「ん.........」


あ、そういや小谷先生か。まぁ、そんなことはどうでもよくって、確かに俺らはガンガン3人もとい5人いれば文殊の知恵という感じでやってるが、相手は1人だけ。鎧を除けば1vs5のフェアじゃない戦いだな。まぁそんなことは置いといて、なんで1人、か.........。分からない。


「私達は相手があいつだけだったら勝てるわ。でも、応援が来たらやばいわよ」


「確かに」


ていうか、これ部屋で話したい。階段から動けないってのはなんか不思議な感覚だ。


「俺の部屋で話さね? 」


「そうね」


ニコの部屋からは少しゲームの効果音が聞こえてくる。おい。勉強してるんじゃねぇのか?


「ふぅ」


アナはドスッ、と音をわざとたてるようにして勢いよくベッドに座る。俺は勉強用キャスター付きの椅子に座る。


「で、私としてはあれが次回来る気がするの」


「あれって? 」


「サリエルよ」


違和感しかない口調、堕天使風の容姿、恐ろしいオーラ。俺はあいつの事を忘れたことは無い。と、言えればかっこいいが俺はすっかり忘れていた。

でもあいつがなんで.........。


「私、さっき結構怖い夢を見たのよ。あいつに殺される夢」


「.........」


なんとも言えない。夢は夢だが、正夢とかいう不思議なものもある。たかが夢、されど夢だ。


「でもあいつって選定者だろ? 」


「多分あいつ、参加してるわよ。考えてみなさいよ。手放してしまった物を私達を監視しながら探せる。そんな1番いい位置にいるのだから参加してないわけがない気がするわ」


「.........確かに」


これは普通にアブァに言う必要があるよな? 後で伝えておこ。


「ねぇニクス。私、眠くなってきちゃった」


「いや勝手にベッドに寝られてもなぁ」


いや、別にいいけど、女子として.........。ってよく良く考えれば1回寝てるわコイツ。てか、同居してるわけか。無理にでもさせてもらおう。

同居から始まる魔法戦争。

別に深い意味も無い。ただ俺らの戦争だ。


「ねぇ」


彼女はベッドに仰向けになりながら俺を呼んだ。


「ん? 」


「雑すぎ。タイトル回収」








失礼しました。

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