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世界調整『ティムルド神殿編』1  作者: スシェリー
第2章 妖精との出会い~オマケに最強の少女達とも~
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Ⅱ-Ⅹ 皆の出会いと苦労人

「先に自己紹介しておくよ。僕はシズ。シェリーの……まぁ1番近くて相棒かな?」


まさかの僕っ子!!

……シェリーの周りの人達癖つよすぎない?


「あ!因みに言っておくと、シズは元魔王だよ!!」

「「ブフゥッ!?」」


あ、私だけじゃなくフェリも吹いた。

でもホントにそれはエグいて、魔王のシェリーにその相棒として元魔王のシズ、1人で過去にシェリーを追い詰めたことのあるルナにまだ分からないことも多いけどタンラフトさん……


「言い忘れてたけど、タンラフトは白龍だよ。」

「バァッ!?」


……またフェリが吹いた……何その吹き方…てか白龍?

え?人間じゃないの?


「……ミライ、わかって無さそうだから言うけど、白龍って、りゅの中でもトップクラスの強さを持ってるからね?」


oh......とんでもなかった……


「因みにタンラフトはシェリーについて行ってる人達の中でも古参のメンバーだから。今一緒にいるメンバーの中でもすごく昔から一緒に行動してるよ」


え、そうだったんだ。と言うより気になってたんだけど……


「みんなってどうやってシェリーと出会ったの?」


ホントにこんなに癖の強い人達がどうやって知り合ったのかが気になる……


「んじゃ聞く?とは言ってもあんまり話せることは無いけど」

「聞きたい!」


オオゥ!?フェリがめっちゃ食いついたぞ?そんなに魔王が好きなのか?


「それじゃ、とりあえずざっくりと」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1 タンラフトとの出会い。


簡単に説明すると、元々シェリーが従えていた龍は全てだった。

元々火龍を従えていたいたが、その後少しづつ増えていったらしい。


だが、とある出来事をきっかけに、シェリーの精神は壊れてしまう。

それがあまりにも情けないと思った龍達はシェリーを見放してしまう。


それでもタンラフトはシェリーの強さを信じてついて行くことに決めた。



因みに今シェリーについてる龍に黒龍が2匹いるよ。それはまた別の機会に。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2 ルナとの出会い。


さっきも言った通り、元々私は世界を滅ぼそうとしていた。

でも実はそれには理由があって、私は妹がいるんだけど、その妹をある組織に人質にされた。

しかもその組織の人達、私よりも強いよ?


それで破壊を実行しようとした時にシェリーが現れた。


はっきり言ってほんとに弱かったよ?

その時は完全に病んでたし、必死だったけど、どこか諦めてる感じがしてね~……


あまりにも弱くて、暇だったからちょっと遊ぼうと思ってね、それでシェリーの持ち物全部奪って壊そうとしたら、その中に大切なものがあったらしくて……と言うより執着してたんだろうね。


その道具がアーティファクトになっちゃって、シェリーの大幅強化。その後倒されて、事情を説明したら組織の壊滅、妹の救出をしてもらったから……

その後は最初は恩人として。

あとは友人としてシェリーについて行ってるよ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3 シズとの出会い。


こっからはルナたちは知らないことが多いから僕が説明するよ。


とは言ってもシェリーの”仕事”にも関わるから完全には説明できないんだけど、簡単に言えば……簡単に言えば……何だろ?『餌付け!!』チョッ!?ルナ!


『だってそうじゃん。出会って1番にクレープ貰ってその味を気に入ったからついて行ってたんじゃん』


いや!いやいやいや!そ、そんなわけないじゃん!!


『いや~慌てることじゃないじゃん。可愛いよ!!』


あぅ……


『確かそのあとはシェリーの傍について心を安定させてあげたんだったよね?それでずっと着いていくって……餌付けだよね?コレ』


違うし!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「とりあえずこんな感じかな?」

「うぅ……酷いよルナ……」

「嘘は言ってないよ?」

「そういう問題じゃない!」


何だろ……シズさんすっごい苦労人の臭いがする。

と言うより皆凄いな……

元ヤン「タンラフトさんやルナは知ってたけどそういえば主は知らなかったな」


姉御「主?」


元ヤン「いや、今俺シズさんがいた魔王城で働いてるから」


姉御「ブフゥッ!?」

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