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世界調整『ティムルド神殿編』1  作者: スシェリー
第2章 妖精との出会い~オマケに最強の少女達とも~
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Ⅱ-Ⅶ 神の酒と過去

また街まで来てしまった……


だが私が召喚された国ではなくこの世界で最も大きく、発展した国、キュリアルト国というところらしい。


「んじゃ、合わせたい人がいるし、近くの街までゴー!!」


そうルナに言われ、この街まで来たが一体誰に合わせたいというのだろう……それにシェリーから頼まれていることというのも気になる。


試しにそれを聞いてみたところ


「えっとね〜、何かとある人に合わせればあなたにとって大きなことが起こるとか言ってた。でもそれ以上は知らないよ?」


との事らしい。


しかし私にとって大きなことって……


……はい、すぐ分かりました。

どうやらシェリー、私に強制的に能力をつけようと思っているらしい。何故なら……


「だから嫌だっつってんだろ!俺はもう能力を使う気はねぇ!」


どうやらこの人の能力で私を強化かなんかができるらしいですね。はい。一応そんな言葉があったし……


でも使う気もないらしいがどうするのだろう?


「まぁまぁ、シェリーが頼むって言ってたよ?それに酒の席で愚痴も聞くって言ってたし」


よくよく考えてこの人はシェリー……魔王となんで知り合いなんだろう?魔王と知らないのかな?と思ったらルナが意外なことを言ってきた。


「それにシェリーが魔王になる前からの友人じゃん。だから友人の頼みということで!」


何と!この人はシェリーが魔王になる前のことを知っているらしい!!


「つってもアイツは過去に1度魔王を辞めてんだろ?だったら魔王になる前からじゃなくて魔王を復帰する前だろ!」


そしてまた意外な。シェリーは魔王を1度辞めていた!……てかこの人シェリーのことを知りすぎじゃない?


「……というよりアイツのメンタルどうなってんだよ……何で……」

「それ以上言ったら私でも許さないよ?」


ゾッときた。

今までまるで一般人のように思えたルナだが、この瞬間だけはまるで化け物のように感じた。


「……へいへい、……そうだな、そう見せてるってだけでアイツも悲しんで……いや、そういえば無理だったか……」

「……わかったならいいよ。でももう二度と言わないでね?シュ」


ちなみにだがこの人、シュと呼ばれているが本名なのかな?とてもそうは思えないんだけど……

それをルナに聞いてみた所…


「そりゃ勿論偽名だよ?まずこの人わかってると思うけど一般人じゃないし」


との事で。まぁ魔王と知り合いの時点で一般人ではないよね。


しかし何でシュ何だろ……なにか理由があるのかな?それとも適当?


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