ハロウィンパーティ
先の凶事より時は流れ。
今また、嵐の予感があった……。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
次の年。
その時はハロウィンが終了した週の日曜日。
家族を車に乗せ、ガキンチョめら(達)、忘れてるかな~?
と思っておりましたら、そこはさすが当家の若大将。
「おとーさん、ハロウィンは?」
と、来たもんだ!Σ( ̄ロ ̄lll)
憶えてるもんだね~。
じゃ、セブンイレブンで。
※一企業を応援する意図はございません。
つって、コンビニに向かいますと
「トリックアトリート! トリックアトリート!!」
と大合唱。
タマゴ持ってたら投げつける勢いですよ。
ホンマニ。
西洋のジャリどもは、こうやってお菓子をくれないと玄関にタマゴを投げつけるらしいですな。
ちょっと思い出しましたがポケモンにハピナスつーピンクの茄子の化け物がおるんですが、
(茄子なの?)
それが、胸に抱いたタマゴをトレーナーの命令を受けると投げつけるんですよ。ヒドい話です。
トレーナーも人非人ですな。
で、コンビニいきましたら、すでに当日のためにハロウィン菓子は品薄。
スティッチが扮するかぼちゃの入れ物に数点のキャンディが入ったものが500円。
有無を言わず、それを二人してわしづかみしておりましたが……。
「同じ500円なら、色々買った方が得じゃない?」
と、提案しますと、
「500円も買っていいの~???」
と、キラッキラした目で見ておりましたが……。
普段は、100円の中で選別させているのですが、スティッチが500円だったためにそう言ってしまったのですね。
もう盆と正月が一緒に来たよな大騒ぎ。
「これ、100円だから……あと、400円買える……」
とまぁ、ブツブツ言うような夢のない子供たちになっちゃいました。
これなら、スティッチの方がよかったか?
って、感じで、二人とも3点で500円。
おばーさんが好きそうな飴とかも買ってましたがおそらく、自分で食べるんでしょう。
それで、数日、飢えをしのいでおくれ!
トリックアトリート!
【おしまい】